鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

柏戦茨城新聞

2008年09月21日 | Weblog
鹿島ドロー、3位転落
2008/09/21(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
 Jリーグ1部(J1)第25節第1日(20日・日立柏サッカー場ほか=7試合)鹿島は柏と1-1で引き分け、勝ち点43で暫定3位に後退した。首位の名古屋は小川と杉本の得点で新潟に2-0で勝ち、5連勝で勝ち点を48に伸ばした。大分はウェズレイの先制点などで東京Vを2-0で下し、同45で暫定2位に浮上した。
 FC東京は川崎に、清水は神戸に、いずれも1-0で勝った。。

 【評】鹿島は0-1の試合終了直前、途中出場の佐々木が倒されて得たPKをマルキーニョスが決め、引き分けた。鹿島は小笠原が前半18分に負傷退場してリズムを乱し失点したが、終盤の猛攻が実った。柏はポポの先制点を守れなかった。

■満身創痍、最後に意地
 小笠原の負傷によりゲームプランが大幅に狂った鹿島は、7試合勝ち星がなかった柏から、勝ち点1を取るのがやっとだった。サポーター同士の小競り合いなど、ピッチの内外で問題があり、もやもやした試合に、選手は口数も少なく「勝ちたかった」と一様に悔しい表情を浮かべた。
 「まず先制点。前半に取らせたくなかったし、それで守りに入られてしまった」。岩政が反省するように、先制点は小笠原が前半16分に負傷交代し、チーム内が混乱する中、注意していたはずのフランサをゴール正面で自由にしてしまい、左から走り込んできたポポにけり込まれた。
 後手を踏んで反撃に出るも、守備を固めた柏DFを崩せない。「相手にうまく守られた」と中田。田代の頭を狙ったり、野沢、マルシーニョが自ら仕掛けるが、シュートまで結び付かず、時間だけが過ぎた。
 だが、鹿島は最後に意地を見せた。流れを変えたのは後半31、39分に投入された興梠と佐々木。ドリブルで積極的に仕掛け、43分にペナルティーエリア内で佐々木が倒されPKを獲得。これをマルキーニョスが左上隅に決め、ようやく追い付いた。佐々木は「もう1点取りたかった」とほぞをかみ、岩政も「勝つべく試合はできなかった」と反省した。
 21日にはACL準決勝進出を懸けて敵地アデレードへと向かう。チーム状態は満身創痍(そうい)。小笠原だけでなく、新井場、本山も負傷離脱中で、中田も左ひざの状態が万全でない。それでも、佐々木は「次のACLは絶対勝たないといけない。けが人もいるので、チーム全員で戦って勝ちたい」と奮い立たせるように語った。鹿島の底力が試される。

■鹿島・DF岩政大樹
「連戦の中でやりくりしていたので、セカンドボールや球際など、いつも大事なところでチーム全体のテンションが上がってこなかった」

■鹿島・MF中後雅喜

「勝ち点0と1では違う。去年も1足りなかったら、優勝できなかった。これからすべて大事な試合なので、力になれるようにしたい」

【写真説明】
柏-鹿島 後半44分、鹿島・佐々木のドリブル突破が相手のファールを誘いPKを得る=日立柏サッカー場


辛い戦いが続く。
正直、心が折れそうである。

小笠原満男主将今季絶望

2008年09月21日 | Weblog
鹿島・小笠原、全治6カ月の重傷 今季絶望
2008.9.20 20:50
鹿島・小笠原、全治6カ月の重傷 今季絶望

前半、相手と交錯し足を痛めた鹿島・小笠原は早々とリタイアとなった=日立柏サッカー場 (撮影・大橋純人)【フォト】
 Jリーグ1部(J1)の鹿島は20日、元日本代表MFの小笠原満男(29)が左ひざの半月板と前十字靱帯(じんたい)の損傷で全治6カ月の診断を受けたと発表した。今季残り試合への出場は絶望的。鹿島は攻守の要となる主将を欠いてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)や2連覇が懸かるJ1、天皇杯全日本選手権を戦うことになった。

 小笠原はこの日、J1の柏戦で接触プレーによりひざを負傷。前半途中で退き、試合後にさいたま市内の病院で検査を受けた。


小笠原 全治6カ月の重傷…今季は絶望

<柏―鹿島>前半、左ひざを痛め、途中交代する鹿島・小笠原(左端)
Photo By 共同

 鹿島は20日、元日本代表MFの小笠原満男(29)が左ひざの半月板と前十字靱帯の損傷で全治6カ月の診断を受けたと発表した。今季残り試合への出場は絶望的。鹿島は攻守の要となる主将を欠いてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)や2連覇が懸かるJ1、天皇杯全日本選手権を戦うことになった。

 小笠原はこの日、J1の柏戦で接触プレーによりひざを負傷。前半途中で退き、試合後にさいたま市内の病院で検査を受けた。

[ 2008年09月20日 20:52 ]

小笠原、全治6か月の重傷!…J1第25節

前半、負傷し担架で運ばれた鹿島・小笠原。左ひざを負傷し全治6か月と診断された
 ◆J1第25節 柏1―1鹿島(20日・日立柏サッカー場) 鹿島は20日、元日本代表MFの小笠原満男(29)が左ひざの半月板と前十字靱帯(じんたい)の損傷で全治6か月の診断を受けたと発表した。この日の柏戦で接触プレーにより負傷。前半途中で退き、試合後にさいたま市内の病院で検査を受けた。

 小笠原の今季残り試合への出場は絶望的となり、鹿島は攻守の要となる主将を欠いてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)や2連覇が懸かるJ1、天皇杯全日本選手権を戦うことになった。

