鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

岳、無意識のプレーをどれだけ蓄えておけるかが重要なんです

2015年12月07日 | Weblog
鹿島アントラーズ 柴崎岳(上) 「無意識のプレー」をどれだけ蓄えられるか。究極を追求
2015/12/7付日本経済新聞 夕刊

 最近まで左足のスライディングタックルができなかったという。「ところがあのときは左足が自然に出たんですよ」。10月31日、鹿島がG大阪に完勝したナビスコカップ決勝。柴崎岳(23)は利き足の右ではなく、左足を無意識のうちに伸ばし、遠藤保仁の前進を止めた。


いまでも映像で丹念にプレーをチェックして課題を意識している

 「右足でいったらボールに触れなかったでしょうね」。そういうケースが多々あるから、左足のタックルの習得に取り組んできた。「無意識に」できなければ本物ではないという。

 試合中にいちいち考えてプレーしていたら場面が流れてしまう。「一歩を出せるかどうかは無意識の世界。無意識のプレーをどれだけ蓄えておけるかが重要なんです」。その行為の積み重ねがなければ選手の完成度は高まらない。

 柴崎は蓄えを増やすため課題を洗い出し意識する。「意識的に改善していかないと、それを無意識でできるようにはならない」。たぶん脳からの指令系統を新しくつくる作業なのだろうが、簡単なことではない。

 「パスカットにいくときも、まだ左足は自然に出ない。自分の左にボールが出てくると、右足のアウトサイドで処理してしまう」。それによって、ほんのわずかな遅れが生じ、パスが通ってしまうことがある。カットできたとしても次の動きに円滑に移れない。だから左足も無意識に出るようにしておかなければならないと説く。

 「もっと言えば、右足でも左足でもジャンプできないといけない」。確かに、クロスが上がってくる方向によって踏み切る足を替えないと、適切なほうに体をひねってボールを頭で適所へはね返せない。効率、プレーの有効性を考えればそういうことになる。

 「あいつは好んでウイークポイントと向き合う」。青森山田中学、高校で6年間、指導した監督の黒田剛はそう話す。「遠征帰りのバスで私の隣に来て、終わったばかりの試合のビデオを見ながら、自分のプレーについて意見を求めた。すぐ振り返ってプレーの選択が正しかったのかどうか、頭を整理しておきたかったのでしょう」

 もちろん、いまでも映像で丹念にプレーをチェックする。ここでどうすればボールを奪えたのか。有利に展開するにはどうすればよかったのか。追求すべきことはヤマほど見つかる。「小石をどれだけ積めるか。バランスよく、崩れないように。劇的にではなく、なだらかな成長をどれだけスピーディーにできるか」

 プロ入り5年を数え、日本代表に名を連ねるまでになってから、ここまで細かな問題を掘り下げ、いわば基礎工事のようなことに努める選手はまれではないだろうか。「究極をいうと、両足で同じプレーができないといけない。できる選手は世界に一人もいないでしょうが」。たぶん不可能なのだろうが、その究極を頭に置いているかどうかで選手としての到達点は変わってくる。

(敬称略)

 この連載は吉田誠一が担当します。



わけわけ三国志


課題を意識的に改善していく岳である。
この向上心が岳の持つ偉大な部分と言えよう。
最初から完璧なフットボーラーはいない。
一つ一つ成長して、より完全な選手として成長していくのだ。
岳の到達点はどこなのであろうか。
それを鹿島にて達成して欲しいと願う。
応援しておる。


わけわけ三国志

鈴木隆行、ふと引退しよう

2015年12月07日 | Weblog
元日本代表FW鈴木隆行が引退会見「後悔はまったくない」

引退会見に臨んだ鈴木隆行

 サッカーの元日本代表FW鈴木隆行(39)が7日、千葉市内のJ2千葉のクラブハウスで引退会見を行った。

 グレーのスーツ姿で登壇した鈴木は「21年間という長い間、プレーしてきました。たくさんの人々に支えていただき、プレーすることができました。ありがとうございました」と述べ、引退を報告した。

 引退を決意したのは10月頃。「練習が終わったあとに、ふと引退しよう」と考えたという。これまでは出場機会に恵まれない辛い時期でも、サッカーに対する情熱は失うことはなかったが、「たぶん次に進みたい気持ちが強くなって、それがプレーしたい気持ちを超えたんだと思います」と心境を吐露した。

 21年間の現役生活で一番の思い出はベルギーやセルビアモンテネグロ(当時)でプレーしていた2002年~06年。「満員の観客の中、紙吹雪や発煙筒がたかれて、すごい熱気の中で自分がピッチに入場したとき、サッカーをやっていてよかったと強く思ったのを今でも覚えています」と笑顔で振り返った。

 また、02年日韓W杯のベルギー戦で日本代表の初ゴールを決めた得点シーンについては、「すごいことだとは思うけど、自分のなかではあの期間中、いいイメージがないのが本音です。(重圧で)苦しかったので。ゴールも一瞬はうれしかったけど、まだ(1-1の)同点に追いついただけで、試合は終わっていないし、うれしい気持ちはすぐになくなりました」と回顧した。


引退会見に臨んだ鈴木隆行

 今後は指導者を目指す。「国内外を問わず、チャンスがあればどんどん出ていきたい気持ちがある。家族もいますが、そこは説得します」。21年間のプロ生活で延べ11度の移籍を経験した泥臭いストライカーは「後悔はまったくない。今はまったくサッカーをしたいと思わない。走りきったので」とすがすがしい表情で現役生活にピリオドをうった。


