「鹿」つながり 奈良の春日野お守りが鹿島へ
J1鹿島に、奈良公園内にある春日大社の「勝ち守り」が届けられたことが16日、分かった。チームは開幕から2連敗で、千葉に敗れればチーム史上初の開幕3連敗となるだけに、由緒あるお守りで運を味方につけ、今季初勝利を目指す。
勝ち守りは特大の鹿せんべいで、春日大社で祈祷(きとう)を受けたもの。中央に「鹿島アントラーズがんばれ」と記されている。鹿島が奈良公園の鹿愛護に協力することが決まり、返礼として奈良県NPO法人2010年塾から寄贈された。
同じく贈られた段ボール製の鹿2体、勝ち守りは今後、カシマスタジアムに隣接するミュージアムに飾られることが決定。MF本山は「勝つという強い気持ちをもって戦う。FKもチャンスがあれば蹴る」と、今季初勝利に執念を燃やした。 (2007年3月17日06時04分 スポーツ報知)
シルクロード終着点である奈良から「勝ち守り」が届けられたとのこと。
これは吉報である。
そもそも奈良の鹿は鹿島神宮より贈られしものである。
詰まるところ祖を共にする仲間=ファミリーと考えて良かろう。
そのファミリーがこの窮地に力を与えてくれることは喜ばしい限りである。
その力を得て強い気持ちを持つと言う本山の言霊を現実としたい。
更に、多くのセットプレイを得ながらも得点が生まれていない事への危機感も認識している様子である。
チャンスはあったのだ。
後は気持ち。
より強く勝ちたいと思った者にだけ勝利が与えられると心得よ。
相手にではなく己に勝利するのである。