つーさんの銅版工芸
私の銅版工芸
四日市市民大学18年入学のクラブ活動の一環で教りました。不器用で絵心のない私には苦痛でしたが
仲間に入れてもらい基本から風景、仏画、家紋、文字、アニメ、などに間口広くに展開されている中で姉
から毎年貰う色紙「干支」があることに気がつき書にこだわる様になりました。今では70肩痛、老眼でも
止めるに止められない楽しい仲間達になりました。
(下段に銅版工芸の行程など)
銅版工芸とは
銅版厚さ0.15ミリに下絵を描き鉄筆で罫書き、ヘラで凹凸を付け立体感を出しその後、裏込め
着色し磨きで明暗を出し作品にする
徹子さんの俳句
春蝉に間合いのありて千光寺
千光寺公園
尾道市の「千光寺公園」を訪ね、「文学のこみち」を散策した時のこと。春の蝉は夏の蝉と違って
弱々しい鳴き声である。「ジィー、ジィー」と太い低音で鳴いた後、しばらくの間合いを置いてまた、
鳴いた。春の哀愁を感じたのでした。「第1回おのみち俳句まつり」の入選句となった。
冬うらら語り続けて石となる
語愛
草津市、烏丸半島の一画に、石のオブジェを集めた広場がある。そこにある「語愛」という一対
の石人の作品に出会った。一月の穏やかに晴れた日であった。角川学芸出版、「俳句」平成21年
5月号の「平成俳壇」で、西山睦 選 佳作を頂いた。
荒陵へ春告鳥の案内かな
芭蕉会館
大津市の国道1号線の南側に「茶臼山公園」がある。そこは茶臼山古墳のあった場所である。
その登り口に「芭蕉会館」があり、芭蕉の立像や句碑がある。そこを初めて訪ねた時のこと、
鶯が私を俳句の世界へ案内してくれるかのように、坂道を登る私を先へ先へと移動しながら
導いてくれたのです。その年の「北村季吟顕彰俳句大会」で、初めて入選した思い出の句となりました
Kennyの水彩スケッチ画
鹿島槍 JR野洲駅周辺
ご参考:へー、こんな風に制作するんや!
銅版工芸の作業工程
1)サイズを決め原図(絵や文字)をカーボン紙で写す
2)鉄筆で罫書き裏と表よりヘラで押し出す、これらを繰り返し整える
3)裏面の凹面に紙粘土を詰め乾燥後平滑にし裏板を貼り付ける
4)表面を綺麗に酸洗いし入浴剤610ハップで着色し定着する
5)乾いたらピカールを付け濃淡を付けながら磨きラッカーを吹きつけ仕
上る
準備する物
銅板 0,15㎜
紙粘土
硬い敷板
鉄へら、竹ヘラ
鉄筆、その他
染色に使うもの 磨きに用いるもの
バット 温水 ピカール、ラッカー
ムトウハップ、その他 その他