テイカカズラ[定家葛](キョウチクトウ科)
去年の暮れに訪れた時は、まだ実が割れずにいたテイカカズラ。今では実が割れて、中に詰まっていた種子も風に乗って、どこかへ飛んでいってしまったようです。
そう思って、実の残骸を少し残念な気持ちで眺めていると、下のほうに種髪が葉に引っ掛かって、まだ残っている種子を見つけました。種髪同士が絡み合っているようですね。
このテイカカズラは、立ち枯れた木に絡み付いています。今まで、すぐ隣に同じように立ち枯れた木があって、同じようにテイカカズラが絡み付いていました。でも去年の夏、その木は強風のために倒れてしまい、絡みついていたテイカカズラも枯れてしまいました。
このテイカカズラの未来も、きっと同じようなものでしょう。
今のうちに、種子をどんどん飛ばさないといけませんね。
2009年の種子
センニンソウ[仙人草](キンポウゲ科)
こちらは去年、花の咲いた様子から種子が生ったところまで載せたセンニンソウです。
冬枯れた林際で、まだいくつかの白髭を見ることができました。
今年も、綺麗に花を咲かせてくれるのが楽しみです。
11月の様子
2月上旬 横浜市内にて