鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

本山負傷離脱も

2008年10月27日 | Weblog
本山まで!鹿島「黄金世代」消えた…J1第30節

前半27分、長友(右)と交錯して痛がる鹿島・本山。検査の結果次第では、チームを離脱する可能性も浮上した
 ◆J1第30節 F東京3―2鹿島(26日・味スタ) ただの1敗ではなかった。前半で退いたMF本山が「腰が痛くて(取材は)すいません」と引き揚げていく。関係者によれば、前半40分すぎの接触プレーで、腰椎(ようつい)ねん挫を負った疑い。近日中に精密検査を受けるが、小笠原(左ひざ前十字じん帯損傷)、中田(右ひざ負傷)に続き、中核選手が離脱する可能性が出てきた。

 前日、他の上位勢が勝ち点を伸ばせず、F東京に勝てば連覇を大きく引き寄せるはずだった。だが、MF増田が「差を広げるチャンスだと意識しすぎた」と明かすように、チーム全体が攻め急ぐなど空回り。1度もリードを奪えないまま3失点を重ね、逆に2位名古屋との勝ち点差は1に縮まった。しかも、今後に不安を残す形となった。

 経験が勝敗に影響する終盤戦。本山が負傷離脱となれば大きな痛手だ。試合直後のロッカールームで、GK曽ケ端が「まだ首位だぞ。大丈夫だ」とゲキを飛ばした。「残念だけど、このまま勝ち続ければ優勝できる。それは変わっていない。勝っていけばいい」とMF中後。首位はキープしたものの、リードと呼べるリードはなくなった。

(2008年10月27日06時01分 スポーツ報知)

極めて悪質なチャージで負傷した本山は想像以上に重傷だったようである。
この試合で本山の離脱は痛かった。
離脱が痛くなかったとしても、この悪質なチャージにカードはおろかファールすら与えられなかったことには疑問が残る。
Jリーグを混戦にし最終節まで優勝を決めさせない、そして特定クラブを優遇したい協会の笛が本当に存在するのではないかと勘ぐりたくなってしまう。
「疑わしきは罰せず」
ここは無罪にしておかねばならぬ。
しかしながら、このようなジャッジが続くようでは、Jリーグのそして日本サッカー協会の荒廃を招くだけである。

FC西東京戦コメント・報道

2008年10月27日 | Weblog
鹿島アントラーズ :監督
今日は互いに多くのチャンスを作り、それを決めるか決めないかの違いだった。右サイドを狙ってくることは予想をしていたし、試合中も注意をうながしたが、今日に関しては彼らの狙いが上手くいっていたと思う。今日はこれまでの試合で拾えていたセカンドボールを上手く拾えず、相手に中盤でボールを上手くサイドに散らされてしまった。中盤の攻防を制することが結果につながる思う。