引退会見に臨んだ鈴木隆行



わけわけ三国志


引退会見を開いた鈴木隆行である。
次に進みたい気持ちが強くなり、引退を決めたとのこと。
多くのクラブ・国々を渡り歩き、実績と経験を持つ隆行の次なるチャレンジは指導者。
強い気持ちで高いレベルに達することであろう。
指導者・隆行に期待しておる。


わけわけ三国志

鹿島ユース、粘り強さを発揮

2015年12月07日 | Weblog
高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 鹿島が粘り強さを発揮し、優勝に輝く
2015年12月07日



ピックアップマッチ
市立船橋高校 1-2(前半0-0、後半1-2) 鹿島アントラーズユース
高円宮杯U-18プレミアリーグのEAST第18節が12月6日(日)に開催され、首位・鹿島アントラーズユース(茨城)は船橋市法典公園(グラスポ)球技場で市立船橋高校(千葉)と対戦しました。勝てば優勝が決まる鹿島と地元の強豪・市立船橋の対戦とあって、会場には試合前から大勢の観客が詰めかけました。
試合は序盤からピッチのいたる場所で激しいバトルが繰り広げられます。「球際では絶対に負けないよう、ここまで練習に取り組んできた」(熊谷浩二監督)という鹿島に対し、市立船橋も「自分たちは球際で引いてはいけない」と各選手が語るように、両チームの選手たちが真っ向からぶつかっていきます。前半、市立船橋はシュート2本、鹿島は1本に終わったことが、中盤での主導権争いの激しさを物語ります。



拮抗した展開が続いた前半とは打って変わり、後半は早々に試合が動きます。48分、攻撃参加を仕掛けた鹿島の右サイドバック、戸田拓海選手がゴールラインぎりぎりのところで粘ってクロスを上げ、これに反応した大里優斗選手が中央にパスを送ると、FW吉岡樹利也選手が相手GKと交錯してPKを獲得。キッカーの平戸太貴選手がゴール左隅に沈めて、鹿島に先制点をもたらします。対するホームの市立船橋もすぐさま反撃に出ます。53分、DF杉岡大暉選手が工藤友暉選手のCKにヘディングで合わせて、スコアを1-1の振り出しに戻しました。
「心が折れそうになる試合展開」(鹿島・熊谷監督)の中、鹿島は積極的に交代のカードを切ることで攻撃を活性化。67分、石津駿斗選手に代わって登場した色摩雄貴選手が俊足を生かして相手DFにプレッシャーをかけます。すると71分、この日一番のビッグプレーが生まれました。色摩選手が市立船橋DFから高い位置で奪ってペナルティーエリア内に持ち込むと、そのこぼれ球を大里選手が拾って角度のないところからシュート、一度はGKに弾かれたものの、戸田選手がヘディングで押し込み、鹿島に再び勝ち越し点をもたらしたのです。
この後、鹿島は市立船橋の攻撃をしのぎ切って、2-1の粘り勝ち。「シーズンを通して楽な試合は一つもなかった。今日もそうだった」と熊谷監督が振り返るように、鹿島が最終節も僅差の勝負をものにしてEASTチャンピオンに輝きました。



監督・選手コメント
永藤歩 選手(市立船橋高校)
前半は相手CBの裏を狙えば、嫌がるのかなと思いながらベンチから見ていました。でも、鹿島の守備は堅いですし、戦えるチームだなと思いました。自分たちも力強くプレーすることを意識しました。何回かチャンスを得た中で、それを決め切れなかったことが敗因だと思います。プレミアリーグは自分の自信につながりましたし、最終学年の今年はEASTで優勝してチャンピオンシップに進みたかったのですが、こういう結果になって残念です。長期のリーグ戦では、1試合1試合が大事なのだと痛感しています。

熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
予想どおり、厳しい戦いになりました。ただ子どもたちは成長してくれたと、あらためて感じました。心が折れそうになる展開の中、勝ち切ることができました。チームとしてたくましくなったように思います。(得点は)2点とも、あきらめていればそこで終わっていたかもしれませんが、自分たちが追求してきた粘り強さを発揮することができました。賢い戦い方も必要なのかもしれませんが、根本的な粘り強さを追求してきた結果、今回の勝利につながったのかなと思います。

戸田拓海 選手(鹿島アントラーズユース)
決勝点の場面は絶対にこぼれ球がくると思ってゴール前に走り込みました。ボールがきた瞬間、ヘディングで叩き込もうと思っていたのですが、ボールが見えなくて、入った瞬間も分からなかったのですが、周りが喜ぶ姿を見て決まったことに気付き、とにかくうれしかったです。勝因は気持ちで相手を上回ったこと。同点とされた後も、まだ時間があるとチーム内で声を掛け合っていましたし、焦りはありませんでした。この勝利は、最後まであきらめずにプレーした結果だと思います。

町田浩樹 選手(鹿島アントラーズユース)
相手の市立船橋はハードワークする上に足元の技術もしっかりしているので、難しい試合になりました。それでも、11人プラス控えの選手、監督をはじめとするスタッフ、そして応援団のメンバーが一丸となって勝利できたことがとてもうれしいです。得点源の垣田裕暉選手がいない中、攻撃的な選手がボールを収めてくれたので、「自分たちはエースがいなくてもできる」ということを証明できたと思います。チャンピオンシップは絶対に楽な試合にはならないと思いますが、自分たちの成長した姿を見せ、ユース生活3年間の集大成に恥じない試合がしたいです。

