「医療ドラマ」に関する極私的見解

2020年01月18日 23時57分21秒 | 業界のかけら

以下に綴るのは、極私的感想文です。
評論でも、批評でもありません。
と、最初に但し書きをしておきます。

今期は医療ドラマまみれである。
そのいくつかを観て、
この手のドラマに対する自分の好みがわかってきた。

僕が好きなのは…

「患者やその家族を丁寧に描いたドラマ」

現実世界では、
医者と患者、どちらが先に生まれたかといえば、
患者である。

しかしながら、
ドラマ世界では、医者が先に生まれる。

そのためなのか、
患者が医者を引き立てるための道具や、
ドラマを劇的に見せるための道具になることが多い。

僕はそこに、
しばしば引っかかるものを感じる。

それはおそらく、
僕には患者や患者の家族の経験しかなく、
今後もその立場での経験しかすることがないからだろう。

もちろん、
ヒーローを引き立てるために、
それ以外の者が引き立て役となる、
というエンターティメントの方程式もわかっている。


だけど、医療ドラマだと、僕はそれが、楽しめないんだよなあ。
もう少し患者を丁寧に描いてくれ!と思ってしまう。

繰り返しになるけど、これはあくまで極私的な見解。

ドラマの質について語ったものではありません。

それはさておき、
今期の医療ドラマの中に、
僕の好みにあうものはあるかなあ。
今のところ、残念ながら出会えていない。

 
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