自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

実りではなく・・・

2007-01-21 17:17:00 | お散歩
いつもの自然公園にある林の中を歩いているとこんな木が目に入りました。

イヌツゲ[犬黄楊](モチノキ科)です。
本州~九州の身近な雑木林や山地に生える小高木です。葉は互生し、密につきます。剪定してもよく萌芽するので古くから庭木や生垣として植えられています。花期は6~7月で秋になると黒い果実がなります。
何か丸いものがついていますが、これは果実ではなく虫こぶがついているのです。虫こぶとは虫などから出される何らかの刺激によって、植物の一部の細胞が増殖したり肥大したりして、異常な形状になったものを指し、イヌツゲの場合は、イヌツゲタマバエによって作られるそうです。試しに一つつぶしてみましたが、中にはオレンジ色の小さい幼虫がはいっていました。
日本で確認されている虫こぶは1400種類以上あるそうです。中には薬として使われるものもあります。世の中には知らない方が良いことがいろいろとあるようですね。。。。。

1月中旬 横浜市内にて
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