鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

インドネシアから帰国

2010年03月31日 | Weblog
鹿島が帰国、長時間移動に疲労の色濃く
 鹿島が31日早朝、成田空港着の航空機でACLペルシプラ戦が行われたインドネシア・ジャカルタから帰国した。30日の試合終了後、帰国準備を整えてドタバタで搭乗。長時間の移動を強いられ、さすがの選手たちも疲労の色が濃かった。先発フル出場したDF内田篤人(22)は「暑かった。勝ててよかったけど」と話し、茨城県鹿嶋市内に向かうチームバスに乗り込んだ。
 [2010年3月31日18時40分]

選手たちは無事インドネシアから帰国したとのこと。
一安心である。
暑かったグラウンドに加え、長時間のフライトは身体に応えたであろう。
しかしながら、明日からは仙台戦へ向けた練習が始まる。
気持ちを切り替え、体調を管理して、仙台に挑もうではないか。
我等は常に挑戦者である。
昇格組の仙台と言えとも、全力で戦わねばならぬ。
そして長旅の疲れもある。
更にアウェイの戦いである。
この危機的状況を打破するには、気持ちで負けぬことである。
リーグ戦も一つ一つ勝利を積み重ねたい。
北条政子は義高を女装させ日向薬師(ひなたやくし)代参の女房たちに紛れて御所から抜け出させた。

アジアの頂点を目指せ

2010年03月31日 | Weblog
鹿島が決勝Tへ進出、敵地で巧みに試合をコントロール=ACL
 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4戦、ペルシプラ・ジャヤプラ対鹿島の試合が30日にインドネシア・ジャカルタのゲロラ・ブンカルノスタジアムで行われ、鹿島が3-1で勝利。勝点を12に伸ばすとともに、決勝トーナメント進出を決めた。

 この日のジャカルタは、昼前から雨が降り続く天候。しかし、試合直前にその雨が止み、キックオフするころには芝から水分が蒸発し始めたため、ピッチ上は異様な湿度の高さとなった。そのため試合後、ミックスゾーンに現れた選手たちからは口々に「暑かった……」という声がため息とともに漏れていた。

 公式記録によると気温は29度となっているが、実際にはそれ以上の体感温度だったと思われる。中盤の中田浩二は「昨日よりは涼しいかと思ったけど、最初の10分だけだった」と苦しい試合だったことを明かした。

 試合は、開始1分に鹿島が遠藤康のゴールで先制するも、相手に同点弾を許すという予想外の展開。それでも興梠慎三が2点目、内田篤人が3点目を奪った後は意図的にペースを落とし、試合をコントロールすることで逃げ切った。
 一見すれば、格下相手の何でもない試合のように見える。だが、試合会場の雰囲気も含め、一度は流れが完全に相手に移った中で2点を追加し、ゲームをコントロールすることは力がなければ不可能だ。

「ここ2、3年でみんなが積み重ねてきたものがあるからね。みんなが試合を読めるようになったから、チームで戦えている。それこそメンバーもあまり変わっていないし。それが強みなんだと思う」
 中田は、この2年のACLでの悔しい経験が間違いなく生きているという。目指すはグループリーグ1位、そして決勝トーナメント1回戦を突破し、アジアの頂点を極めることだ。そのための準備は着々と進んでいる。


取材:田中滋
[ スポーツナビ 2010年3月30日 23:15 ]


ACLについて語るユダである。
昨季、一昨年と敗退した試合でピッチに立っておったユダにとってACLは特別な思いがあろう。
2008年アウェイのアドレード戦で守り切れれば、2009年のFCソウル戦でヘディングが入っておれば、と重要な試合で重要なポジションに位置しておった。
今季は決勝ゴール、同点ゴールを決め、決勝トーナメント進出に大きく貢献しておる。
昨日の試合に於いても、満男がピッチを去った後はキャプテンマークを巻き、チームを鼓舞しておった。
この男無くして鹿島の勝利はあり得ぬ。
ユダと共にアジアの頂点を目指したい。