【J1:第30節 F東京 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
10月26日(日) 2008 J1リーグ戦 第30節
F東京 3 - 2 鹿島 (14:05/味スタ/33,596人)
得点者:56' カボレ(F東京)、59' 興梠慎三(鹿島)、77' 長友佑都(F東京)、81' 大竹洋平(F東京)、84' 田代有三(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「みなさんこんにちは」
※会見は質疑応答で始まりました。
Q:敗因は受身にまわったことでしょうか
「別に受身になったとは感じてはいない。確かに東京はアグレッシブにやってきた。同じように我々も勝利を目指してチャンスを作ったが、決めるところを決めるというところで差が出たように思います」
Q:F東京の左サイドに対して、どのように対応したのか。
「彼らがそこを狙ってくることはある程度予想していた。試合中も何度か注意を促しました。チームによっては逆サイドの新井場のサイドを狙ってくるチームもある。我々にとってもサイドを崩せるかがポイントでもある。チームによっては極端に徹底してワンサイドを狙うところがある。内田のサイドを狙っても、失敗しているチームもある。今日に関しては彼らの狙いがうまくいったと思う。ただ、全てが悪いとも思わないし、よかったとも思わない。サッカーは、狙いがはまったときもあればはまらないときもある」
Q:これから残り試合を戦う上で何が一番大事なのか。
「まずチーム全体の安定感が大切だと思います。各ゾーンにそれぞれ役割があって、それには効率と機能がある。今日に関しては、効率という面でよくなかったように思える。どのチームもサイドを狙う。ただ、そこにボールを運ぶためには中盤の攻防が大切になる。セカンドボールの競り合い、あるいは拾うという作業が大事です。そこで拾って組み立てることができるかでサイドを崩せるかどうかに大きく関わってくる。今日に関してはうちがセカンドを上手く拾えなかった。そこでどうしても相手が中央でリズムを作り、サイドにボールを散らしてきた。そこから徹底してサイドを狙うということが機能していたと思う。全てを悲観することはない。セカンドを拾うための作業を徹底する、あるいは意識づけだったり、配置だったりを修正していかなければならない。それが自分の仕事だと思っているし、それを上手くやっていけば、中盤の攻防を制することに繋がっていくと思っています」
Q:前半から互いに攻めあう形だったが、鹿島としてはどうだったのか。
「確かにボールがいったりきたりする展開は好ましくない。自分たちとしてはやはり、少し相手の寄せが甘いからそこをうまく落ち着いてやるということができればよかった。そうすれば、もう少し、チャンスや効率という部分で力を発揮できたのではないかと思う。最終的には、うちが相手と同数のチャンスを作りながらも、それを決めるかどうかという問題があった。サッカーにはそういう日もある。それがたまたま今日になったのかもしれません」

以上

【J1:第30節 F東京 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●興梠慎三選手(鹿島):
「個人的に得点できたことは嬉しい。ただ、抜け出すチャンスだったのに、ここで勝てなかったことは反省しないと。すぐ追いつけたのはよかったけど、追加点をとることができなかった。気持ちは入っていたけど、追いついて緊張が緩んだのかもしれない。まだ首位なので残り試合を全勝すればいい。1週間の練習で盛り上げたい。F東京は戦う姿勢があった。ガンガンこられてやりにくかった。上位陣が負けて、こういうところで勝たないと」

鹿島止まったVへの重圧/J1

前半10分、東京DF茂庭(右)のチャージに舞う鹿島FW興梠
<J1:東京3-2鹿島>◇第30節◇26日◇味スタ
 優勝へ見えない重圧がのしかかっていた。リーグ戦8戦ぶりの黒星の後、DF内田篤人(20)がポツリとこぼした。「昨日の名古屋と大分の結果? 気にし過ぎたかな…。関係ないとは思うんだけど…」。自問自答するような姿は、2連覇への意識が働いた表れだった。

 優勝を争うライバルは25日の試合でつまずいた。鹿島が東京に勝てば、2位名古屋とは残り4試合で勝ち点4差。一般的に残り試合数と同じ勝ち点差が逆転可能な範囲といわれる。鹿島にとってこの1勝は、安全圏突入へ目前という重みを持っていた。

 だが歯車がかみ合わなかった。立ち上がりから果敢にプレスをかけてくる東京に防戦を強いられた。前半は自陣左サイド、後半は右サイドを狙われ、自慢の両翼の威力がそがれた。内田は「(東京FW)カボレが攻め残ったのが嫌だった」と後方へ意識を向けさせられた。MF本山も腰を痛めて前半で交代。クラブ関係者が「打撲ではなくひねったので心配」と不安を残す負傷だった。

 後半39分には途中出場のFW田代が公式戦では5月21日のACLナムディン戦以来の得点を決めた。プロ入り以来続いた「田代が決めれば必ず勝つ」の必勝神話も、26戦目でついえた。「勝たないと意味がない。勝ち点1差はないのと一緒」と表情は険しかった。

 鹿島は独走態勢に入る好機を逃し、首位から勝ち点3差に5チームがひしめく混戦を、自ら招いてしまった。
【広重竜太郎】
 [2008年10月27日8時45分 紙面から]