その他の試合結果
FC東京U-18 1-2(前半1-1、後半0-1) 青森山田高校
大宮アルディージャユース 3-1(前半2-0、後半1-1) JFAアカデミー福島
柏レイソルU-18 2-2(前半1-1、後半1-1) コンサドーレ札幌U-18
流通経済大学付属柏高校 2-2(前半0-0、後半2-2) 清水エスパルスユース
2位・青森山田高校(青森)は神谷優太選手の決勝点でFC東京U-18(東京)を下しましたが、他会場で鹿島が勝点3を加えたため、逆転優勝には一歩及びませんでした。大宮アルディージャユース(埼玉)は川田拳登選手の2得点などでJFAアカデミー福島(静岡)に勝利し、最終節を白星で飾っています。わずかに残留の可能性を残していたコンサドーレ札幌U-18(北海道)は柏レイソルU-18(千葉)と引き分け、降格が決定。流通経済大学付属柏高校(千葉)と清水エスパルスユース(静岡)は後半に点の取り合いを演じた末、2-2で試合を終えました。



わけわけ三国志


鹿島ユースの優勝を伝えるJFA公式である。
熊谷監督、戸田くん、町田くんのコメントが載る。
熊谷監督の指導は粘り強さ。
それが結果に結びついておる。
戸田くんは、勝因は気持ちで上回ったことと述べる。
メンタルの強さも植え付けられておる。
そして町田くんはチーム全体を称える。
謙虚さを持ちあわせておることが伺える。
若き年代に教育が染み付いておる。
今後も良い選手が育っていくことを予感させる。
楽しみなユースである。


わけわけ三国志

鹿島ユース・平戸くん、ブレずに自分たちらしさが出せた

2015年12月07日 | Weblog
[プレミアリーグEAST]「蹴る前に、みんなの顔が浮かんだ」鹿島ユースMF平戸が2戦連続で先制PK!
15/12/7 15:30



[12.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース グラスポ]
 
 鹿島アントラーズユースはトップチームへ昇格するMF平戸太貴が2試合連続で先制ゴールを決めた。前節の青森山田高戦は敗れれば、相手の優勝が決まる大一番で右足PKを成功。自力で優勝を決めるには勝つしかない市立船橋高戦でも後半4分に再びPKの機会が訪れた。

「PKには自信があったんですけど、こういう大一番で外したら一生言われるんだろうなと(微笑)。蹴る前に、みんなの顔が浮かんで絶対に決めないといけないなと思いました。決められて良かったです」。右足を振りぬくと、GKにコースを読まれながらもボールはゴールネットへ。右手を握りしめた背番号8はチームメートの祝福に応えると、すぐに厳しい表情で自陣へと戻り、試合を再開した。

 高い技術と判断力でゲームをコントロールする司令塔だが、中盤から精力的に前線へ飛び出すなど運動量も光った。チームの核となる部分を徹底。「そこは勝たないといけないというのは分かっていたんですけど、試合前にスタッフからも自分たちのやることをブレずに変えないでやれと言われていた。ブレずに自分たちらしさが出せた」と胸を張った。

 ガンバ大阪ユースとのチャンピオンシップへ向けて「勝って日本一が取れるように頑張っていきたい」と平戸。チームメートのCB町田浩樹やFW垣田裕暉が年代別日本代表に選ばれる中、「自分も」の思いを持つ実力派MFが、重圧かかるチャンピオンシップでも自分の仕事をやり通す。

(取材・文 吉田太郎)



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PKにて二戦連続弾を決めたユースの平戸くんである。
PKには自信を持っておったが、多くのことを考えた様子。
テクニックと判断力を兼ね備え、メンタルも十分な平戸くんは、プロ入り後に早く頭角を現すのではなかろうか。
熊谷コーチに鍛えられたボランチとして、もしくはトニーニョ・セレーゾ前監督が練習試合に起用したSBとしてなどどのようなポジションでもこなしてくれそうである。
その前に、ユース世代日本一を目指し、ガンバユースとの決戦が控える。
昨年もJユースカップの決勝では対戦しておる。
この試合ではPK戦の勝ち抜いて優勝を飾った。
今回はどのような戦いになるのであろうか。
楽しみである。


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ジョルジーニョ監督率いるヴァスコ・ダ・ガマ降格

2015年12月07日 | Weblog
ジョルジーニョ招聘以降意地を見せた名門バスコ・ダ・ガマのセリエB降格が決定
ブラジル全国選手権 第38節 コリチーバ 0-0 バスコ・ダ・ガマ


▲ 元鹿島のジョルジーニョ氏はバスコ・ダ・ガマの1部残留を託されて8月16日に監督に就任。最終節まで粘り強く健闘したが、悲願は叶わなかった

12月6日に行われたブラジル全国選手権の第38節。パラナー州の州都クリチーバで行われた「コリチーバ×バスコ・ダ・ガマ」は、両者ともに決め手を欠いてスコアレスドローに終わった。この結果、バスコは18位が確定してセリエB(2部)降格となった。一方、コリチーバはセリエA(1部)残留を決めた。

残留のために勝利が最低条件のバスコは14分にネネが相手との競り合いを制してシュートを放ったが、飛び出したキーパーにシュートコースを塞がれてしまう。対するコリチーバは31分に中央突破から最後はエンリーキ・アウメイダが左足で合わせたが、シュートは枠を捕らえられなかった。

