U22日本代表2枠争いで豊川が1アシストと結果
[2015年12月29日20時41分]
右CKでFWオナイウの得点をアシストしたU-22代表候補MF豊川
沖縄・石垣島合宿中のU-22(22歳以下)日本代表が29日、50分1本の紅白戦を行った。主力組と控え組の序列をつけた形で行われ、先発は主力組がGK櫛引政、DF松原、植田、奈良、亀川、MF遠藤、大島、矢島、中島、FW久保、鈴木。控え組がGK杉本、DF室屋、高橋、櫛引一、安在、MF川辺、三竿、豊川、前田、FW荒野、オナイウでスタート。GK牲川、DF岩波、MF原川が途中から出場した。負傷中のGK中村はピッチに立つことができなかった。
試合は開始5分、主力組が先制する。松原の右クロスを大島が右足ボレーで突き刺した。15分には矢島の右CKに植田が頭で合わせて追加点を挙げた。控え組も反撃する。20分、豊川の右CKがオナイウの頭をとらえ、ゴールマウスに飛び込んだ。1点差に迫ったが、試合は連係に一日の長がある主力組のペース。31分、再び矢島のCKからFW久保のヘディング、37分には矢島のCKのこぼれ球を原川がゴール前に上げ、岩波が右足で豪快に突き刺した。4-1で笛が鳴り、石垣島合宿の実質最終日の練習を打ち上げた。
主力組がまずまずの仕上がりを見せた一方、控え組では、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(来年1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2枠を争っていた豊川が1アシストと結果を出した。「CKは良いところに上げられたけど、得点を取りたかった。どうなるか分からない。あとは待つだけ」と、30日の運命の発表を迎える。手倉森監督は「力をぶつけ合うゲームになり、白熱して高め合えたと思う。残り2枠については、これからコーチ陣の話も聞いて最終的に決めたい」。天皇杯では浦和MF関根が好調だったこともあり、最後の最後まで悩みそうな様子だった。
U22豊川生き残りに望み 最終メンバー今日発表
[2015年12月30日7時51分 紙面から]
紅白戦で力強いドリブルを仕掛けるU-22代表候補MF豊川。左はMF原川
沖縄・石垣島合宿中のサッカーU-22(22歳以下)日本代表が29日、候補選手の生き残りをかけた紅白戦を実施した。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジア選手権(来年1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2人を決める参考材料となる実戦で、控え組に入ったMF豊川雄太(21=鹿島)が1アシストと結果を残した。MF前田直輝(松本)FW荒野拓馬(札幌)も最後のアピールを行い、今日30日の運命のメンバー発表を待つ。
望みをつなぐ放物線が描かれた。紅白戦の20分、右CK。控え組MF豊川が蹴ったボールが、FWオナイウの頭をとらえた。MF遠藤、DF植田らA代表経験者の壁を破るアシスト。鹿島でも任される正確なプレースキックで、残り2枠の決断材料を求める手倉森監督に猛アピールした。
終盤には自陣からドリブルを仕掛けた。MF原川を右半身で押さえつけながら、力強く左サイドの敵陣深くまで運んでいく。指揮官も思わず「トヨーッ!」と声を上げた。相手DFの背後を突く動きも愚直に繰り返し、手倉森監督から「十分に体を張れることが分かった。相手のギャップに入り込んでいく動きも良かった」と認められた。
ラストチャンスにかけてきた。故郷熊本で自主トレを重ね、東海大熊本校の練習にまじって状態を高めてきた。石垣島でも走り続け、迎えた最後の実戦。「CKは良い位置に上げられたし、ゴールへ向かう姿勢も見せられた。ただ得点を取りたかった」。“当確弾”こそ決められなかったが「あとは待つだけです」。
ほかの候補も力を発揮した。浦和MF関根は天皇杯の柏戦で躍動し、右サイドを切り裂いた。テレビで確認した手倉森監督も「彼の持ち味が発揮できる状況だった」。紅白戦ではMF前田がドリブル、FW荒野が体を張る特長を示し、前田は「仕掛けなければ自分じゃないし、やることはやった」と完全燃焼した。
残り2枠は今日30日、帰京後の会見で発表される。指揮官は「まだ迷うほど、みんな良い。コーチ陣の話も聞いて決断したい」。最終予選の鍵も握りそうな2人が、決定する。【木下淳】
豊川 U22生き残りへのアシスト 指揮官「常に前向く姿勢いい」
U22石垣島合宿 紅白戦 主力組4―1控え組 (12月29日)
紅白戦でボールを奪う豊川(手前)
Photo By スポニチ
来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU―22日本代表は29日、沖縄県石垣市内で調整した。予選メンバーの残り2枠の座を争うMF豊川雄太(21=鹿島)が、紅白戦で1アシストして生き残りへアピールした。
