大七さんのお酒を年末に入手しました。
以前ここで日本酒について書きましたが、その際調べた中でも評価の高かった生もと造りのお酒です。
やっとこさお正月に頂きました。
さて、そのお味。なんともすっきりとしたきれいなお酒でした。
旨味成分が程よくあって、甘みも感じるものの後味はすっきり。
思い入れも相まって、しみじみと美味しかったです。
魚介を中心としたおせち料理には良く合いました。
いろいろ調べていてやっと頂いた大七でした。実はこれまでも日本酒専門店に何度か通い、いわゆる生もと造りのお酒を頂いてはいました。酒蔵によって個性があって、しかし共通するのはくどさの無いすっきりとしたお酒。あれこれ飲んでも香りがいろいろなので、とても楽しめました。
大七はその中であまり癖の無い香りでした。
ワインで言えばフランスワインのコンセプト。食事に合うお酒ですね。そしてアミノ酸が豊富なので塩気のもので爆発的に味わいが増します。
塩をなめながら日本酒を飲む、というのはそういう意味合いがあります。お吸い物の塩分濃度が重要なのと同じです。
生もと造りの日本酒は実にグローバルな味わいであると感じました。世界に誇れるお酒です。