鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

京都戦を思い起こして

2008年10月20日 | Weblog
柳沢から受け継いだ13番「見たか先輩」 鹿島・興梠
2008年10月19日11時59分
(18日、鹿島2―1京都)
 何でもないパスを決定機に変えてしまう。それが鹿島の興梠(こうろき)というFWだ。

 攻めあぐねていた前半19分。ピッチ中央で、中後(ちゅうご)が縦へ緩い浮き球をけった。右へ膨らむように走った興梠は、球筋を測ると一気に斜め前へ切れ込む。京都・水本に当たり勝ち、落下点にたどり着いた時はGKと1対1。左足でゴール右へ流し込んだ。置き去りにされた水本は背後で仰向け、大の字だった。

 「足を当てただけ」と興梠。そんな状況をつくれたのは持ち前の瞬発力あってこそ。今季の鹿島は一度、勢いづくと止まらない。追いつかれても、すぐ勝ち越した。推進力は22歳の先制点だった。

 この一戦に入れ込んでいた。初の日本代表を経験した後。「代表帰りで調子が悪かったら情けない」。ウズベキスタン戦に出た翌朝、鹿島の紅白戦にフル出場した。輪をかけたのは、昨季まで同僚だった京都・柳沢の存在だ。「色々と教わった先輩。目の前で決めたかった」。受け継いだ背番号13を、得点すると照れながら指さした。

 ただ、オリベイラ監督の要求は高い。「多くの日本人に喜びをもたらせる素質の持ち主だが、まだ成長過程。90分間、集中力を保てない」。後半38分に交代を告げられた本人も「前半で疲れちゃった。まだまだ」と自覚はある。

 抜きつ抜かれつの首位争いを続ける鹿島。興梠のもうひと伸びは、これ以上ない2連覇への近道になる。
(中川文如)

鹿島伊野波は1失点を反省/J1
<J1:鹿島2-1京都>◇第29節◇18日◇カシマ
 鹿島DF伊野波雅彦が1失点を反省した。1点リードで前半終了間際だった同43分、マークが緩かった自陣左サイドからアーリークロスを許し、伊野波も京都FW田原に振り切られて、左足ボレーを決められた。「ニアで競らせないようにしないといけない。1失点は反省しないと」。それでも後半は集中力を保ち、試合を通じても相手に許したシュートは6本だけ。接戦での勝利に貢献した。

 [2008年10月18日20時36分]

伊野波、失点悔やむ
2008/10/19(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
「失点を食らったので、そこは修正しないといけない。あのズレはまずかった」。DF伊野波雅彦は笑みをたたえながらも、勝利の余韻に浸ることなく反省を繰り返した。  これまでは、DF大岩剛とのローテーションでセンターバックを任されていたが、第27節清水戦からは連続で先発出場。以後3試合は無失点だっただけに、1失点が悔しかったようだ。それでも「少しずつだが、勢いが出てきた。自分の仕事をみんながやりきっているのが、結果につながっている」と手応えも口にする。「去年、自分は優勝を経験していないから、その分やらないといけない」。自身初優勝へ向けて、まい進するだけだ。

マルキ決勝弾 鹿島 2-1 京都
2008/10/19(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 【評】鹿島は前半19分、縦パスで興梠が抜けだし、相手を振り切り先制した。1-1の後半6分にはマルキーニョスが味方シュートをGKがはじいたこぼれ球を拾い、決勝点を奪った。京都は前半に田原が同点としたが、後が続かなかった。

■鹿島・MF青木剛
「ギリギリのゲームができて、次も気持ちを引き締めてやれる。自分たちが前に進むだけなので、残り5試合は全身全霊を懸けてやりたい」

【写真説明】
鹿島-京都 後半6分、鹿島・マルキーニョス(18)が決勝のゴール=カシマスタジアム


天下の朝日までもが興梠慎三を前面に押し出しておる。
ここまで各紙、興梠ばかりであった。
ニッカンスポーツの速報と茨城新聞が伊野波について触れた程度である。
伊野波については素晴らしい出来であったが、完封を逃したことがマイナスであったため、興梠ほどの報道が成されぬこともわからぬではない。
ところで、ここで声を大にして言いたきことこれあり。
誰も異常なアディショナルタイム4分間とあからさまに京都寄りに偏ったジャッジに触れぬのは如何なものであろうか。
前半終了間際失点の失点もダニーロへのファールが見逃されたからに相違ない。
とはいえ、これは主審が未熟だった故とも受け取れる。
しかしながら、後半30分過ぎ当たりからのジャッジには悪意を感じた。
鹿島へのチャージについては悪質でありファールであっても、無かったが如く流され。
京都の選手が倒れるとファール。
タッチラインのボールが出たか否かの判定も然り。
もし、あの状態で追いつかれ、もしくは逆転されておったらと思うと背筋が凍る想いである。
こんなことがまかり通って良いものであろうか。
審判の未熟さであれば我等も多少は我慢も辞さぬ。
この行為がJリーグもしくは日本サッカー協会の陰謀であったら、恐ろしいことである。
プロレスや相撲の問題どころではない。
真実か否かは闇の中であるが、疑念を抱かせるだけでもJリーグに問題があると言い切れるであろう。