試合開始から20分、控え組が右CKを得るとキッカーは豊川。右足で狙い済ましたボールは、ゴール前で競り合いを制したオナイウの頭にドンピシャで合った。最終予選メンバー23人の残り2枠を争い、重要な紅白戦で1アシストと結果を出し「(セットプレーが)チームの得点源になれば助けになる。やれることはやった」と充実感をにじませた。既に決定しているメンバー21人の中でキッカーは右足の矢島、左の山中がいるが、手薄な状況。メンバー入りへ大きなアピールとなった。
終盤には左サイドのライン際を原川と競り合いながらドリブル突破。最後は止められたが、技術と強さを見せ「ああいう姿勢だったり、ゴールに向かう姿勢は出せた」と手応えを口にする。手倉森監督も「体を張れるし、相手のギャップに入っていける。常に前を向く姿勢は良かった」と評価した。残り2枠の発表は30日。やるべきことをやり、吉報を待つ。
[ 2015年12月30日 05:30 ]
U22日本代表2枠争い豊川がアピール
2015年12月30日
紅白戦でCKからアシストした豊川
「U-22日本代表合宿」(29日、石垣市内)
来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU-22(22歳以下)日本代表は29日、沖縄県石垣市内で紅白戦(50分)を行い、主力組が4-1で控え組を下した。残り2枠の最終予選メンバーは30日に発表される。最終試験となる紅白戦で控え組に入ったMF豊川雄太(21)=鹿島=が1アシストをマークし、生き残りへアピールした。
豊川は右CKで精密な右足を披露した。20分にオナイウの頭にぴたりと合わせた。控え組の唯一の得点をアシストした。「鹿島で練習してきた。どうなるか分からないが、後は待つだけ」と表情も明るかった。
残された椅子は2つだけ。キッカーは右の矢島、左の山中だけと駒不足だけに印象は残した。手倉森監督は「体を張れると思った。前を取る姿勢はよかった」と評価した。強引なドリブル突破でも存在感を示した。
一方でMF前田は得意のドリブルが不発に終わり、「難しい面はあった」。FW荒野も「簡単なミスがあった」と肩を落とした。ライバルの2人はアピール不足に終わった。天皇杯準決勝に出場した浦和の関根も有力候補だ。
残り2枠は、センターバックを1枚削って攻撃の選手を2人入れる予定。最終試験は終了。手倉森監督は「コーチ陣の話を聞いてから決めたい」と語った。
わけわけ三国志
紅白戦にて合宿を締めたU-23日本代表候補である。
サブ組の豊川はアシストという結果を出したとのこと。
残りのメンバーへのアピールになったであろうか。
運命の発表は明日。
是非とも滑り込んで欲しいところ。
期待しておる。
わけわけ三国志
[2015年12月29日20時41分]
右CKでFWオナイウの得点をアシストしたU-22代表候補MF豊川
沖縄・石垣島合宿中のU-22(22歳以下)日本代表が29日、50分1本の紅白戦を行った。主力組と控え組の序列をつけた形で行われ、先発は主力組がGK櫛引政、DF松原、植田、奈良、亀川、MF遠藤、大島、矢島、中島、FW久保、鈴木。控え組がGK杉本、DF室屋、高橋、櫛引一、安在、MF川辺、三竿、豊川、前田、FW荒野、オナイウでスタート。GK牲川、DF岩波、MF原川が途中から出場した。負傷中のGK中村はピッチに立つことができなかった。
試合は開始5分、主力組が先制する。松原の右クロスを大島が右足ボレーで突き刺した。15分には矢島の右CKに植田が頭で合わせて追加点を挙げた。控え組も反撃する。20分、豊川の右CKがオナイウの頭をとらえ、ゴールマウスに飛び込んだ。1点差に迫ったが、試合は連係に一日の長がある主力組のペース。31分、再び矢島のCKからFW久保のヘディング、37分には矢島のCKのこぼれ球を原川がゴール前に上げ、岩波が右足で豪快に突き刺した。4-1で笛が鳴り、石垣島合宿の実質最終日の練習を打ち上げた。
主力組がまずまずの仕上がりを見せた一方、控え組では、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(来年1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2枠を争っていた豊川が1アシストと結果を出した。「CKは良いところに上げられたけど、得点を取りたかった。どうなるか分からない。あとは待つだけ」と、30日の運命の発表を迎える。手倉森監督は「力をぶつけ合うゲームになり、白熱して高め合えたと思う。残り2枠については、これからコーチ陣の話も聞いて最終的に決めたい」。天皇杯では浦和MF関根が好調だったこともあり、最後の最後まで悩みそうな様子だった。
U22豊川生き残りに望み 最終メンバー今日発表
[2015年12月30日7時51分 紙面から]
紅白戦で力強いドリブルを仕掛けるU-22代表候補MF豊川。左はMF原川
沖縄・石垣島合宿中のサッカーU-22(22歳以下)日本代表が29日、候補選手の生き残りをかけた紅白戦を実施した。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジア選手権(来年1月12日開幕、カタール)の未発表メンバー2人を決める参考材料となる実戦で、控え組に入ったMF豊川雄太(21=鹿島)が1アシストと結果を残した。MF前田直輝(松本)FW荒野拓馬(札幌)も最後のアピールを行い、今日30日の運命のメンバー発表を待つ。
