ミツバアケビ[三葉木通](アケビ科)
林縁では、ミツバアケビの花が咲いていました。木々に絡まった蔓から垂れ下がるように花を付けています。
幾つも咲いている花の中で、ひと際大きく目立つのが雌花です。花弁は無く、3個の萼片が花弁のように付いています。
中には太めの雌蕊が4個あるのがわかりますかね。
こちらは雄花です。やはり花弁は無く、小さな3個の萼片があります。雄蕊は6個ありますが、まだ花粉は出していないようです。
花序の基部に雌花が付き、花序の先端に雄花が付く雌雄同種です。少ない雌花に、たくさんの雄花が群がるように咲いていますね。
花は見ても果実の姿を見ることはたまにしかありません。さて、今年は見ることができるでしょうか。期待して待ちましょう。
3月下旬 横浜市内にて
はい、咲き揃っていて良かったです。
本当に果実に出会ってみたいですね。
雌雄の花が同じ株に有っても結実する事は無い・・と聞いたことが有ります。
他の株との間での交配で実を結ぶと言うのは本当なのでしょうか。
私の良く写していた木通も一つの株でした、花は良く咲いていましたが、実は見た事が有りません。
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アケビは自家不和合性があるため、ひとつの株だけでは結実しないようです。