ペルシプラ・ジャヤプラ戦報道

2010年03月31日 | Weblog
興梠弾で鹿島決勝T一番乗り/アジアCL

前半26分、チーム2点目のゴールを決める鹿島FW興梠(共同)
<アジアCL:鹿島3-1ペルシプラ>◇30日◇1次リーグ◇F組◇ジャカルタ

 F組首位の鹿島が、4連勝で1次リーグ突破を決めた。アウェーで最下位ペルシプラに3-1で快勝。出場32チーム中、決勝トーナメント一番乗りとなった。親善試合セルビア戦(4月7日、長居)の日本代表に選ばれたFW興梠慎三(23)が、公式戦6試合ぶりのゴールとなる決勝点を奪取。不振から脱出する手応えをつかむと同時に、チームを勝利に導いた。

 6試合ぶりの心地よいゴールの感触をかみしめた。1-1の前半26分。MF野沢の右からのクロスに反応した興梠が、胸トラップから流れるような動作で右足を振り抜くと、強烈な決勝弾が突き刺さった。「これをきっかけに、また(得点を)取れればいい」とホッとした表情を浮かべた。

 暗いトンネルから、ようやく抜け出した。最後のゴールは6日のリーグ開幕浦和戦。その後は何度も好機を迎えながら、ことごとくシュートを外し続けた。だが、昨季の3カ月半無得点の経験から「状態は悪くないし、そういう時は考えすぎない方がいい」。前向きな気持ちを失わなかったことが、結果につながった。

 父親の死去で急きょ遠征を回避したFWマルキーニョスのために「マルキの分もオレが頑張る」と奮起。24日のホーム、ペルシプラ戦などでハーフタイムの最中にも「興梠コール」を続けたサポーターに「点を取れてないのに、ありがたい」。傷心の仲間、背中を押してくれたサポーターへの思いを込めた一撃だった。

 日本代表のチームメートDF内田も腰の張りを抱えながらフル出場。前半34分にはゴール前のこぼれ球に詰め、だめ押し点を奪った。29日から自身が出演したソニーのテレビCMも放送開始となった「旬の男」は「一番簡単なシュートだった」と笑顔で振り返った。

 この日の勝利で鹿島は出場32チーム中、最速で1次リーグを突破した。興梠にとっては4月7日のセルビア戦に向け再加速を予感させるゴールでもあったが「もっと決めたかった。次につながればいい」と淡々と話した。悲願のアジア制覇達成まで、満足感には浸らない。

 [2010年3月31日9時25分 紙面から]

鹿島21歳遠藤が貴重な先制弾/アジアCL
<アジアCL:鹿島3-1ペルシプラ>◇30日◇1次リーグ◇F組◇ジャカルタ

 鹿島の、絶好調の21歳MF遠藤康が、この日も結果を残した。前半開始わずか57秒。DFジウトンの左からのクロスに反応し、ペナルティーエリア内に飛び込むと利き足とは逆の右足で合わせ、先制点を奪取。9日のACL全北現代戦の決勝点、27日のリーグ山形戦での2得点に続く、貴重なゴール。それでも「個人としては動けなかった。(試合前の雨で)ピッチが水っぽくて足が重かった」と満足はしていなかった。

 [2010年3月31日8時49分 紙面から]

鹿島3発!4戦全勝で1次L突破/ACL
2010.3.31 05:03

開始1分、先制ゴールを決める遠藤。1次リーグ突破に向け、鹿島が幸先のいいスタートを切った(共同)
 ACL・1次リーグ第4戦(30日、ペルシプラ1-3鹿島、ジャカルタ)1次リーグ第4戦を行い、F組首位のJ1鹿島が、敵地ジャカルタで同組最下位のペルシプラ(インドネシア)に3-1で勝ち、4戦全勝。勝ち点を12として、3勝1敗の全北(韓国)とともに同組2位以内を確定し、3季連続の決勝トーナメント進出を決めた。H組では初出場のJ1広島がアデレード(豪州)を1-0で下し、1勝3敗とした。

 肌寒い日本から一転、気温29度と高温多湿の敵地で始まった一戦。前半1分でMF遠藤が先制したものの、同点とされていた同26分。FW興梠が嫌な流れを断ち切った。胸でトラップし、振り向きざまに右足でボレーシュート。FWマルキーニョスが父親の急死で離脱する中、豪快な決勝弾でチームを救った。

 同34分にはDF内田もゴール前へ滑り込み、3点目。日本代表コンビの連続ゴールでの快勝に、オリベイラ監督は「前半で3点取れたので、さらに多く(点を)取る必要はなかった」と余裕の表情だった。

