脚本家の夢

2020年01月06日 08時19分02秒 | コメディのかけら

やけに鮮明に覚えている夢なので、
記録しておきます。

少年を連れて僕がやって来る。
ここは僕が脚本を書いた世界で、
少年はその登場人物である。

そこへ青年がやってくる。
青年は少年の成長した姿。
そう、ここは少年にとっては未来の世界なのだ。

青年は古びた家に入ると、
中にいるろくでもない父親を叱る。

脚本にすると数ページに及ぶ長台詞だ。

内容は覚えていないのだが、
納得できる内容であるようで、
そもそも僕は、
この光景を見せるために少年を過去から連れてきた。
「大丈夫。
 こんな風に言えるようちゃんと成長するよ」と。

同時に脚本家として、
台詞を間違えないだろうか心配で仕方ない。

長台詞を終えた青年が出てきて、僕に告げる。
父親役のベテラン俳優曰く、

「台詞の始まりと終わりはいい。
 しかし中程はもっと錯乱していた方がいいんじゃないか」

この夢が僕に伝えようとしていることはなんだ?