(2008年9月20日20時52分 スポーツ報知)

これは本当に痛い。
しかしながら、戦いは続く。
気を取り直して前を向こうではないか。

柏戦コメント

2008年09月21日 | Weblog
鹿島アントラーズ :監督
今日は興梠選手がいろんなところに痛みを訴えたので大事をとった。田代選手は去年レギュラーで出場し、活躍をして代表にも選ばれたほどで、最近は興梠選手が先発で出場しているが、田代選手が出場してもおかしくはない。
小笠原選手のケガについては、この後、病院に行って具合を把握したいと思っている。
今日は新井場選手が出れないということで中田選手を本職ではない左サイドバックで使いざるおえなかったので、内田選手には積極的に攻撃に行っていいと伝えた。でも、必ず守備を気にしてほしいとも伝えた。中田選手は3年半海外で活躍していたこともあって、まだ日本のサッカーに慣れていないし、膝の調子も完ぺきではない。でも、近い将来、皆さんが期待している高いパフォーマンスを見せてくれると思う。
伊野波選手の起用については、水曜の試合を考えてもらえればわかると思うが、大岩選手の大事をとってローテーションをした。また、伊野波選手が一番適しているポジションはセンターバックだと思うし、彼は将来的にセンターバックを背負う存在だと思っている


【J1:第25節 柏 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント ※コメント追加しました [ J's GOAL ]
9月20日(土) 2008 J1リーグ戦 第25節
柏 1 - 1 鹿島 (15:04/柏/10,669人)
得点者:22' ポポ(柏)、89' マルキーニョス(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:興梠に代えて田代を先発で起用した意図は?
「田代は去年ずっとレギュラーでやっていたし、その活躍もあって日本代表にも選ばれている。確かに最近は興梠が先発で出ているが、田代が出てもおかしくない。我々はそういうチーム層を持っている。また興梠がいろいろな箇所に痛みや違和感を訴えていたので、そういう部分で大事を取って、話し合いのもとで先発させなかった」
Q:小笠原のケガの具合は?
「このあと病院に行って、精密検査を受けて、またケガの状態を把握したいと考えている」
Q:後半に内田がかなり高い位置を取っていたが、これはチームとしてのねらいか?
「今回、残念ながら新井場が出場できず、中田を左サイドで使わざるを得ない状況だった。みなさんご存じのとおり、彼には本職ではない左サイドをやってもらっているので、どうしても右からの攻撃が多くなる。中田にはフィードだったり、バランスを考えながらプレーする部分を要求し、逆に内田には攻撃的に出てもいいと言った。ただ、攻撃的にいってもいいが、サイドバックというポジションなので必ず守備は気にしてほしいと。どのポジションを取るかは自由だが、守備になったときには帰ってくるようにとは要求していた。それと相手が引いた状態になり、高い位置を取れる状況になったので、内田自身が考えて判断したと思う」
Q:大岩選手が外れたDFラインと中田選手のパフォーマンスへの評価は?
「いろいろと変更をせざるを得ない状況だった。試合のタフさだったり、試合間の回復の時間が短かったり、そういう部分でどうしても部分的にターンオーバーをして、選手を温存させなければいけない。痛みや違和感を感じるという選手からの報告もあって、そういう部分で大事を取り、選手をローテーションすることを考えている。伊野波が左のセンターバックに入ったが、彼には今年から加入していろんなポジションをやってもらっている。彼がいろいろなことをできるのは分かっているので、そういうところを要求した。センターバックは彼が一番できるポジションであり、今回大岩は大事を取った。特に水曜の試合のタフさを考えてもらえれば、その意味も分かってもらえると思う。そうせざるを得ない決断だった。伊野波は本当に素晴らしい能力を持ち、将来的には鹿島のDFラインを背負う人材だと思う。一時期はいい形でいって、ケガをして少し調子を落として、また盛り返してきて、今はいい調子で来ているし、いつでも使える状態になっている。
 中田については、皆さんご存じのとおり、3年半海外でプレーしていた。半年はフランスで、そのあと3年間はスイスのサッカーに慣れ、そこでずっと活躍していた。当然ながら、日本のサッカーとスイスのサッカーはスピードなども含めて、すべてにおいてまったく違うサッカー。半年や1年で帰ってくるのと、3年半ブランクがあって帰ってくるのとでは、まったく違う状況になってくるし、彼には慣れる時間が必要だし、いくら言葉が分かったとしても、なかなか難しい部分はある。それに、5月初めにひざのケガをしてしまって、直後に日本に戻ってきたということもある。ひざの痛みがありながらもうまく練習をして、調整していくという方法を取っている。当然、完璧な状態にはない。完璧な状態になければ、高いパフォーマンスを発揮することは難しい部分はある。ただ、それだけの高い能力を持った選手であり、自分ができる範囲のものをしっかりと見せる力を持っているので使っている。今後は痛みがなくなるように、ほかのスタッフとともに進めている。近いうちに我々が期待している高いパフォーマンスを見せてくれるのではないかなと。私自身は、彼のいいときを皆さんほど知ってはいないが、また高いパフォーマンスを発揮してくれると大きく期待している」

以上

【J1:第25節 柏 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
Q:CKのときに旗で攻撃されていたが?
「あれは別に届いていないので大丈夫です」

●中後雅喜選手(鹿島):
「ほかの試合もあるし、とりあえず勝点1でも積み上げていかないと、どんどん離されてしまうので。(今後も)もちろん勝点3を狙いにいきたい」
●佐々木竜太選手(鹿島):
「(ACLでもチャンスがあると思うが)出たら頑張ります」