自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ひっそりと開花中・・・カンアオイ

2012-01-21 18:35:00 | お散歩

カンアオイ[寒葵](ウマノスズクサ科)
千葉・埼玉・東京・神奈川・静岡の山地林下に生える多年草。葉は根生し、全縁で長さ6~10cm、卵形~広卵形で基部は心形です。10~2月、落葉に隠れるように花を咲かせます。蕚筒は筒状鐘形で、蕚裂片は蕚筒より短いです。
カンアオイの仲間は、たくさんありますが、私にははっきりと区別することはできません。
このカンアオイは、散策を始めた頃からここにありますが、あまり詳しく観察したことがありません。花の中の様子なども気になりますが、手前に柵があるので、無理をして近付くことは控えています。
花が咲いていると気付く人は、あまり多くないでしょうか。ひっそりと咲く花もいいものです。

1月中旬 大和市内にて

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川面にて・・・

2012-01-20 21:34:00 | お散歩

マガモ[真鴨](カモ科)
ユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く繁殖します。冬は両大陸南部やアフリカ大陸北部、東南アジアなどに渡って過ごし、日本では大部分が冬鳥として全土に越冬します。最近では越夏する非繁殖個体も多く残ります。
このマガモは雄です。頭が光沢のある緑色で、嘴は黄色。首に白く細いリングがあります。胸は褐色で腹側は灰白色。上尾筒は黒く、4枚の中央尾羽はカールしています。足は橙黄色です。
この辺りでよく見かけるカルガモと一緒に、川面に浮かんでいました。カルガモの嘴は先が黄色いですが、マガモの雄は嘴全体が黄色いので目立ちますね。
冬の冷たい水に入っていられるのは、この羽毛のおかげしょうが、足は冷たくないのでしょうか。見ているだけで、こちらが寒くなってしまいます・・・

1月中旬 大和市内にて

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水飲み場・・・

2012-01-19 21:54:00 | お散歩

キジバト[雉鳩](ハト科)
川の流れを、ボーっと見つめていると、川に張り出した枝から、キジバトが1羽川岸に降り立ちました。
すると、川の流れに嘴をいれて水を飲み始めました。時折首を上げて辺りを見まわしています。驚かさないように注意してカメラを構え、ようやく1枚撮ることができました。
空気が乾燥しているから、ハトも喉が渇くのでしょうか。暫らくの間水を飲んでいました。
脇にある空き缶は、ハトが飲み干したわけではありません。こんな光景は胸が痛みます。
ポイ捨ては、絶対にやめてほしいです。

1月中旬 大和市内にて

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水辺にて・・・タコノアシ

2012-01-18 23:07:00 | お散歩

タコノアシ[蛸の足](ユキノシタ科)
近くの公園で見ることのできるタコノアシ。未だ花の姿を見ることができずにいます。
この季節は、周りの草も枯れていて、ポツンと枯れ残った姿が目立ちますが、花の季節には辺りは草で覆われます。
でも、一度は花を見てみたいですね。


この日、近くの池では、昼になるというのに、まだ氷が張っていました。
小さな池ですが、全面凍結していました。冬の姿・・・ですね。

2008年のタコノアシ

1月中旬 大和市内にて

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旅立ちの時・・・ガマ

2012-01-17 21:42:00 | お散歩

ガマ[蒲](ガマ科)
川沿いの道を歩いていると、川の中ほどにこんなものを見つけました。これはガマでしょうか。
果穂が綿状になって崩れています。よく見ると小さな果実に綿毛の付いている様子が分かります。
昔は、この綿毛を集めて、布団の綿に使ったり、火を熾す際の火口に利用したりしたそうです。
今では見向きもされないこの綿毛、風に乗ってその役目を果たすことができるのでしょう。
去年は花の様子を確認することができませんでした。今年は是非花も見てみたいと思います。

2011年2月の様子

1月中旬 大和市内にて

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