鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

アデレード戦前日コメント

2008年09月23日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ アデレード vs 鹿島】オズワルド・オリヴェイラ監督・中田浩二選手(鹿島)前日記者会見コメント [ J's GOAL ]
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島アントラーズ):
Q:コンセプト・ゲームプランに変更はありますか?(海外メディア)
「いつも通りにプレーします。鹿島のサッカーをします。」
Q:スタジアムとサービスはどうですか?(海外メディア)
「とてもすばらしいです。」
Q:キャプテンがいません(海外メディア)
「大きな損失です。彼はうちのチームで最も素晴らしい選手のひとりです。また、プレーメイカーでもあります。」
Q:先週の試合からどれくらいポジションを変えるのですか?
「まだ、詳細は言えません。」
Q:クルフチの監督にジーコ氏が就任したということですが、ここを勝ち抜いてジーコと戦いたいという気持ちは強いでしょうか?
「特別に彼と対戦したいというモチベーションでやっているわけではなく、このステージを勝ち抜くことがまず重要です。ジーコは選手や監督として鹿島にいましたが、それが特別な理由やモチベーションにはならないと思います。」


●中田浩二選手(鹿島アントラーズ):

Q:明日のゲームに向けてチームの雰囲気はどうですか?
「雰囲気自体は良いと思います。直前の試合でオガサ(小笠原)が怪我してしまったことは残念ですけど、それによって、みんなが『オガサのために』ということで団結しているし、勝って次に進む意欲は十二分に持っています。」
Q:AFCは鹿島にとってどれくらいの重みがあるのでしょうか?
「アジアのタイトルは僕らにとって一番の重みがあるし、今回そういうチャンスがあるので取りたいと思っています。」
Q:前の試合で引き分けましたけど、前に比べてチームの状況は?(海外メディア)
「チームの状況はそう変わっていないと思います。前の試合よりも、今回は勝たなければいけない分、気持ちが入っているかもしれないですけど、それほど変わっていないと思います。」
Q:ジーコのクルフチ監督就任について
「次のことを考えるよりも、いまは明日の試合に勝たなければいけないので、まったく頭に入っていないし、考えても仕方がないことだと思います。」

以上

小笠原主将の負傷から結束を固めているとのこと。
チームの総合力が試される試合である。
この程度で崩れておる場合ではない。
一つ一つ勝利した先に幸せが待っておる。
ジーコとの対戦もその過程でしかないのである。

ジーコ、PFCブニョドコル監督へ

2008年09月23日 | Weblog
ジーコ氏、ウズベキスタン・クルブチの監督に
2008.9.23 09:54
 サッカーのジーコ元日本代表監督がウズベキスタンのクラブ、クルブチの監督に就任することが22日、決まった。自身のホームページで「クラブとは口頭で合意に達している」と明らかにし、すでに契約のためにタシケントに向かった。代理人によると、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本と同組のウズベキスタン代表監督を補佐する役職を兼務する可能性もある。

 ジーコ氏は昨季までトルコのフェネルバフチェを指揮。クルブチとは1年契約で、元ブラジル代表リバウドが在籍することも就任要請受諾の後押しになったという。

 クルブチはことしのアジア・チャンピオンズリーグで準々決勝に進出している。(AP)


リヴァウドだけでなく、ジーコまでもが我等のアジア征圧に立ちはだかることに。
これは巨人の星の星一徹かドカベンの徳川家康監督か。
最終的に我等が勝利するフラグ発動である。

気合いだ!