 無傷の4連勝で、早くも16チームによる決勝トーナメント進出が決定。「一つ一つ確実に歩んで目的を達成したい」と力を込める指揮官の下、チームが見据えるのはJ4連覇とACLの2冠だ。来月28日に全北とのホーム対決を残すが、悲願のアジア制覇へまず1次リーグ首位突破を目指す。



鹿島-ペルシプラ 前半、2点目を決める鹿島・興梠=ジャカルタ(共同)


鹿島-ペルシプラ 前半、先制のゴールを決めてガッツポーズする鹿島・遠藤。奥は興梠=ジャカルタ(共同)


興梠16強弾!W杯出場へアジアで結果出した

<ペルシプラ・鹿島>前半26分、2点目を決める鹿島・興梠慎三
Photo By 共同

 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第4戦が30日に各地で行われ、F組の鹿島はアウェーでペルシプラ(インドネシア)に3―1と快勝して4連勝。同組2位以内が確定し、クラブ史上最速で16チームによる決勝トーナメント進出を決めた。4月7日のセルビア戦(長居)日本代表に選出されたFW興梠慎三(23)が前半26分に勝ち越しゴール。W杯メンバー入りへ猛アピールした。

 興梠が意地の一撃を決めた。1―1で迎えた前半26分、MF野沢からの右クロスを胸トラップで冷静に足元へ落とすと、右足でゴールへズドン。19分に同点とされ、相手ペースとなっていた時間帯に嫌な流れを断ち切る勝ち越し弾。「とにかく結果が出せてよかった」。W杯メンバー発表前最後の試合となるセルビア戦へ向け、しっかりとアピールした。

 セルビア戦には、同じくスピードが売りのFW永井(福岡大)が選出。日本代表の岡田監督は永井について「興梠に匹敵するスピードを持っている」と高評価しており、危機感がさらに増した中で試合を迎えていた。自身も3月6日の浦和戦でゴールを決めて以来、公式戦5試合連続無得点。復調のきっかけをつかむ6試合ぶりのゴールとなった。

 昨季リーグ戦で12試合連続無得点だった時期に交代を告げられ、ベンチで悔し涙を流したことがある。リーグ3連覇に貢献した自負はあるが、年間を通してコンスタントに活躍できなかったという思いが強い。今季も浦和戦以降は決定機まで持ち込みながらゴールを奪えていなかっただけに、「これで次につながるかな」と悪夢を振り払う一発に笑顔が戻った。

 チームは父親の急死で離脱したFWマルキーニョス抜きでACL16強入り。今季公式戦無敗も9試合に伸ばした。自信を取り戻しつつある興梠は「まずは(4月4日の)仙台戦だね」と、代表合流前最後の試合でさらなるアピールを誓った。

[ 2010年03月31日 ]

内田がダメ押し!100メートル疾走弾
 【ACL 鹿島3―1ペルシプラ】鹿島の日本代表DF内田が前半34分、カウンターで自陣ゴール前から相手ゴール前まで約100メートルを疾走して追加点。腰痛で26日の練習を休んだ不安を一掃した。

 「こういう相手にはカウンターが基本。簡単なシュートだったよ」と言ってのけた。高い湿度の中での試合だったが、これまで吐き気予防のためかんでいたガムがなくても問題なくプレー「必要ないからね」と笑顔だった。

[ 2010年03月31日 ]


鹿島―ペルシプラ 前半、先制のゴールを決めてガッツポーズする鹿島・遠藤。奥は興梠
Photo By 共同


鹿島4戦全勝!クラブ最速で決勝T!…ACL
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第4節 ▽F組 ペルシプラ1―3鹿島(30日・ゲロラ・ブンカルノスタジアム) F組の鹿島がアウェーでペルシプラ・ジャヤプラを3―1で下し、無傷の4連勝を飾った。3位長春亜泰がアウェーの全北現代戦に0―1で敗れたため、鹿島の2位以上が確定し、一番乗りでの決勝トーナメント進出を決めた。試合開始から57秒でMF遠藤康(21)が先制点を挙げると、同26分、日本代表FW興梠慎三(23)が決勝弾。さらに同33分に日本代表DF内田篤人(22)が追加点を挙げた。H組の広島はホームでアデレードUを1―0で下し、初勝利を挙げて1勝3敗とした。

