自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

毒々しいのか・・・

2024-01-26 21:09:32 | お散歩

マムシグサ[蝮草](サトイモ科) 
林縁の道を歩いていると、地面の上に赤い実がありました。近づいて見ると、それはマムシグサの実でした。枯れた茎が重さに耐えきれなくなって倒れたようです。ちょうどヤツデの葉の間にあって、ヤツデの実の様にも見えています。赤と黒に色合いが毒々しいですね。
以前にも載せましたが、マムシグサの仲間はシュウ酸カルシウムを多く含み、間違えて食すると唇や口内の腫れや痺れが現れ、酷いと腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎障害をおこすこともあります。シュウ酸カルシウムの針状結晶が組織に突き刺さり、組織に物理的な損傷をおこすのです。 
この色合いは、自ら毒であると周囲にアピールしているんですかね。

1月中旬 横浜市内にて

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夢中になって・・・

2024-01-25 18:38:27 | お散歩

アオジ [青鵐](ホオジロ科) 
公園の中を歩いていると数羽のアオジが園路の上に姿を見せていました。アスファルトの隙間に嘴を入れて何かを食べているようです。
茂みの中に姿を隠すことが多いですが、よほど美味しいものがあるのでしょうかね。私が近づいても隠れようとはしませんでした。
昨年も茂みから飛び出してきたアオジが、私のすぐ足元で餌を啄んでいました。人馴れしている個体もいるんでしょうか。
すぐ近くの茂みの中からもアオジの声が聞こえていました。全部で何羽いたのか気になります。

1月中旬 横浜市内にて

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単独で・・・

2024-01-23 20:55:03 | お散歩

マガモ[真鴨](カモ科) 
キンクロハジロとカルガモの小群がいた池に、一羽だけでいるカモがいました。この左手にある池の隅には、カルガモが数羽ほどいましたが、明らかに姿が違います。これはマガモの雌でしょうか。
この時、カルガモとキンクロハジロ以外のカモは見当たりませんでした。このマガモは、仲間たちとはぐれてしまったんですかね。体の具合が悪いのか心配になります。
この池は、冬になると凍結することもあります。この日は寒く感じましたが、凍結していなかったのでそれほど気温は低くなかったのかもしれません。

1月中旬 横浜市内にて

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その名の季節に・・・

2024-01-22 20:42:34 | お散歩

フユイチゴ[冬苺](バラ科)
千葉県以西の本州~四国、九州の林内や林緑に生えるつる性の常緑小低木。 葉は互生し、長い柄があり心形。縁は浅く5裂し、鋸歯があります。裏面には毛が密につきます。
9~10月、白色の5弁花が5~10個集まって咲きます。果実は集合果で、赤く熟し食せます。
道端の茂みで、この冬もフユイチゴの実と出会うことができました。小さな実ですが、今回は2つほど味見してみました。
去年も花を観察する機会がありませんでした。今年こそ久しぶりに花の咲く様子を観察してみたいですね。

1月中旬 横浜市内にて

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冬枯れの・・・

2024-01-21 18:49:01 | お散歩

コウヤボウキ[高野箒](キク科)
11月に花が咲いていたコウヤボウキも、今はこんな姿をしています。真っ白ではなく、ややくすんだ綿毛が今を盛りとたくさん姿を見せていました。
枯れた葉は縮れていますが、まだ枝に付いています。綿毛の旅立ちを見送った後に落ちるのでしょうかね。そこまで観察したことがありません。
梅の花など咲き始めていても、季節は冬真っただ中ですね。

1月中旬 横浜市内にて

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