鹿島が大学最高左SB流通経大宮崎を獲得
鹿島が流通経済大DF宮崎智彦(4年)を獲得することが4日、分かった。東京、J2仙台からもオファーを受けていたが、この日までに断りを入れ、鹿島入団の意向を固めた。170センチと小柄ながら鋭いドリブルと精度の高いクロスが持ち味で、守備能力も高く、今年の大学NO・1左サイドバック(SB)の呼び声が高い。強化担当者は「相馬のような攻守にバランスの取れた左SBになれる」と名OBを例に高評価していた。将来的に日本代表の右SB内田と両翼を担う存在として期待される。
[2008年9月5日8時8分 紙面から]
大学ナンバーワン左SB・宮崎が鹿島入り
鹿島入りが確実となった流通経大のDF宮崎
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鹿島が流通経大4年のDF宮崎智彦(21)を来季の新加入選手として獲得したことが分かった。宮崎がユース時代に所属したFC東京や、J2仙台など複数のJクラブとの激しい争奪戦を制し、4日に宮崎サイドから入団の意向を伝えられた。近日中にも正式に発表される見通しだ。
宮崎は1メートル70と小柄ながら、精度の高い左足クロスと攻撃参加を武器とする大学No・1の左サイドバック。2日の練習試合で日本代表を撃破した流通経大では、部員数120名による激しいレギュラー争いを制し、1年から定位置を確保。大学選抜としても活躍し、3月23日の第5回大学日韓定期戦ではチームを勝利へ導く逆転弾も記録した。
鹿島はすでに高校No・1ストライカーの呼び声の高い鹿児島城西高3年のFW大迫を獲得しており、新戦力補強は順調に進んでいる。
[ 2008年09月05日 ]
鹿島が流経大DF宮崎を獲得
流通経大DF宮崎智彦(21)が来季から鹿島に新加入することが4日、内定した。大学屈指の左サイドバック(SB)でF東京、J2仙台などがオファー。争奪戦が繰り広げられたが、昨年から密着マークを続けてきた鹿島に、本人から入団する旨の連絡が届いた。5日にも発表される。来季新加入の内定者はFW大迫勇也(18)=鹿児島城西=に続き、2人目。
宮崎はF東京ユースから流通経大に進学。精度の高いクロス、1対1に強い守備を武器に1年から主力に定着した。大番狂わせを演じた日本代表との練習試合(1日)でも、DFとしてフル出場。代表攻撃陣を完封し、1―0の勝利に貢献した。左利きの左SBで、DF新井場の後釜として期待がかかる。
鹿島の椎本スカウト部長は「攻撃、守備ともにレベルが高い選手」と評した。
(2008年9月5日06時02分 スポーツ報知)
ここに来て突然ビッグニュースが舞い込んできた。
大学NO.1左SBの獲得である。
大学1年時からレギュラー、相馬のように攻守にバランスの取れた、などと前評判ばっちりである。
報知の報じるように新井場の後釜は急務なのである。
それは年齢ではなく、新井場の家庭の事情が理由である。
今季から新井場は妻子を大阪へ戻し単身赴任の形をとっておる。
上の子が小学校へ上がり、子供は新井場の地元で育てたいからという理由からである。
それに異存はなく、むしろ今季のパフォーマンスの良さは単身赴任の結果ではと勘ぐりたくなるほどであろう。
今季、来季は我等と共にあろう新井場であるが、そのような裏事情がある以上、新井場はいずれ関西へ帰る人間なのである。
従って左SBの獲得は急務であった。
そもそも日本国内の左サイドバックの人材不足は深刻であろう。
Jの選手を見渡しても、誰もおらぬ。
そして日本代表に一人も左SBが選出されておらぬことからも伺える。
2002日韓は小野、2006ドイツは三都主、今回の予選も阿部勇樹と左SB専門職は起用されておらぬ。
98仏の相馬直樹以来現れていないのである。
そこでこの逸材の獲得である。
我等の先を見る目は優れておる。
宮崎くんと共に未来を切り開こうではないか。
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追記
スポニチの記事から写真が削除されたと思っていたら、写真は宮崎くんではない模様。
誤報にもほどがある。