自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

春に向けて・・・シロダモ

2010-02-23 21:32:00 | お散歩


シロダモ(クスノキ科)
シロダモの冬芽も、林の中で目立ち始めています。
昨日載せたタブノキの冬芽より、ほっそりしていて色も違いますが、この辺りの林ではよく見かける木です。葉の裏が白いことが特徴の一つですね。
クスノキをはじめ、クロモジやアブラチャンなど、クスノキ科の植物はこの辺りでも色々見ることができますが、その芳香が私はとても好きです。
このあと展開する若葉の様子がとてもユニークなのですが、そんな若葉を見ることのできる季節が近付いて来ていますね。

実と雌花 雄花 若葉

2月中旬 横浜市内にて
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春に向けて・・・タブノキ

2010-02-22 20:01:00 | お散歩


タブノキ[椨木](クスノキ科)
林の中で、芽鱗にしっかりと包まれている、こんな冬芽を見つけました。
これはタブノキの冬芽です。冬枯れの林で、赤い色が目立ちます。
これから暖かくなるにつれて、大きく膨らんでいきます。常緑樹は、一年中変わらない感じがしますが、タブノキもしっかり春の準備をしています。
サクラの花が咲く頃には、小さな花をたくさん咲かせてくれるでしょう。

2008年の記事 タブノキの花

2月中旬 横浜市内にて
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巡る季節・・・コウヤボウキ

2010-02-21 17:53:00 | お散歩


コウヤボウキ[高野箒](キク科)
林の中の小道を歩いていると、白く細かいものがたくさん目に入りました。
しゃがみこんで見てみると、それはコウヤボウキのほころび始めた冬芽でした。
一見、枯れ枝のように見える、この季節のコウヤボウキも、懸命に生きていることがわかりますね。
所々にまだ綿毛の飛び去ったあとが残っていますが、小さくても輝くような新芽が目立ちます。新緑の季節がすぐそこまでやって来ていますね。

コウヤボウキの花 コウヤボウキの綿毛

2月中旬 横浜市内にて
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満開の頃は・・・ユリノキ

2010-02-20 20:20:00 | お散歩


ユリノキ[百合木](モクレン科)
街路樹として植えられているユリノキに、たくさんの実のあとが残っていました。
2年前、この木で初めて花を見ましたが、その時はこれほど付いていなかったと思います。去年はユリノキの観察をしていなかったので、これだけたくさん咲いていたと思うと見に来なかったことが大変残念です。
今年は是非、花の様子を観察したいと思います。
でも街路樹だけに、花の咲く前に剪定されない事を祈ります。

ユリノキの花

2月中旬 大和市内にて
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めでたき花・・・フクジュソウ

2010-02-19 21:52:00 | お散歩


フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)
北海道~九州の山地の林床などに生える多年草。西日本では少ないそうです。
花には蕚片と花弁があり、3~4月に黄金色の花を咲かせます。
自生地は激減しているそうで、絶滅危惧II類(VU)に分類されています。
この辺りでは自生していないと思いますが、近くの公園で植栽されていたものを見つけました。日の光を受けて花が開くそうですが、雨の降る日の多い今年は、花の開く機会が少ないのでしょうか。
全草に毒成分を持つ有毒植物ですが、新芽をフキノトウを間違えて食べる事故もあるようなので注意が必要ですね。

2月中旬 大和市内にて
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