自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

かぶれること無く・・・ニワウルシ

2008-07-30 22:27:00 | お散歩
ニワウルシ[庭漆](ニガキ科)
いつものように散策をしていると、林際に生えている木に、こんな実がなっていました。葉の形からカラスザンショウかと思いましたが、こんな実はなりません。家に帰って調べると、これはニワウルシでした。
中国原産の落葉高木。雌雄異株で、明治初期に庭木や街路樹として導入されたものが、各地で野生化しているそうです。

葉は奇数羽状複葉で、長さ40~100cm。カラスザンショウに似ますが、小葉の付け根付近に、突起状の鋸歯が1対か数対あることが特徴だそうです。樹高は20mにもなります。
カラスザンショウやヌルデと同様に、先駆性樹木として空き地や河川敷に侵入しますが、生長が早く、耐陰性があるので在来種と競合することが心配されています。
「ウルシ」と名がつきますが、ニガキ科なのでかぶれることはありません。
別名の「シンジュ(神樹)」は、英名のTree of Heavenを直訳したものだそうです。

7月中旬 横浜市内にて 
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2 コメント

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Unknown (三四郎)
2008-07-31 20:30:06
実が房状?にかなりついていますね。
この実は熟するとどうなるのでしょうね。

多摩川で見たような、見ないような?
多分ありそうな気がします。
これも今度是非特定してみたいものです。
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Unknown (YAKUMA)
2008-07-31 21:14:54
三四郎さん、こんばんは
ニワウルシの実は、この後茶色くなるようです。
河川敷も好むようなので、多摩川縁にもあるのではないでしょうか。
出会えるといいですね。
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