有機・無農薬菜園ブログ!団塊の世代が!!武蔵村山で野菜づくり

笠間KGで有機・無農薬菜園・陶芸等を4年。定年後に武蔵村山市の畑に移転、週末農業を中心に野菜づくりを楽しんでいます。

4月10日岩波ホール『ワレサ 連帯の男』を観てきました

2014年04月11日 07時00分00秒 | 映画・観劇等

http://www.iwanami-hall.com/contents/now/about.html 『ワレサ 連帯の男』

4月10日岩波ホール『ワレサ 連帯の男』を観てきました

 

『ワレサ 連帯の男』はアンジェイ・ワイダ監督の最新作。「東欧民主化」から25年、ワイダ監督はその口火となったポーランドのグダンスクにおける独立自主管理労組「連帯」の闘いを、初代委員長レフ・ワレサと彼の家族の日々をとおして描いた。

ワイダ監督は、体制に対して自由のために人々が力を合わせて闘ったことを、映画で後の世代に残そうとした。ワレサという現存する人物を、立場の異なる人々が多い中で映画にすることは、大変困難な試みだ。しかしワレサを描ける人は、その時代の只中にいた自分しかいないと製作を敢行。

「連帯」とは、ポーランドで自由な組合活動が許されていない中で成立し、共産党政府に対抗して民主化運動で主導的役割を担った組織である。自由を求めた人々が加盟し、1981年当時、その数は1000万人(国民の約三分の一)に達した。(現在は60万人)

映画は、1980年代初頭、イタリアの女性ジャーナリスト、オリアナ・ファラチがワレサ宅でおこなったインタビューを軸に描かれる。1970年の食糧暴動の悲劇を機に、ワレサは労働者の闘争に深く関わってゆき、次第に一人の電気工から労働者のリーダーへと大きく成長してゆく。そして彼の家族も時代の奔流の中で激動の日々を送る。

ワイダ監督はワレサに敬意をこめながらも、彼を英雄として扱ってはいない。正義感も強く、家族思いでユーモアもあるが、弱くて傲慢でもある複雑な性格を持つ人物として描いている。また彼の英雄的行動の背景には妻ダヌタの存在があったことを、とりわけ大切にしている。

映画は89年に「連帯」が勝利するまでを一気に語っている。

<私の感想>

当時の連帯の活動に「興奮」した一人として何か物足らない気がした。ワイダ監督のワレサの切り口が「家族の助け・支援、無くしてワレサなし」を描いている。「連帯」のゼネストを指導する組織力ではなく要求実現の闘いのi横の広がりにも見えた。「連帯」組織の活動とリーダーワレサを描いて欲しかった。…勝手なこと言ってすいません。妻の感想「このような活動を支える家族は大変ですネ」…「ノーベル賞ですか」…だって

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