 ありったけの気持ちがこめられた。1―1で迎えた前半26分、右サイドのMF野沢がゴール前へ速いクロスを送る。FW興梠は胸トップで落とすと、かぶせるように右足を振り下ろした。いつもより激しく、いつもより鋭く腰を回した。ゴール右へ突き刺さる決勝弾。「もっと決めたかったけど、決められてよかった」。試合途中ながら安どの表情が浮かんだ。

 気温29度、湿度89%。ピッチは東南アジア特有の高温多湿に包まれた。5分も動けば髪先に汗がしたたり、シャツが重くなる。だが、「マルキがいない分、俺がやらないといけない」と走り回った。28日未明、ジャカルタへ出発する直前にエースFWマルキーニョスの父が他界。遠征メンバーから外れた。「最高のパートナー」と語る相棒へ、励ましの一撃だ。

 そのマルキーニョスがこの日、鹿嶋市内のクラブハウスで練習を再開した。最愛の存在を亡くしてから2日後のこと。いつまでも癒えることのないショックを抱えながら、チームが敵地で試合に臨む開始8時間前、ピッチに帰ってきた。異口同音に「マルキの分までやらなければ」と発したチームメートの言葉が聞こえたのか。少なくとも興梠は、奮起した。

 これでグループリーグ開幕から無傷の4連勝を飾った。3位長春が全北に敗れたため、グループリーグF組2位以内が確定。全8組で一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。4節目での突破は、クラブ最速記録だ。ただ、DF岩政は「想定の中で一番の結果だけど、1位にならないと。そして、ベスト8に進出しなければ意味がなくなる」と先を見据える。

 リーグ浦和戦(6日)以来、公式戦6試合ぶりの得点となった興梠も「これをきっかけに点を取れればいい。次につなげたい」と喜びに浸るつもりはない。クラブ悲願のアジア初制覇へ、第1関門を突破したに過ぎない。

 ◆決勝トーナメント日程 16強による決勝トーナメントは5月11、12日に行われ、鹿島がF組を1位通過した場合、H組の2位と、2位通過の場合はH組の1位と12日に対戦する。準々決勝第1戦は9月15日、第2戦は22日。準決勝第1戦は10月5日または6日に行われ、20日に第2戦。決勝は11月13日に国立で行われる。

(2010年3月31日06時03分 スポーツ報知)

ニッカンは興梠とヤス、サンスポはオリヴェイラ監督のコメント、スポニチは興梠と篤人、報知は興梠である。
ゴールを決めたそれぞれの選手にスポットが当たっておる。
先日の代表選出で記事にしやすい興梠が中心となるのも致し方のないところ。
そんな中で、スポニチは篤人がガム無しで活躍したとの情報と、報知はマルキーニョスがクラブハウスで練習を開始したとのスクープを報じておる。
どちらも我等にとって有益な情報であり、とても嬉しい。
篤人はこれで完全復活と言って良いであろう。
マルキーニョスは悲しみに暮れながらもブラジルへの帰国はしなかったということなのであろう。
今後の二人に注目である。

ペルシプラ・ジャヤプラ戦コメント

2010年03月31日 | Weblog
AFCチャンピオンズリーグ2010 グループF 第4戦
vsペルシプラ・ジャヤプラ

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
今日のゲームは点をたくさん取るということが目的ではなかったし、勝点3を取るということが目的だったのでそれは達成できたと思う。週に2度試合を行うということで選手の疲労を考えなくてはいけなかったし、コンディションを含めての交代だった。アントラーズはアジアチャンピオンになったことがないので、我々の目標は11月の決勝の舞台に立つこと。しっかりと良い準備をして一つ一つ戦っていきたいと思う。

2010年 3月 30日(火)

本日行われたACL第4戦ペルシプラ・ジャヤプラ戦は3-1で勝利しました。

【AFCチャンピオンズリーグ2010 ペルシプラ vs 鹿島】オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.03.30)
3月30日(火) AFCチャンピオンズリーグ2010
ペルシプラ 1 - 3 鹿島 (18:00/ゲロラ/732人)
得点者:1' 遠藤 康(鹿島)、19' ユスティヌス・パエウ(ペルシプラ)、26' 興梠 慎三(鹿島)、34' 内田 篤人(鹿島)

●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前半と後半で試合内容が違ったが?
「湿度が高めで慣れていなかった。前半でスコアが決まっていたので自分の判断でマネジメントしました。」

