鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

本田前主将現場復帰へ

2007年03月30日 | Weblog
引退した本田氏が“鹿島復帰”…期間限定で特別臨時コーチ
 昨季限りで現役を引退した「ミスター・アントラーズ」こと元日本代表MF本田泰人氏(37、写真)=サンケイスポーツ専属評論家=が鹿島の“特別臨時コーチ”に就くことが29日、分かった。

 鹿島は今季公式戦1勝1分け3敗。大東社長は「刺激が必要」と起爆剤の必要性を強調。チームに活を入れるためアドバイザーの同氏に期間限定の“現場復帰”を要請し、本人が快諾した。

 「クラブから話があったからオレはやるよ。みんな黙々と練習をやっていて声も出ていないし、緊張感もない。こんなんじゃダメだよね」

 1メートル66と大柄ではないが、昨年まで15年在籍した鹿島で圧倒的なリーダーシップを発揮してきた。今季から主将を務めるFW柳沢が「誰もが認める並外れた存在だった」と話すなど影響力は絶大。鈴木強化部長も「(チームの空気を)ピリッとさせてほしい」と“本田効果”を期待する。

 名門復活へ、4月4日のナビスコ杯・甲府戦(カシマ)後から、ジャージー姿でピッチサイドから鋭い眼光を飛ばしていく。(千葉友寛)

本田氏“復帰”鹿島が臨時コーチ要請

鹿島の危機を救うために、臨時コーチで“現場復帰”する元鹿島MFの本田泰人氏
 昨季限りで現役を引退した本田泰人氏(37)=鹿島アドバイザー=が、古巣・鹿島の臨時コーチに就任することが29日、分かった。今季リーグ戦で1分け2敗と出遅れる鹿島が、チームに刺激を与える目的で要請。本田氏も、コーチ就任を承諾した。ナビスコ杯・甲府戦(4月4日・カシマ)後から、“現場復帰”するとみられる。
 鬼軍曹が臨時コーチとしてチームに戻ってくる。本田氏はこの日、スポーツ報知の取材に「ジャージーを着て練習に出ることになった。今のままではダメ。雰囲気を変えないといけない。何ができるか分からないけど、やるだけやってみる」と話し、早ければ4月5日の練習から臨時コーチとして、ピッチに戻る意向を示した。
 鹿島にとっては苦渋の決断だ。今季リーグ戦で、開幕からチーム史上初の3試合未勝利(1分け2敗)。ナビスコ杯・新潟戦(25日・カシマ)で公式戦初勝利を収めたが、かつての常勝軍団の面影は消えてしまった。そこで不振を打ち破るために、昨年末に戦力外を通告したばかりの本田氏に、臨時コーチとしての現場復帰を要請した。
 本田氏にも複雑な思いがあった。が、15年間プレーしてきた古巣の苦境は、見て見ぬフリはできなかった。「まず声が出ていない。緊張感もない。もっと気持ちを表に出さないと。このままじゃ鹿島が鹿島じゃなくなる」と改善点を列挙。精神面から改善に乗り出すつもりだ。
 現役時代は主将として、若手選手には礼儀作法から厳しく指導してきた。練習でも、チームメートと殴り合い寸前の口論をするまで、本気でやってきた自負がある。クラブ側の狙い「チームに活を入れること」はお手の物。「ミスターアントラーズ」が本物の鹿島魂を注入する。

 ◆本田 泰人(ほんだ・やすと)1969年6月25日、福岡・北九州市出身。37歳。帝京高から本田技研を経て、92年に鹿島入団。06年に引退するまで15年間鹿島でプレー。現在は鹿島のアドバイザー、サッカー解説者。由美子夫人は、タレント・高岡早紀の妹。代表Aマッチ31試合1得点。リーグ通算328試合4得点。166センチ63キロ。(2007年3月30日06時02分 スポーツ報知)

確かに端から見てもメンタル面に問題があることは手に取れた。
が、このカンフル剤が功を奏するか否か、そして恒久的に効果を見せるのか一時的に終わるのか、それを考えると不安に襲われる。
現指揮官に問題があると判断したのか、今季の組閣に失敗したと認めたのか、疑問の残るところ。
まさに心配である。
そして、昨季に於いてメンタル面の問題を指摘しつつ改善が叶わなかったその時にも本田氏は現場に存在したのである。
個人的には今季最もパフォーマンスに不満を見せる興梠選手専属と考えたい。
昨季の最終節に本田選手を突き飛ばしたメンタルを取り戻させるために。