2008年09月23日 | Weblog
鹿島オリベイラ監督が訓示で気合注入
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は、24日に準々決勝第2戦が行われ、鹿島はアデレード(オーストラリア)と対戦する。17日の第1戦はホームで1-1と引き分けており、21日に地元・鹿嶋市を出発したバスの中では、オリベイラ監督が10分間にわたって異例の訓示を行っていたことが判明。「必ず勝って日本に帰ってくるぞ!」と選手に呼び掛け、士気を高めたという。

 気温は9度を切る肌寒さの中、鹿島イレブンの心は熱かった。センターバック陣以外の全選手でシュート練習を約40分間も続けるなど、試合2日前にもかかわらず、1時間40分みっちり体を動かした。DF岩政は「監督のテンションが高いのが伝わってきたから」と明かした。

 日本を旅立つ時から、オリベイラ監督の闘志に火がついていた。成田空港へ向かうバスの中、約10分間も選手に語りかけた。「誰が見ているか分からないから戦術的なことはやらない。ミーティングで話したことをしっかり実践してほしい」「必ず勝って日本に帰ってくるぞ!」。MF小笠原が故障で離脱するなど重い空気が流れる中、演説で一掃した。DF内田は「パパ(小笠原)がいなくなったけど、みんなで一生懸命やる」と一致団結を誓っていた。
(アデレード=広重竜太郎)
 [2008年9月23日8時8分 紙面から]

昨季の最終節にスタジアムで演説を聞いたものとしては、今回のオリヴェイラ監督の怒号が目に浮かぶ。
ここで気持ちが高揚せねばならぬであろう。
我等は勝つ。
その気持ちを強く持って明日の試合に臨むのだ。
もう一つも負けられぬ。
勝利をコンティニューし続けるのである。

青木の成長、篤人の成長

2008年09月23日 | Weblog
鹿島 初のACLベスト4へ一丸
 小笠原のためにも初のベスト4を狙う。鹿島は24日のアデレードとのACL準々決勝第2戦に向けて現地入りし、午後に2時間みっちり汗を流した。左ひざの故障で今季絶望となったMF小笠原を欠いての大一番。MF青木が「今まで満男さん(小笠原)に甘えていた部分があった。これからはもっと自覚を持ってやらないと」と話すなど、チームに強い意気込みが漂っていた。
[ 2008年09月23日 ]

内田セットプレー任せろ!…ACL準々決勝第2戦
 【アデレード22日】鹿島が22日、アデレード戦に備え、オーストラリア入りし、アデレード市内で約2時間の練習を行った。日本代表DF内田篤人(20)がチームでは初めて、セットプレーの正キッカーに指名される可能性が浮上。けがで離脱したMF小笠原満男(29)に代わり、チームを引っ張る。

 日本とは季節が逆のオーストラリアはこの日の気温わずか9度。それでも内田の闘争心は燃えたぎっていた。「パパ(小笠原)がいなくなっちゃった分、みんながやれることをカバーしないと」その一つがセットプレーのキッカー。右足キッカーは不在で有力候補が内田だ。

 清水東高時代ではキッカーを務めていた。「ひそかにだけど、自信がある。鹿島はうまい選手ばかりでやることはないけどね」北京五輪代表では右CKを担当し、数少ないチャンスを演出した。20日の柏戦でも、小笠原負傷後に1度右CKを蹴り、得点機を作った。補うだけの右足がある。

 この日は出発から18時間をかけて、アデレード入り。寒さにも、長距離移動にも「何とも思わない」とたくましい。準決勝進出へ、2得点以上の引き分けか、勝利が必要だが「何が何でも勝たないと」“パパ”不在の窮地を、息子が大黒柱となって切り抜ける。

(2008年9月23日06時02分 スポーツ報知)

青木の成長が著しい。
精神的支柱を欠く今、それを乗り越えるべく更なる飛躍が期待出来る。
そんななかで、篤人はキッカーに名乗りを挙げた。
北京五輪代表でも蹴っており、実績としてはまずまずである。
小笠原パパに息子篤人の構図はどうかと思うが、ここは篤人だけでなく若手の奮起を促したい。
これから6ヶ月間は満男抜きの戦いが続く。
誰か一人の代役という考え方では難しいであろう。
全員が一丸となり、戦っていくのだ。
上洛に反対して天璋院に反目しておってはならぬ。

