EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

強くなる才能

2007-08-25 17:18:40 | 日常
今朝は7時40分頃よりNHKで深浦八段の対談があり、大変有意義な話を聞くことができた。NKHのアナウンサーがかなり深いところを質問してくれたので、短い時間に1冊の本を読んだような重さがあった。次の対局にかかるプレッシャーは相当なはずだ。深浦八段が言われるところの「強くなる才能」をうちの子は持っているだろうか。プレッシャーといえばきのう終わった奨励会試験。宮崎から受かった榎木五段は高校1年。将棋を始めたのが遅くて、小学校も中学校も県代表にはなっていない。ここ2,3年で急伸びてとうとう今年県アマ竜王になった。試験3日目に連絡を待っていたら、本人の第一報が「負けました」。すごくあせって聞き返したら、「全勝を」と思っていたので、悔しくて「1つ勝ってあがりました」より先に「負けた」報告になったのだそうだ。これでアマの大会は制限されるので、いろいろな県大会には出られなくなる。今まで、子どもの引率のふりをして、実は榎木五段やもう去年奨励会に入ってしまった久保田奨励会5級が大人をやっつけて優勝するのを楽しみにしてきたのだが、もうあの雄姿は見られない。非常に残念だ。しかし今度は毎月2回、奨励会の活躍をネットで応援できる。そちらを楽しみにしよう。今回の榎木五段の合格を見て、やはり奨励会の試験には本人が1人で行かれる年齢で受けるのがいいと感じた。自分が責任を負える年齢に自分の足で行く。遅いといわれるかもしれないが、それも1つのあり方のように思う。
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2 コメント

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ありがとうございます (みやさくら)
2007-08-27 13:57:11
いつも訪問しては読み逃げしてすみません。
そして幸平を応援してくださってありがとうございます。
ブログに速報を載せてくださってて、あまりの速さに驚きました!!
本人は、年齢の事も考えて今回限りと腹をくくっていたようです。
16歳で人生の選択をしようとしている甥がとても大人に見えました。

ヤマドルさんが奨励会の試験には本人1人で・・と書いてらっしゃますが、その子の姿勢と棋力次第で受験時期は決まるのかも、と感じました。(将棋の世界を知らない素人の意見ですが)
今回の彼の受験は周りの方々の多大なご協力が無かったら実現しなかったものです。周りの皆様の心遣い・応援が有難く、つい涙腺が緩んでしまいます。

まだ入り口に立ったばかりの甥ですが、みなさんの応援に応えられるよう、EMIちゃんTABOくんに目標と思ってもらえるようにがんばって欲しいものです。
本当に、いつもありがとうございます。
こちらこそ (ヤマドル)
2007-08-27 20:09:43
結果が気になっていたところ、本人がこまめに連絡をくれたので助かりました。うちの子たちも道場の先生も、自分のことよりも応援していましたから。勝負はこれからなのですが、ぜひハングリー精神で上がってほしいです。TABOには「あなたもアマ竜王県代表にならないと次の話はないよ」と言ってます。これからもがんばりましょう!

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