ユリノキ[百合木](モクレン科)
街路樹として植えられているユリノキに、たくさんの実のあとが残っていました。
2年前、この木で初めて花を見ましたが、その時はこれほど付いていなかったと思います。去年はユリノキの観察をしていなかったので、これだけたくさん咲いていたと思うと見に来なかったことが大変残念です。
今年は是非、花の様子を観察したいと思います。
でも街路樹だけに、花の咲く前に剪定されない事を祈ります。
ユリノキの花
2月中旬 大和市内にて
フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)
北海道~九州の山地の林床などに生える多年草。西日本では少ないそうです。
花には蕚片と花弁があり、3~4月に黄金色の花を咲かせます。
自生地は激減しているそうで、絶滅危惧II類(VU)に分類されています。
この辺りでは自生していないと思いますが、近くの公園で植栽されていたものを見つけました。日の光を受けて花が開くそうですが、雨の降る日の多い今年は、花の開く機会が少ないのでしょうか。
全草に毒成分を持つ有毒植物ですが、新芽をフキノトウを間違えて食べる事故もあるようなので注意が必要ですね。
2月中旬 大和市内にて