後半、バスコは49分にレアンドロ・シウバのチャージを受けたネネがペナルティエリアで倒されたが、主審はPKをとらず。バスコのベンチではコーチらが立ち上がって副審に抗議したが、ファウルは流された。

その後は両チームともに見せ場がなく、後半のアディショナルタイムにバスコはジョルジ・エンリーキの退場などで勝利の可能性を自らで潰してしまった。

バスコ・ダ・ガマはリオ・デ・ジャネイロ4大クラブ(フラメンゴ、フルミネンセ、ボタフォゴ、バスコ)の一角とされる名門だが、ブラジレイロンではここ数年低迷していてセリエAとセリエBを往来している。今季は元鹿島のジョルジーニョ氏を監督に招聘すると、チームは覚醒。ジョルジーニョ監督就任当時は勝ち点が13しかなかったバスコを、最終的には勝ち点41まで引き上げた。だがあと一歩及ばず、セリエA(1部)残留は叶わなかった。
元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノらを擁した1998年にはコパ・リベルタドーレスを制してトヨタカップにも出場したが、今のバスコにその面影は見られない。



わけわけ三国志


降格の決まったジョルジーニョ率いるヴァスコ・ダ・ガマである。
勝利の必要な最終戦にてスコアレスドローに終えてしまった。
これは無念。
とはいえ、ジョルジーニョ監督は、就任当時は勝ち点が13を、最終的には勝ち点41まで引き上げた。
采配に問題はなかったように思う。
監督として実績を積み上げたわけではないが、実力を付けていることが伝わってくる。
また再び、鹿島を率いることとなれば、大きな成果を上げてくれると思われる。
その日を夢見て、ニュースを見聞きしていきたいと思う。


わけわけ三国志

鹿島ユース・町田くん、自分たちも成長している

2015年12月07日 | Weblog
[プレミアリーグEAST]鹿島ユースはトップ昇格の188cmCB町田が背後の危機消し去る
15/12/7 15:03



[12.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース グラスポ]

 優勝がかかった大一番。前半、緊張からかやや受け身のサッカーになってしまい、どこからしさを欠いた鹿島アントラーズだったが、その中でピンチを救っていたのがトップチーム昇格が決まっているU-18日本代表CB町田浩樹だった。

 前半10分、スルーパスで市立船橋高MF押尾大貴が抜け出しかけたが、スライディングタックルで触り、CKに逃れる。市立船橋はウイングプレーヤーに食いついてきたSBの背後のスペースを活用。そして中央に開きかけたスペースへパスを通してきた。前半30分過ぎには連続で相手にあわやのシーンをつくられた鹿島だが、この場面でも「(自分は)あんまり足速くない。ポジショニングとかで違いをつくらないといけない。成長できたと思います」という188cmDF町田が絶妙なカバーリング。大一番で相手に先制点を与えなかった。

 また特に前半は相手にCFとの競り合いで完勝。前線で起点を作らせなかった。先制直後にセットプレーで失点したことは反省点だが、それでも市立船橋にいい形でのシュートを打たせずに勝利に貢献。1年時から最終ラインを任されてきた町田は「1年の時は残留争いで2年の時も優勝から遠かった。1年のシーズン通して戦うのは難しいし、それでタイトル取れたのは大きいと思います」と高校年代最高峰のリーグ戦を制したことを素直に喜んでいた。

 12月12日にはG大阪ユースとのチャンピオンシップが行われる。G大阪にはMF高木彰人、MF堂安律というU-18日本代表のチームメートたちがいるが、警戒しつつも「楽しみです」とニヤリ。昨年のJユースカップ決勝で勝利している相手に対して「ポゼッション上手くて攻撃力がある。楽な試合ではない。Jユースと同じ展開になると思う。ガンバも成長していると思うんですけど、自分たちも成長している」という町田は、チームメートたちとともに相手以上の成長を示して高校年代日本一を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)



わけわけ三国志


市立船橋高校戦での守備を支えたユースの町田くんである。
最終ラインで身体を張り、機を見てはラインブレイクして前で潰す。
絶妙なカバーリングも魅せた。
まさに守備の要であったと言い切ってよかろう。
今週末のガンバユースとの決戦では、得点を許さず、鹿島の巨大な壁として立ちはだかるのだ。
ユース年代の頂点に立つため完封劇を演じろ。
町田くんの活躍を期待しておる。


わけわけ三国志

鹿島ユース・戸田くん、今回も勝って終わりたいと思っています

2015年12月07日 | Weblog
[MOM1612]鹿島ユースDF戸田拓海(3年)_「当たり前」の諦めない姿勢が生んだビッグプレーと栄冠
15/12/7 14:10



[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース グラスポ]

 ギリギリの攻防を自分たちに傾ける、まさに鹿島アントラーズユースのサッカーを表現するような2つのゴール。後半4分にMF吉岡樹利也が獲得したPKのシーン含めていずれの場面も各選手の執念が繋がって生まれたようなゴールだったが、その2つにともに絡んだのが右SB戸田拓海と左SB大里優斗の両SBだった。特に戸田は後半26分に“優勝決定弾”。昨年途中までCBだったスピード豊かな右SBが大仕事をしてのけた。

 まずは後半4分。右サイドの混戦から頭でコントロールしたボールはエンドラインを割りそうだったが、「あれは行けると思っていきました」という背番号14がラインすれすれのボールを諦めずに身体を投げ出すような姿勢でクロスを放り込む。このギリギリの状況で残したボールは大里の折り返しを経て吉岡の身体を張ったPK獲得に繋がった。これで同点に追いついた鹿島はさらに26分、左サイドの混戦からFW色摩雄貴が身体を張ってボールを繋ぐと、抜けだした大里がGKとの1対1からシュート。このこぼれ球を「絶対にこぼれ球が来ると思っていたのでゴール前まで走っていました」という戸田がDFと競りながら必死に身体を伸ばして頭で合わせ、決勝点を奪った。