鹿島・伊野波、ブーイングにも「重圧なかった」
2008.10.26 18:44
 Jリーグ1部(J1)第30節最終日(26日・味スタほか=5試合)鹿島のDF伊野波は昨年まで所属したFC東京を相手に初めてプレーし「重圧はなかった。前にいたチームだし、(FC東京の)スタジアムに帰ってこられたのもよかった」と話した。

 鹿島ではセンターバックの定位置をつかんでいる。古巣のファンにはブーイングで迎えられた。伊野波は「ブーイングは気にしていない。ただ、結果を出せなくて残念」と敗戦を悔しがった。
(味スタ)

鹿島痛恨…興梠同点弾も“不敗伝説”崩壊
2008.10.27 05:10

FC東京・茂庭(手前)のブロックにボールを奪われる鹿島・興梠。後半14分に同点ゴールを奪ったが、チームは苦杯(撮影・大橋純人)【フォト】
 Jリーグ1部(J1)第30節最終日(26日・味の素スタジアムほか=5試合)首位を走る鹿島が、まさかの足踏みだ。前日25日に2位名古屋が引き分け、3位大分は敗戦。勝てば、連覇に向けて独走態勢に入れる状況で、痛い黒星を喫した。

 「受け身にまわったとは感じていない。われわれは勝ちを狙ったが、決定力のところで差が出てしまった」。オリベイラ監督は、8月23日の名古屋戦以来、8戦ぶりの敗戦に下を向いた。

 先制されたが、後半14分に日本代表FW興梠が同点ゴール。その後、勢いに乗るFC東京に、続けざまに得点を奪われた。「マジ、こういうときに勝てないです」と興梠もガックリだ。

 興梠は14試合、FW田代は25試合にわたり、公式戦でゴールを決めればチームは負けないという“不敗伝説”を守ってきたが、それも崩壊してしまった。両FWのゴールが初めて勝ち点につながらず、2位名古屋に勝ち点1差に迫られた。

 「1差は、ないに等しい。ただ全部勝てば自力で優勝できる」と田代。かろうじて首位をキープしたが、優勝争いは大混戦に。残り4試合。鹿島が前年王者の意地を見せられるか。
(峯岸弘行)

鹿島 相手の術中にはまった~

FC東京に敗れ、天を仰ぐ鹿島・興梠(中央)。左は勝利喜ぶFC東京・長友
Photo By 共同

 【鹿島2-3FC東京】鹿島が許した2点目と3点目は、日本代表の先発に成長したDF内田が守る右からの失点だった。シュート数でも12―18と押され、8試合ぶりの黒星。内田は「こちらのサイドを抑えようと狙ってきた。負けるときはこんなもの」と視線を落とし、オリベイラ監督は「きょうは相手の狙いがはまったということ」としかめっ面だった。

 後半14分に一度は興梠が同点としたが、終盤は自陣の右サイドをカボレの折り返しから続けて崩されたのが致命傷となった。FC東京は序盤からサイド攻撃を徹底し、鹿島の両サイドバックに重圧をかけてきた。昨年まで所属した古巣との一戦を飾れなかった伊野波は「3トップ気味だった相手に対し(守備での)対応が遅れた」と残念がった。

 名古屋、大分がともに勝てず、優勝争いは一層の混戦となった。興梠は「残りを全勝すれば自分たちが優勝」とあくまで強気だが、後続を引き離す絶好機を逃したつけがどう回ってくるか。

[ 2008年10月26日 18:16 ]

首位鹿島も足踏み…混戦抜け出せず

<FC東京・鹿島>後半14分、同点ゴールを決める鹿島FW興梠(右)
Photo By スポニチ

 【鹿島2―3FC東京】鹿島がアウェーで痛恨の黒星を喫した。前日に優勝争いのライバルである大分、名古屋がそろって足踏み。勝てば連覇に向け大きく前進するところだったが、終わってみれば8月9日の千葉戦以来、約2カ月半ぶりとなる3失点完敗。DF内田は「他(チーム)の結果を気にしすぎた」と、リーグ8試合ぶりの敗戦に悔しさをにじませた。