アデレード第1戦のポジティブ記事

2008年09月23日 | Weblog
鹿島 本拠でドロー 苦戦で学習、敵地に望み
2008年9月18日11時17分
(17日、鹿島1―1アデレード)
 何とも拍子抜けのオウンゴールに鹿島は救われた。右の内田が中央のマルキーニョスめがけて送ったクロスは、制球が乱れ、背走する相手DFのもとへ。しかし相手も球扱いを誤った。左足に当たった球は力なく転がり、ゴール左隅ぎりぎりに収まった。

 「いやあ、たまたま」と苦笑いの内田。得点はこれだけだ。では、第2戦へ展望が開けない引き分けかというと、そうでもない気がする。

 前半はアデレードの術中にはまった。相手MFとDFが張る2層の網は組織的。屈強な体で球際を制された。ことごとく攻撃を受け止められ、速攻を食らう。クロスを頭で決められた失点は、クロスを上げた選手にもゴールした選手にも対応が遅れた。

 が、この45分間で鹿島は学習する。「サイドに人数をかければ、相手の守備組織がほころぶとわかった」と青木。FWが左右に張り出し、小笠原のサイドチェンジを起点に辛抱強く揺さぶって好機を増やした。終了間際にはダニーロとマルキーニョスのパス交換で左を崩し、佐々木へ決定的なクロスが入った。

 アウェーゴール方式。1週間後の敵地で0―0なら敗退が決まる。数字上は不利だ。それでも小笠原は、勝てなかった後にしては珍しく笑った。「敵地で点を取らなければいけなくなった。楽しみです」。今季の鹿島は駆け引きが苦手な分、腹をくくって攻めた時は強い。苦境も、逆に持ち味を引き出すかもしれない。
(中川文如)

【後藤健生コラム】ACL再開。引き分けも、チーム力は鹿島が上
攻めの工夫さえすれば、アウェイ勝利も見えてくる

AFCチャンピオンズリーグのノックアウトステージが開幕。時差の関係から最初の試合となった鹿島アントラーズ対アデレード・ユナイテッドのファーストレグは1-1の引き分けに終わった。

鹿島は、90分間にわたって攻め込みながら、得点は前半ロスタイムのオウンゴールによる1点だけ。内田篤人が右から入れたグラウンダーのパスがDFのコーンスウェイトに当ってコースが変わり、ゴール左下隅に転がり込んだ幸運なものだった。アウェイのアデレードは、ゴール前で人数をかけて守り、ロングボールを前線に入れて、前がキープしている間にボランチのディエゴとドッドが絡むというもの。明らかにアウェイ用の戦い方だ。一方、ホームの鹿島も、相手にアウェイゴールを許すのを嫌ってか、荒れたピッチのコンディションを考慮してか、慎重な立ち上がり。慎重に後方でパスをつなぎながらロングボールを使って打開を図ったが、なかなか決定的なチャンスは生まれない。

鹿島にとって、いちばん怖かったのは、相手の大きさ(高さ+重さ)だったはずだ。

とくに、立ち上がりにフルパワーを使って攻め込まれると厳しい状態に追い込まれる。単に大きさに苦しむだけではなく、筋肉量の多い相手が、立ち上がりのフレッシュな時間帯に無酸素運動に近い状態でフルパワーできた場合、日本の選手は劣勢に立たされるのだ。「立ち上がりに失点して、ゲームを失う」というのは、あらゆるレベルの国際試合で、僕たちはなんども経験してきた。だが、アデレードは、その大きさという武器をあまり使わずに、慎重な戦い方をしてきた。アウェイだから慎重に入ったつもりなのか? これで、鹿島は大いに助けられた。