「ヘッドで叩きこもうと思ったんですけどボールも見えなくて、入ったところも見えなかった」という戸田。フワリと浮いたボールはゆっくりとゴールラインを越えたが、その瞬間を見ることができなかった。それでも周囲の歓喜を肌で感じ取ると、拳を握りしめたままベンチ方向へダッシュ。ベンチから飛び出してきた選手たちと抱擁を繰り返した。

 諦めずにボールを追って先制PKに繋がるクロスを上げ、そしてリスクを承知で最終ラインからPAへ侵入してクロスを頭で決めた右SB。トップチームへ昇格するMF田中稔也も「(得意のドリブルでもっと貢献したい気持ちも)実際ありますけれど、チームのために走って、チームが勝てばそれでいい」と語っていたが、戸田自身が示した2つのシーンを含めてチーム全員が諦めずに、身体を張って、チームのために粘り強く戦うということを体現したことが勝利に繋がった。戸田は「当たり前のところを当たり前にやっていこうということで最後もやった結果だと思います」と全員がやるべきことをやり通して勝ち取った優勝を喜んだ

 戸田は守備面でもスピードを活かしたカバーリングを発揮。市立船橋高の快足FW永藤歩が出てきても「対人とかは全然怖くないです」と言い切る。そのSBはチャンピオンシップで対戦するG大阪ユース戦へ向けて「戦う気持ちを全面に出してプレーしたい。今回も勝って終わりたいと思っています」。昨年はシーズン最終戦となったJユースカップ決勝でG大阪ユースに勝って優勝。今年も関西の雄に勝利して笑顔でシーズンを終える。

(取材・文 吉田太郎)



わけわけ三国志


ユース・戸田くんのプレイについて綴るゲキサカの吉田氏である。
躍動感溢れる右SBの活躍で勝利を掴んだことがよく伝わってくる。
攻守に光るサイドバック。
鹿島の系譜はユースにまで浸透しておる。
ガンバユースとの決戦でも活躍してくれるであろう。
楽しみである。


わけわけ三国志

最終練習日、ファンとの交流

2015年12月07日 | Weblog
[鹿島]15シーズン最後の練習日。長時間にわたりファンやサポーターと交流
 鹿島の今季最後の練習は、ファンやサポーターとの交流をはかるものだった。選手たちが、練習見学に訪れていた子供たちをピッチに招き入れ、大岩剛コーチがルールを説明すると大人数でのサッカーが始まる。一生懸命ボールを追いかけて走る子供たちを華麗なテクニックでかわす選手たち。「みんなで協力して取るんだよ!」とコーチングスタッフから声をかけられると、大勢の子供たちが選手をとり囲む。そうした光景がピッチのあちこちで見られた。

 その後、選手が横一列に並び、訪れたファン・サポーターにサインと握手でこたえる。ファンを大事にする石井正忠監督流のおもてなしは、2時間20分にも及んだ。列の最後には、2,700万円相当の本物のヤマザキナビスコカップが飾られ、自由に記念撮影されることも許され、訪れた人達には笑顔があふれていた。

 長時間のファンサービスだった選手たちだったが、契約を満了する佐藤昭大は「最後に皆さんに直接挨拶ができて良かったです」と感謝の気持ちを伝えられたことを喜んでいた。来季の始動は1月12日。それまで、つかの間のオフとなる。
(鹿島担当 田中滋)



わけわけ三国志


12月5日の練習最終日の様子を伝えるBLOGOLAの田中滋氏である。
ファンとの触れ合いの様子が良く伝わってくる。
石井監督になり、大きく変わった部分の一つと言えよう。
やはり、ファンとの一体感は重要である。
また、この日を最後にクラブを去る佐藤昭大は感謝の気持ちをコメントしておる。
それぞれの道を歩む、佐藤、本山、隆雅(と既にブラジルに帰国したダヴィ)には新しいクラブにて活躍して欲しい。
そして、鹿島の再始動は1月12日。
気持ちを高めてタイトルを目指す。
楽しみである。


わけわけ三国志

鹿島ユース、それぞれが力を出し切って掴んだ充実の白星だった

2015年12月07日 | Weblog
[プレミアリーグEAST]鹿島ユースが初V!“優勝決定戦”でも走って、戦って、紙一重の攻防で上回る!
15/12/7 11:05



[12.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース グラスポ]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは6日に最終節を行い、船橋市法典公園(グラスポ)球技場では首位の鹿島アントラーズユース(茨城)と3位・市立船橋高(千葉)が激突。右SB戸田拓海の決勝ゴールによって2-1で勝った鹿島が2位・青森山田高(青森)を勝ち点1差で振り切り、初優勝を果たした。鹿島は12月12日のチャンピオンシップ(埼玉)でプレミアリーグWEST優勝のガンバ大阪ユースと高校年代日本一を懸けて戦う。

