カラスノエンドウ[烏野豌豆](マメ科)
緑が目立ち始めた道端では、カラスノエンドウも花を咲かせていました。緑の中に点々と赤紫色の花が目立ちます。伸び始めた巻き髭は、何に巻きつこうとしているのでしょうか。若い芽を摘んで食すということですが、茎先の若い芽も美味しそうに見えてきます。
2009年の花
キュウリグサ[胡瓜草](ムラサキ科)
畑際の道端では、キュウリグサが小さな花を咲かせています。淡青紫色の花弁と真ん中の黄色の組み合わせが、何とも言えず素敵ですね。花序の下部では、もう実が膨らみ始めているようです。伸びきりつつある花茎よりも、まだ先を丸めて花を咲かせている姿のほうが、可憐な感じがして私は好きです。
2008年の花
ムラサキウンラン[紫海蘭](ゴマノハグサ科)
この名で呼ぶより、「ヒメキンギョソウ」とか「リナリア」と呼ぶほうが一般的なのでしょうか。
地中海西部原産の園芸品種で、1年草と多年草があるそうです。葉は細長い線形で、互生します。この花は紫色をしていますが、花色は様々だそうです。
桜並木を歩いていると、桜の根元に一株だけ鮮やかな色の花を咲かせている草を見つけました。何となくどこかで見たことがあると思っていたのですが、職場の前に植えらていることに後日気付いたのです。最近逃げ出して野生化しているものが多くなっているようですが、この辺りも地中海の気候に似てきたのでしょうかね。
4月中旬 横浜市内にて