Q:後半は得点がなかったが?
「今日のゲームは点をたくさん取ることではなく勝点3を取ることが目的だった。それは達成できたと思う。」

Q:ジウトンを先発で起用し、後半途中で小笠原満男選手、興梠慎三選手を代えた理由は?
「週2回の連戦を戦って来た。選手を入れ替えていかないと難しい。リーグ戦などをトータルに考え、コンディションを含めて考えた結果。リーグ戦を含めて安定した戦いをするためにそういう判断をしました。その結果、チームのパフォーマンスを安定させることができたと思う。」

Q:これで勝点12、リーグ戦でも1位となりました。プライオリティはどちらに置くつもりですか?
「プライオリティはどちらでもない。ペストなチームを送り込むのが自分の考えです。アントラーズはアジアチャンピオンになったことがない。自分たちは11月の決勝に行くのが目的です。それまで一つひとつ勝っていくことを目指します。」


以上

【AFCチャンピオンズリーグ2010 ペルシプラ vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(10.03.30)
●内田篤人選手(鹿島):
「疲れた。蒸し蒸ししてた。よくあるダラーッとした暑さだった。今日は勝点3を持ち帰るのが目的だった。1点目が簡単に入りすぎた。でもジウトンとかが結果を出していたし、いいんじゃないかと思う」

Q:相手の13番と1対1の場面が多かったが?
「飛び込まなければ大丈夫だと思ってた。それより2番が大樹さん(岩政)の近くでボールを受けてドリブルを仕掛けてくるのが嫌だった。ハーフタイムにも監督から言われたけど相手にカウンターをされるのではなく、俺らがカウンターに行く展開にするべきだった。受けて立つべきだったね。相手が焦る内容にしないといけなかった。(ゴールの場面は)一番簡単なシュートだった。得点より、無失点の方がよかった」

●曽ヶ端準選手(鹿島):
「簡単じゃない。条件もそうだし、むこうはグランドに慣れていたしアグレッシブに来た。韓国のチームの時も前から来てたし、チャンスを作っていた」

●興梠慎三選手(鹿島):
「これをきっかけに、また点が取れればいい。まだ始まったばかりだし。でもよかったです。グランドがやりにくかったし、暑さもあったし、相手はホームで勢いがあった」

Q:宣言通りのゴールですが?
「でも、もっと決めたかった。次につながったらいいです。
雨が止んで、逆に蒸し蒸しした感じでイヤだった。」

●遠藤康選手(鹿島):
「(ゴールシーンで)合わせたのは右足。その後、受けてしまってリズムが悪くなった。失点後にすぐ2点目が取れてよかった。個人としてはあまり動けなかったかな。グランドが水っぽくて足が重かった」

●中田浩二選手(鹿島):
「暑かったね。昨日よりは涼しいかと思ったけど、最初の10分だけだった。あとは暑すぎた。1点目が早く入っちゃったから2点目、3点目を取りに行ってしまった。ジウトンや(内田)篤人、2人とも上がったところを突かれてしまった。鹿島でやった試合はオレは出てないけど、9番のブラジル人もうまかったし全然違う感じがした。こっちも前からプレッシャーをかけられなかった。ただ、慌てる必要はなかったし、そこをしのげば大丈夫だと思っていた。早い時間で2点目、3点目を取れたし。攻めさせてカウンターを狙うほうがよかった。もっと試合をコントロールしてもよかったのかもしれない。後半はうちのペースでやれた。その辺はうまくコントロールできたと思う」

Q:ジウトンに関して
「よくやっていたと思う。攻めに行き過ぎな部分はあったけど、先発は初めてだしね。もうちょっと慣れてくればバランスを取りながらの動きも出てくると思う。最初の試合でアシストできたのは、ジウトンのためにもよかったんじゃないか」

Q:ゲームコントロールに幅ができていると思うのだが?
「ここ2、3年でみんなが積み重ねてきたものがあるからね。みんなが試合を読めるようになったからチームで戦えている。それこそメンバーもあまり変わっていないし。それが強みなんだと思う」


気候もグラウンド状態も悪い中できっちりと勝ち点3を得られたことは大きな結果である。
初先発のジウトンもアシストという結果を出し、波に乗るであろう。
厳しい日程は続く、一つ一つ勝利を積み重ねていきたい。