階段スペースは通常900~1000mmぐらいの幅が一般的な寸法ですが
今回は階段幅を1200mm提案できるケースがありました。
そこで階段の踊り場を活かして本棚スペースを提案。
踊り場に腰かけて読書のスペースということです。
このような壁の奥行を利用した本棚が踊り場には6セットあります。
文庫サイズならかなりの冊数が置けることと思います。
外壁に面した部分も外断熱工法のメリットでもあります壁中
空間の活用ができるので本棚スペースならもってこいの
提案ができます。
階段で読書というと・・行儀が悪いという声もあるかもしれませんが、
通常より幅広の階段の為座っていても邪魔にはならず
大目に見てあげてもらえるかと思います。
名古屋市でご活躍の綜設計脇田氏の著書によると
幼少期の小脳を鍛えるには高さを認識する行動が非常に効果的だとか・・
まさに住宅の中では階段の積極利用がそれに繋がるというわけです。