望みをつなぐ放物線が描かれた。紅白戦の20分、右CK。控え組MF豊川が蹴ったボールが、FWオナイウの頭をとらえた。MF遠藤、DF植田らA代表経験者の壁を破るアシスト。鹿島でも任される正確なプレースキックで、残り2枠の決断材料を求める手倉森監督に猛アピールした。
終盤には自陣からドリブルを仕掛けた。MF原川を右半身で押さえつけながら、力強く左サイドの敵陣深くまで運んでいく。指揮官も思わず「トヨーッ!」と声を上げた。相手DFの背後を突く動きも愚直に繰り返し、手倉森監督から「十分に体を張れることが分かった。相手のギャップに入り込んでいく動きも良かった」と認められた。
ラストチャンスにかけてきた。故郷熊本で自主トレを重ね、東海大熊本校の練習にまじって状態を高めてきた。石垣島でも走り続け、迎えた最後の実戦。「CKは良い位置に上げられたし、ゴールへ向かう姿勢も見せられた。ただ得点を取りたかった」。“当確弾”こそ決められなかったが「あとは待つだけです」。
ほかの候補も力を発揮した。浦和MF関根は天皇杯の柏戦で躍動し、右サイドを切り裂いた。テレビで確認した手倉森監督も「彼の持ち味が発揮できる状況だった」。紅白戦ではMF前田がドリブル、FW荒野が体を張る特長を示し、前田は「仕掛けなければ自分じゃないし、やることはやった」と完全燃焼した。
残り2枠は今日30日、帰京後の会見で発表される。指揮官は「まだ迷うほど、みんな良い。コーチ陣の話も聞いて決断したい」。最終予選の鍵も握りそうな2人が、決定する。【木下淳】
豊川 U22生き残りへのアシスト 指揮官「常に前向く姿勢いい」
U22石垣島合宿 紅白戦 主力組4―1控え組 (12月29日)
紅白戦でボールを奪う豊川(手前)
Photo By スポニチ
来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU―22日本代表は29日、沖縄県石垣市内で調整した。予選メンバーの残り2枠の座を争うMF豊川雄太(21=鹿島)が、紅白戦で1アシストして生き残りへアピールした。
試合開始から20分、控え組が右CKを得るとキッカーは豊川。右足で狙い済ましたボールは、ゴール前で競り合いを制したオナイウの頭にドンピシャで合った。最終予選メンバー23人の残り2枠を争い、重要な紅白戦で1アシストと結果を出し「(セットプレーが)チームの得点源になれば助けになる。やれることはやった」と充実感をにじませた。既に決定しているメンバー21人の中でキッカーは右足の矢島、左の山中がいるが、手薄な状況。メンバー入りへ大きなアピールとなった。
終盤には左サイドのライン際を原川と競り合いながらドリブル突破。最後は止められたが、技術と強さを見せ「ああいう姿勢だったり、ゴールに向かう姿勢は出せた」と手応えを口にする。手倉森監督も「体を張れるし、相手のギャップに入っていける。常に前を向く姿勢は良かった」と評価した。残り2枠の発表は30日。やるべきことをやり、吉報を待つ。
[ 2015年12月30日 05:30 ]
U22日本代表2枠争い豊川がアピール
2015年12月30日
紅白戦でCKからアシストした豊川
「U-22日本代表合宿」(29日、石垣市内)
来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU-22(22歳以下)日本代表は29日、沖縄県石垣市内で紅白戦(50分)を行い、主力組が4-1で控え組を下した。残り2枠の最終予選メンバーは30日に発表される。最終試験となる紅白戦で控え組に入ったMF豊川雄太(21)=鹿島=が1アシストをマークし、生き残りへアピールした。
豊川は右CKで精密な右足を披露した。20分にオナイウの頭にぴたりと合わせた。控え組の唯一の得点をアシストした。「鹿島で練習してきた。どうなるか分からないが、後は待つだけ」と表情も明るかった。
残された椅子は2つだけ。キッカーは右の矢島、左の山中だけと駒不足だけに印象は残した。手倉森監督は「体を張れると思った。前を取る姿勢はよかった」と評価した。強引なドリブル突破でも存在感を示した。
一方でMF前田は得意のドリブルが不発に終わり、「難しい面はあった」。FW荒野も「簡単なミスがあった」と肩を落とした。ライバルの2人はアピール不足に終わった。天皇杯準決勝に出場した浦和の関根も有力候補だ。
残り2枠は、センターバックを1枚削って攻撃の選手を2人入れる予定。最終試験は終了。手倉森監督は「コーチ陣の話を聞いてから決めたい」と語った。
わけわけ三国志
紅白戦にて合宿を締めたU-23日本代表候補である。
サブ組の豊川はアシストという結果を出したとのこと。
残りのメンバーへのアピールになったであろうか。
運命の発表は明日。
是非とも滑り込んで欲しいところ。
期待しておる。
わけわけ三国志