 不敗神話を持つ両FWの追撃弾も実らなかった。後半14分にプロ入り以来、自らが決めた試合は13戦無敗だった興梠が同点弾をゲット。1―3の後半39分には同じく25連勝だった田代が意地の一発を決めたが、結果にはつながらなかった。

 チームは今季、これで先制された試合は12戦2勝8敗2分け。それでも、チームは首位をキープしただけに、興梠も「残り全勝すれば自力で優勝できる」と気持ちを次戦に切り替えていた。

[ 2008年10月27日 ]

鹿島、首位をキープ
2008/10/26(日)
 Jリーグ1部(J1)鹿島は26日、2―3(前半0―0)でFC東京に競り負けたが、かろうじて首位はキープした。鹿島は後半11分に先制されるも、すぐに興梠のゴールで追いついた。だが、連続失点を喫し、交代出場の田代が2点目を決めただけに終わった。

■「決めるか決めないかの差が出た」
 鹿島・オズワルド・オリベイラ監督「受け身になったとは感じていない。互いに多くのチャンスがあり、決めるか決めないかの差が出た」

■優勝争いの中で痛い痛い星を落とす
 鹿島は痛い星を落とした。勝てば優勝がぐっと近づくはずだったが、気合が空回りしたのか|。「抜け出すチャンスだったので残念」と興梠。チーム今季最多タイの3失点はリーグ戦8試合ぶりの敗戦で、優勝争いは混沌(こんとん)としてきた。
 「中盤の攻防が試合を制するというが、きょうの試合がそうだった」。オズワルド・オリベイラ監督が振り返るように、セカンドボールが拾えず、苦戦を強いられた。「羽生さんに全部拾われた」と中後。鹿島の良さでもある遅攻は、セカンドボールが拾えるからこそ。予想外にFC東京の前への意識が強かったこともあり、リズムをつかめないまま前半は終わった。
 後半に修正するいつもの試合運びは「先制点が痛かった」(内田)と、ペースがつかめなかった。興梠のダイビングヘッドで振り出しに戻すも「相手の勢いがあり、ボールを取った時の勢いのまま攻めてしまった」と中後が話すように、最後までFC東京のペースに巻き込まれてしまった。中盤での落ち着いたパス回しは影を潜め、逆にセットプレー、カウンターと〝らしくない”形での3失点。最後の猛攻も実らずに、逃げ切られた。
 それでも首位。興梠が「全勝できれば優勝できる」と顔を上げるように、悲観することはない。マルシーニョがフィットし、FW陣による得点は好材料だ。「攻撃する時に守備の意識をもう一度、確認すれば勝つことができる」と増田。この敗戦を糧とするか、ズルズルと引きずるか。次のホーム新潟戦が分岐点となりそうだ。

■奥歯をかみ締めるFW田代
 ○…不敗神話を誇っていたFW田代有三(25試合連続)、FW興梠慎三(13試合連続)のゴールも勝利には結びつかなかった。リーグ戦は第5節千葉戦以来、約6カ月ぶりとなった田代は「ずっと決めてなかったので、取りたい気持ちが強かった。でも、勝ち点につながらなかったのが悔しい」と奥歯をかみ締め、同点弾を決めた興梠も「追加点を取れなかったのが敗因」と反省した。
 優勝争いの中で痛い敗戦なのは間違いないが、興梠の得点の起点となった内田篤人、田代とも「練習していた形」と話したのは光明だ。引いて守るチームとの中で、どう切り崩すかが課題で、しっかりとした形を持ったのは好材料。田代の復調は大きく「サブの選手が力を出さないといけない」と話しており、ゴール量産に期待したい。


【写真説明】
FC東京―鹿島 後半29分、ゴール前に突っ込む鹿島・マルキーニョス(左)=味の素スタジアム


「篤人の裏を狙う」今後の相手が狙ってくるポイントであろう。
しかしながら、こちらも右サイドから攻撃が機能しておった。
結果は残念であったが、チャンスが得点に繋がったか否かの違いだけである。
ちょっとした運の転がりが我等に微笑まなかった、それだけであったと言えよう。
気持ちを切り替え天皇杯へ挑みたい。