9月4日映画「リトル・フォレスト」(夏・秋編)を観てきました
「海獣の子供」「魔女」などで知られる漫画家・五十嵐大介が、東北の小さな村を舞台に、旬の食材をいかした食事と自給自足の生活を通じて自分と向き合う若い女性の姿を描いた「リトル・フォレスト」を、橋本愛の主演で実写映画化。四季を通じて描かれる全4部を「夏編・秋編」「冬編・春編」の2部にわけて劇場公開。
映画のストーリー
都会に出たものの馴染めないでいたいち子(橋本愛)は、故郷である東北地方の小さな集落・小森に戻ってくる。山に囲まれた小森の周辺にはスーパーやコンビニはないため、畑で農作物を作ったり、野山で季節のものを採ってきたりして、自給自足に近い生活をしなければならない。山の恵みを使って、夏にはグミジャムや岩魚の塩焼き、秋はくるみごはんや栗の渋皮煮などを作るいち子。もちろん自然には厳しさもある。季節の移ろいを感じ、ふと立ち止まって自分自身と向き合いながら、いち子はおいしいものを食べて次の一歩を踏み出す勇気を得ていく。
私の感想
自分もこんな生活がしたい!私は「田舎暮らし願望」です。いち子が羨ましい、彼女が子供の頃から見聞きしてきた里山の生活が自分のものとして生きている。すばらしい
“自給自足の生活はこんなに甘くないゾ”と思いながら彼女の板についた作業に関心。
実際には汚れた作業、コツコツと気の長くなる作業、命をいただく・処理をする作業大変さ等映画は自給自足をきれいに描きすぎていた。それでも一年間の厳しさからいえば夏・秋は良い方なのかもしれない。
調理で「目から鱗」夫婦で感心したのは“育ちすぎ青菜のスジ取り”でした、我が家では今まで伸びすげてスジぽい小松菜は細かく刻んでチャ―ハンets…しかしませんでした。
それにしても、橋本 愛ちゃんのゴム長に首タオルスタイルでの田植えや薪割り“可愛すぎるゾ”
来年の2月冬・春編が楽しみです。
映画に出てきた料理・自給自足の技は!
・稲作の除草、水の管理、モグラ等による漏水発見法 稲刈り(手刈り) 稲穂の乾燥(縦におだ掛)
・湿度の高い日のカビ対策―ストーブを炊き部屋を乾燥させる
・ウスターソースづくりー人参栽培・間引き・自然<雑草>栽培
・クルミの収穫、果肉取り、剥き方―クルミごはん…山の動物との共生
・栗の収穫、イガの取り方―渋皮煮(村内のブーム)…熊との共生
・育ちすぎ青菜のスジ取りー青菜炒め
・グミの収穫―ジャムづくり
・薪割りー薪の玉割り、チエンソーづかいと目研ぎ
・合鴨農法―合鴨のさばき、ステーキ
・ハウスなしのトマト栽培と病気と無農薬栽培―トマト料理と保存方法
・○▽の実の収穫―ジャムづくり
・岩魚のさばきー塩焼き
まだあったかも知れないが思い出したのは以上です。経験したことのない技はいくつもありました。
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