伊吹山
この山のこんなお話
そのー1
その生い立ち
海底火山が起源だった
もうひとつ分かっていなかったところ
NHKの放送に感謝
先ずは端折って
現在の伊吹山
(撮影:2008年11月)
山頂部は特に石灰岩が目立ちます
(撮影:2016年5月)
海底噴火で生まれた山にサンゴが生息
経年変化で石灰石に
その山が隆起して伊吹山になった
(NHKBS 躍動する大自然 の画面より引用)
以下もNHKの画面映像を拝借させて頂きます(感謝)
順を追って
3億年前に遡ります
赤道付近の海底で噴火が
海底火山の活動が終了して山に
その山にサンゴ礁が
その山は海洋プレート上にあります
海洋プレート上の山は一億5000万年掛けて
大陸プレートに移動
山は大陸プレートに衝突して崩れます
石灰石は大陸プレートに残る
地球の地殻変動で隆起が始まる
ところで
この隆起って、大陸から分裂して生まれた
それまでのっぺり(平野)していた日本列島に
100万年前の東西圧縮で山々が
形成されていった、その時のことだろうか?
(東西圧縮云々はNHKBSの別の番組での内容)
このような経緯で
伊吹山は石灰岩の山として誕生
この現象は日本各地でも見られる
この映像はNHKBSの別の番組(日本列島誕生の秘密)の画面
確かに伊吹山の山頂部は石灰岩が露出
(撮影:2016年11月)
当番組では他にも伊吹山の誕生に纏わる色んな話題
が提供されましたが、また別の機会に
その内の例えば
伊吹山はお花の山 (シモツケソウ)
写真仲間 SSKさんの写真をお借りしました
山頂にカタツムリが生息しています
これは知りませんでした
貝殻が炭酸カルシウム、石灰岩はそれが主成分で
この伊吹山が住処に好都合、なんだそうです
(NHKBSの同画面より)
2011年7月に見にいきました
カタツムリが生息、それを餌にとか
(同画面)
こんな写真しか撮れなかったが
私の過去の記録
ブログ:ヒメボタル 2011年7月
ここをクリックして下さい
伊吹の薬草は有名ですね
(同画面)
ご参考
これら動植物が生息できるのは
伊吹山は年間300日は霧が発生する事によります
発生の要因は下の絵(同、NHKBS)の通りです
太平洋、日本海 両方からの気流で霧・雲が発生
独り言
日本列島や日本アルプス等々の誕生をもう少し知りたいと
願っていたところ、時世がその時間を十分に与えてくれた
特にNHKではこういった情報を多く流してくれるので
本当に有難いことです
TVでは映像がふんだんに使われるので理解がし易くて
助かります
伊吹山の誕生は、山頂でアンモナイトの化石が見られる
等で海底が隆起して、と理解してはいたが、先月放映の
この番組は伊吹山の誕生をよりを深く知る事ことで
いい機会となった
一つ知りたいことを掴め、備忘録として残しておきたく
2月8日、23 補足資料
伊吹山は約3億年前に噴火した海底火山であったとされており[50]、
ウミユリやフズリナの化石が発見されたことから、地層には約2億5千年前
の古生代に海底に堆積した層が含まれていると考えられている[15]。その時期
にサンゴ礁が形成されたことで石灰質の地層が堆積した。中腹より上部は、
古生代二畳紀に形成された石灰岩が広く分布している[38]。山頂部では、
カレンフェルトや巨大な石灰露岩などのカルスト地形が見られる[38][51]。
化石が多く含まれ、フズリナやウミユリの化石がよく見られる[4]。石灰岩
には塊状の亀裂が多く、水透しが良く表土は乾燥し易い[38]。
現在山頂部の採掘は終わっているが、良質の石灰岩が採掘される山
として知られている。(Wikipediaより)
(12月27日、22UP)