ユリノキ[百合木](モクレン科)
北アメリカ原産の落葉高木。公園や街路樹としてよく植えられています。
先日、ジロボウエンゴサクの花を撮った所へ、久しぶりに行ってみました。まだ、ジロボウエンゴサクの気配すらありませんでしたが、そこに生えている木を見て、さて何の木だったかなと思いました。ジロボウエンゴサクの花を撮った時は、まったく木の存在が気にならなかったのです。
この木は幹回りも太く、とても高い樹高です。真横に立って見上げてみると、上のほうの枝先に何かがついています。これは実の付いた跡のようです。
比較的低い枝先にあったものを撮ってみました。これは見覚えがあります。この木はユリノキですね。
改めて少し離れた所から、ユリノキを眺めてみました。上方4分の1位の枝先には、たくさんの残渣が残っています。とてもたくさんの花を咲かせていたのでしょうね。
私の住む町の近くには、ユリノキが街路樹として植えられている所が幾つかあります。でも、街路樹のユリノキは、枝打ちなどをされて、見るも無残な姿です。
この木は、無理な剪定もされずにいて、伸び伸びと育っているようです。とても見事な樹形ですね。
花の季節に、改めて訪れてみたいと思いますが、下からは花は眺められそうにありませんね。
ユリノキの花
1月下旬 横浜市内にて