パワーでは劣勢に立たされる鹿島だが、プレーの精度の高さ、あるいは緻密さといった部分では明らかにアデレードを上回っている。時間が経過するとともに、アデレードのミスパスを拾って鹿島がカウンターをしかける場面が増える。鹿島が、高い位置からプレッシャーをかけるようになると、さらに相手のミスを誘って鹿島がリズムを握る。鹿島は4バックだが、中盤を支配できたので、両サイドバックの内田(右)と新井場徹(左)は、次第に前目のポジションを取るようになり、ボランチの青木剛が最終ラインをサポートして3バックのような形に変化して、相手を押し込む。

しかし、攻めてはいるのだが、アデレードが自陣ペナルティーエリア周辺で人をかけて守っているため、鹿島は左右からゆっくりパスを回すものの、エリア内に進入できない。そんな状態が延々と続いた。鹿島のトップの興梠慎三もマルキーニョスも、トップに張っているタイプのFWではない。アデレードの選手がスペースを埋め尽くしたペナルティーエリア内でのプレーを嫌って、なかなか中央には飛び込んでいかない。それにも関わらず、2列目からエリア内に飛び込んでいく選手が少ないから、せっかく攻め上がった両サイドバックがクロスを上げても、中で合わせる選手が少なくなってしまう。

結局、チャンスになっても、最後はミドルシュートを狙うしかなくなり、相手DFにブロックされる、その繰り返しになってしまった。カウンターで先行され、幸運なオウンゴールで追いついた鹿島。後半に入ると、さらに相手ボールに対するプレッシャーをかけることで、ゲームを完全にコントロールしてしまう。トリッキーなパス交換に、アデレードの選手はついていけない。クロスやセットプレーから惜しいシュートが何本もアデレードのゴールを脅かす。だが、前半と同じようにゴール前で人数をかけることができなかった。ホームでの敗戦を怖れたのか、あるいは荒れたピッチに疲労を溜め込んだのか、鹿島が全力で攻めきったような場面はあまりなかった。不完全燃焼感があるまま、時計だけが進んだ。

ホームのファーストレグを引き分けてしまったのは、もちろん誤算ではあろう。

だが、「実力的には鹿島の方が上」ということは明らかになった。「大きな差」ではないが「明らかな差」はある。したがって、ホームで引き分けたとしても、アウェイでは点差に関係なく1-0でもいいから勝てばいいのだから、それほど難しいことではない。もちろん、本拠地に帰るアデレードはファーストレグと違って、攻めに出てくるだろう。パワーを前面に押し出したプレーをしてくるかもしれない。

だが、鹿島の選手も相手の力を知ることができた。ある程度、自信を持ってプレーできるだろうし、相手が攻めに出てきてくれれば、ホームの試合よりやりやすいかもしれない。どうやって、2列目の選手がゴール前に入り込むかなど、攻めの工夫さえできればゴールは奪える。また、アウェイといっても、気温が35度もあるような場所ではないし、10万人の観衆が集まるわけでもない。長時間移動はもちろん大きな負担になるが、時差もほとんどないので調整は難しくはないだろう。

ところで、カシマスタジアムでの試合では、レベルの低い主審(イ・ギヨン=韓国)の不安定なジャッジにも苛立たされた。両チームともやりにくかったことだろうが、アジアで戦うときは、つねに覚悟しておかなければならないことだ。しかし、鹿島の選手たちはまったく苛立ちを表情に出さず、落ち着いてプレーしていた。こういう気持ちがあれば、アウェイでも動じることなくプレーできるに違いない。

かつて、シドニー・オリンピックで泣いたアデレードの地からの朗報を待とう。


ネガティブな記事の多かったホーム・アデレード戦であるが、結果は良くはないが我等の自力を考慮すれば未来は明るいという記事も紹介しておきたい。
アジアと言うよりも豪州の巨漢にしてやられた部分の多かった試合であるが、第1戦で学習した分、第2戦は我等の方が有利である。
そして、負傷の小笠原に替わって出るであろう選手は秘密兵器としてアデレードの驚異となるであろう。
この苦しい状況を勝利という形で打破したい。