 引き分けでも優勝を逃す可能性のあった最終節。鹿島は熊谷浩二監督が「子供たちがすごく成長してくれているのは改めて感じました」と評したように、選手37名と熊谷監督をはじめとするスタッフ5名で目指してきたことを全員で表現して自力で優勝を勝ち取った。この日はアウェーの“優勝決定戦”に多くのサポーターが参戦。指揮官は「アウェーですけどたくさん見に来てくれて、前節もホームだったんですけど非常にたくさんのサポーターに入って頂いた。来てくれて嬉しいのと同時に、何かしら足を運びたくなるようなものが、もしかしたら子供たちの中にも熱量というか、伝えられるものができてきているのかなと感じます」と、人々を惹きつけるような熱い戦いを貫いた選手たちに目を細めていた。

 前節、ホームで首位・青森山田との首位決戦を制して初優勝に王手を懸けた鹿島は、トップチーム昇格が決まっているU-18日本代表候補のエースFW垣田裕暉が累積警告のために出場停止。一方の市立船橋は前節のドロー(対柏U-18、0-0)で優勝の可能性が潰えていたが、左SB古屋誠志郎が「前回の対戦で負けているんで『同じ相手に2回負けるのはありえない』『勝たないと何も示せない』と言われていた。勝っていい形で終わろう言っていた」と語ったように、白星をもぎ取りに行った。負傷から回復途上のU-18日本代表FW永藤歩(モンテディオ山形内定)は先発を外れたものの、ベガルタ仙台内定のMF椎橋慧也主将やMF工藤友暉中心に序盤からボールを支配して相手を押し込んだ。

 4分、市立船橋は1トップに起用された2年生FW矢野龍斗が胸トラップから左足ミドル。10分には左サイドからの攻撃で相手の背後を取り、工藤のスルーパスにMF押尾大貴が反応する。鹿島はこれをU-18日本代表CB町田浩樹(トップチーム昇格)がカバーして得点機を阻止したが、球際で怯まず、上回る回数も多かった市立船橋はバランスのいい攻守でゲームをコントロール。14分にはU-17日本代表CB杉岡大暉がドリブルで単騎PAまで持ち込むシーンもあった。鹿島はベンチの熊谷監督から再三「見るな!」の声。優勝のかかった試合で選手たちが硬くなり、出足が鈍ってしまっていた。受け身な展開だったが、MF千葉健太主将が「悪い流れというのを察することのできる選手が多くて、それが全体に声だったりで共有して、アクションを起こすことができてきている」という鹿島は自分たちからアクションを起こして立て直す。前半終盤はセットするディフェンスに加えて、10番MF田中稔也(トップチーム昇格)やMF吉岡樹利也、FW武田諒太、MF西本卓申らが前からがむしゃらにボールを追う持ち味も出て、少しずつ流れ引き戻すことに成功。40分には左サイドで千葉が身体を張ってマイボールにすると、MF平戸太貴(トップチーム昇格)が右足ミドルを放つ。相手左SBの古屋に危険なパスを通されるシーンも続いたが、これは町田の好カバーなどで阻んで前半を0-0で終えた。

 すると後半、田中が「(前半の終盤は)前からプレスをハメて行っていって自分たちからアクションして良くなった。前線で監督からももっとアクションしていけと言われていたので、後半は最初から前からガツガツいってプレッシャーをかけようと思っていた」と説明するようにギアを上げた鹿島が、開始直後にスコアを動かした。4分、敵陣右コーナー付近での攻防から強引に飛び出した戸田がゴールライン際のボールを諦めずに追い、ギリギリのところからクロスを放り込む。これをファーサイドの左SB大里優斗がDFに囲まれながらも必死に折り返すと、身体を投げ出すかのようにゴール前へ飛び込んできた吉岡がGKにファウルされてPK獲得。これを平戸が右足で蹴りこんで先制した。

 だが、市立船橋は8分、工藤の右CKをニアサイドに飛び込んだ杉岡がヘディングシュート。豪快な一撃であっという間に同点に追いついた。市立船橋は直後にも古屋の突破を起点に相手の守りを崩し、最後はGK石川碧人の好守に阻まれたものの、工藤が右足でフィニッシュ。そして20分、市立船橋が永藤を投入すると、鹿島も後半開始から出場していたFW石津駿斗に代えて切り札のFW色摩雄貴を送り出し、さらにDF中野純をCBに入れてCB松浦航洋のポジションを前に押し出す。

 互いに仕掛け合った中で勝ち越しゴールを奪ったのは鹿島の方だった。26分、左サイドの競り合いで色摩が必死に粘ると、混戦を抜けだした左SB大里がGKとの1対1から右足を振りぬく。これはGK岩佐大輝が懸命にブロックしたが、舞い上がったセカンドボールをPAまで詰めていた右SB戸田がDFと競りながらヘディングシュート。これがゆっくりとゴールラインを越えて鹿島が勝ち越した。大興奮の戸田はベンチに向かってダッシュすると、ベンチから飛び出してきた選手たちとタッチライン際で歓喜の抱擁。先制PKをもたらしたシーン同様に、紙一重のプレーから生み出したゴールに千葉は「『細かい、紙一重の部分が勝敗を分けるぞ』と監督も言っていて、その通りになった。そこで一歩頑張れるか、相手よりも一歩先に出られるかというのがウチの強味でもあると思う。それが2点とも出たと思います」と胸を張った。

