友人のお子さんが転校することになった。

転居のためである。

 

親としては、

新しい学校にすんなり馴染めるよう、

学年が変わるタイミングで転校できるよう、

もろもろ整えたという。

 

しかしお子さん曰く、

 

「転校するなら違う時がいい」

 

理由を尋ねると、

 

「転校生になってみたい。

　でも、学年が変わる時だと、

　転校生ですって紹介されないから」

 

ドラマやマンガでよく見る、

転校生を紹介するあのシーンを、

自分もやってみたいのだそうだ。

 

面白いことを考えるなあ。

 

この話を聞いたのはちょっと前で、

その時、友人はどうするか真剣に悩んでいたが…

結局どうすることにしたんだろうか。

Mar.18（Sat.）

■今日という日。

所用でひさしぶりに関西に行く。9時台の新幹線に乗るため品川駅に行くと、乗り換え口が大混雑。みんな大きな荷物を持っているところを見ると、飛び石連休を利用した2泊以上の旅行客のようだ。

僕の乗った「のぞみ」は普通車グリーン車すべて満席。自由席付近には立っている客も多数。こんな光景を見るのは、いつ以来だろうか。


Mar.19（Sun.）

■今日という日。

関西滞在。昨日は曇天だったが、今日は気持ちのよい春の日。

山辺の道を天理から大神神社まで歩く。この道を歩くのは10年ぶりぐらい。

帰りの京都駅も新幹線の券売機には長蛇の列。しかし席はまだ十分空きがある。問題は券売機に不慣れな人が多いようで、列がなかなか進まぬことだ。次の「のぞみ」、席はあるのに、乗ることができない。嗚呼。

経堂に戻ったのは夜8時過ぎ。空腹だったので『松ちゃん』で夕餉。

『太陽の汗／神林長平』（11）読了。高校生の時に読んで以来。当時、よくわからない箇所もあったが、とても魅力的な作品だった。今回も同じ読後感。