 苦しい序盤を乗り越えて追いつかれても再び突き放した鹿島はその後も、色摩を中心とした攻撃やセットプレーから決定機をつくり出す。中盤でスプリントを繰り返した平戸が「鹿島ユースの良さは一人ひとりが走って、攻守の切り替え速くして、球際競ってというのが良さで、それを当たり前にやらないと試合に出れないというのがある。『アイツが走っているからオレもやらないといけない』と思うし、それをみんなのことを考えて、チームのことを考えて、そういうプレーが(自然に)出るというのがあります」というチームは最後まで仲間のために走りきった。そして最後の局面で相手の守りを破る部分を欠いていた市立船橋の反撃を振り切った鹿島が、歓喜の初優勝。エース垣田不在の穴を全員で埋め、それぞれが力を出し切って掴んだ充実の白星だった。

 だが、戦いはまだ終わりではない。一週間後には日本一を懸けてG大阪と戦う。町田は「自分たち37人プラススタッフ5人。42人は絶対にまとまって一人も欠けないで戦おうという話をしていた。このユースでの3年間の積み重ねを最後の1試合で全員で発揮できたらいいと思います」。また、熊谷監督と出会って考え方を変えることができたという千葉は「自分では頑張っていたつもりでも、熊さん(熊谷監督)に出会って、その頑張りはちっぽけなことで、もっともっとやっている人は周りにいて、もっともっと違う考えを持っている人はいて、そういう人がプロの世界でも成功しているということを教えてくれた。絶対に胴上げできるように。スタッフ5人全員胴上げできるように頑張ります」。仲間たち、スタッフ、サポーター、全員の力を結集してあと1勝。そして埼玉スタジアムでのチャンピオンシップを歓喜の胴上げで終える。
 
(取材・文 吉田太郎)



わけわけ三国志


プレミアリーグEAST 最終節・市立船橋高校戦について伝えるゲキサカの吉田氏である。
熱戦の様子が伝わってくる。
得点を決めた平戸くん戸田くんだけでなく、2得点に絡んだ大里くんの活躍がよくわかる。
また、身体を張って守り切った町田くんの躍動も。
キャプテン・千葉くんの言葉「自分では頑張っていたつもりでも、熊さん(熊谷監督)に出会って、その頑張りはちっぽけなことで、もっともっとやっている人は周りにいて、もっともっと違う考えを持っている人はいて、そういう人がプロの世界でも成功しているということを教えてくれた。絶対に胴上げできるように。スタッフ5人全員胴上げできるように頑張ります」がチームの雰囲気を良く伝える。
熊谷監督に鍛えあげられたこのメンバーが、この週末に日本一を目指す。
期待しておる。


わけわけ三国志

カイオ、来年はチーム全体で喜べる年にしたいです!

2015年12月07日 | Weblog
来季鹿島が優勝する確率は90%以上? カイオが2016シーズンを語る
2015年12月06日(日) 19時10分配信


2015シーズン、カイオは10得点を決めた photo/Getty Images

チーム内得点王となったMFカイオ

鹿島アントラーズは5日、クラブ公式ツイッターのフォロワーが7万人を突破したことを祝い、ツイッターチャットを実施。「7」という数字にちなんで、背番号7を付けるMFカイオへの質問を募集した。
鹿島サポーターから、今季を振り返ってくださいとリクエストを受けたカイオは「辛いこともありましたが、いい年でもありました。ただリーグタイトルを獲れていないので、来年はチーム全体で喜べる年にしたいです!」と回答。そして来季優勝の可能性を聞かれると、サポーターに心強い回答を送った。
「90%以上あると思います。全員がもっと向上したいという気持ちもあるし、リーグのタイトルを獲るという気持ちが強いです。皆さんの期待に応えるよう、しっかりとやりたいです!」
さらにカイオは今季のベストゲームに自身が2ゴールを奪った33節ホームでの横浜F・マリノス戦をチョイス。今季チーム内得点王となったカイオだが、来季も継続して横浜戦のような素晴らしいパフォーマンスができれば、鹿島が優勝する確率はさらに上がるだろう。鹿島の背番号7に2016年も注目だ。



わけわけ三国志


優勝の可能性について「90%以上あると思います。全員がもっと向上したいという気持ちもあるし、リーグのタイトルを獲るという気持ちが強いです。皆さんの期待に応えるよう、しっかりとやりたいです!」と答えたカイオである。
頼もしい回答と言えよう。
来季もカイオは鹿島でプレイし躍動してくれよう。
更なる飛躍の年として楽しみにしておる。


わけわけ三国志

湘南・遠藤航、既に交渉を行った

2015年12月07日 | Weblog
U22MF遠藤 6クラブと接触「この遠征で悩んで結論出す」
U―22中東遠征


U―22日本代表MF、湘南の遠藤
Photo By スポニチ


 湘南のU―22日本代表MF遠藤は来季の去就が注目される中、6クラブと交渉したことを明かした。

 神戸が手を引いたものの、浦和、川崎F、鹿島、名古屋、横浜が獲得に乗り出し、湘南残留の可能性も残されている。5日までに全クラブと接触したことを認めた遠藤は「この遠征中に悩んで結論を出す。帰って真壁さん(湘南社長)と話します」とした上で、代表での活動については「集中します」と頭を切り替えていた。
[ 2015年12月7日 08:10 ]

湘南・遠藤、既に6クラブと交渉
2015年12月7日


 6チームの争奪戦となっている遠藤

 今冬の国内移籍市場で争奪戦となっているU-22(22歳以下)日本代表主将で湘南DF遠藤航(22)が6日、獲得に乗り出している5クラブと既に交渉を行ったことを明かした。

 同代表の中東遠征出発前に取材に応じた遠藤は「プレースタイルが合うか、自分が成長できるクラブ」を第一条件とし、湘南残留も選択肢に残しつつ「遠征中に悩んで、帰ってきてから結論を出したい」と話した。

 今季日本代表にも選出された遠藤には浦和、川崎、鹿島、名古屋、横浜Mからオファーが届いている。神戸は撤退したが、残留を望む湘南を含めた6チームの争奪戦となっている。



わけわけ三国志


獲得に載りだしておるクラブと交渉の席に着いた湘南の遠藤航である。
鹿島もオファーを出しており、話し合いを持った模様。
どのような条件を提示したのであろうか。
サッカー批評のインタビューを読む限り遠藤航としてはDFで勝負したように受け取れる。
しかしながら、サイズ的に世界で勝負出来るCBは難しいと感じておる様子。
また、U-22日本代表でもA代表でもボランチとして起用され、上を目指すには中盤の選手として勝負した方が良いと周囲には観られておる。
どのポジションで、どのクラブでプレイすることになるのであろうか。
それが鹿島であれば、成長出来ることとなるであろう。
そして、そうなれば非常に嬉しい。
遠藤航の正しい判断を待っておる。


わけわけ三国志

鹿島ユース、プレミアリーグEAST優勝

2015年12月07日 | Weblog
チームオフ


今日はチームオフとなっております。写真は、市立船橋高校を2-1で破り、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST初優勝を決めたユースの選手たち。

[プレミアリーグEAST]鹿島ユースが初優勝!!チャンピオンシップでG大阪ユースと対戦へ:第18節
15/12/6 19:54



高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEAST

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは6日、最終節を行った。前節首位に浮上した鹿島アントラーズユース(茨城)はアウェーで市立船橋高(千葉)と対戦。序盤から押し込まれながらも、自分たちからアクションを起こすことで流れを取り戻した鹿島は後半5分、左SB大里優斗の折り返しに飛び込んだFW吉岡樹利也がPKを獲得する。これをMF平戸太貴が右足で決めた鹿島に対し、市立船橋は直後の8分、MF工藤友暉の右CKをU-17日本代表CB杉岡大暉がニアサイドで合わせて同点に追いつく。それでも鹿島は26分、左サイドでの混戦を抜けだしてPAへ切れ込んだ左SB大里の右足シュートのこぼれ球を右SB戸田拓海が頭で押し込んで勝ち越し。この1点を守った鹿島が2-1で勝ち、初優勝を決めた。鹿島は12月12日のチャンピオンシップでプレミアリーグWEST優勝のガンバ大阪ユース(大阪)と戦う。

 鹿島と勝ち点1差で逆転優勝を目指した2位・青森山田高(青森)はFC東京U-18(東京)と対戦。前半3分にMF豊島祐希のゴールで先制した鹿島に対し。F東京は44分、U-18日本代表候補FW佐佐藤亮が同点ゴールを決める。青森山田は後半22分にMF神谷優太が勝ち越しゴールを決めて2-1で勝ったが、鹿島も勝利したため2位に終わった。

 残留を懸けた8位・柏レイソルU-18(千葉)と勝ち点3差の9位・コンサドーレ札幌U-18(北海道)との直接対決は1-1の後半9分に柏MF鬼島和希が勝ち越しゴール。札幌は後半39分にFW({久保田成悟}}が決めたが、2-2で引き分けて初のプリンスリーグ降格となった。

 その他、4位の大宮アルディージャユース(埼玉)はFW川田拳登の2ゴールとDF朝妻佑斗のゴールによって、すでにプリンスリーグ降格の決まっているJFAアカデミー福島U18(静岡)に3-1で勝利。また7位の流通経済大柏高(千葉)と6位の清水エスパルスユース(静岡)との一戦はMF菅原俊平とMF宮川類のゴールによって流経大柏が2点をリードしたものの、清水は試合終了間際にMF福井悠陽とFW大野椋馬が連続ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んだ。

【プレミアリーグEAST第18節】(12月6日)
[船橋市法典公園(グラスポ)球技場]
市立船橋高 1-2 鹿島アントラーズユース
[市]杉岡大暉(53分)
[鹿]平戸太貴(50分)、戸田拓海(71分)

[秋葉の森総合公園 天然芝サッカー場]
大宮アルディージャユース 3-1 JFAアカデミー福島U18
[大]川田拳登2(1、24分)、朝妻佑斗(72分)
[ア]宮本英治(65分)

[流通経済大柏高グラウンド]
流通経済大柏高 2-2 清水エスパルスユース
[流]菅原俊平(63分)、宮川類(67分)
[清]福井悠陽(87分)、大野椋馬(89分)

[日立サッカー場]
柏レイソルU-18 2-2 コンサドーレ札幌U-18
[柏]山崎海秀(7分)、鬼島和希(54分)
[札]菅大輝(45分+1)、久保田成悟(84分)

[東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)]
FC東京U-18 1-2 青森山田高
[東]佐藤亮(44分)
[青]豊島祐希(3分)、神谷優太(67分)

[写真]市立船橋vs鹿島ユース。後半26分、鹿島は戸田が勝ち越しゴール



わけわけ三国志


プレミアリーグEASTにて初優勝を飾った鹿島ユースである。
この年代の最高峰となるリーグ戦を制覇したことは、鹿島の育成が機能しておるということを証明しておる。
試合は、センターFWの垣田くんを出場停止で欠く鹿島ユースがかなり苦戦したが、PKと混戦からのヘディングで勝ち越した。
この試合だけでなくチーム一丸となる結束はトップチームに繋がる鹿島の伝統である。
おめでとう。


わけわけ三国志