久々に楽器シリーズ。
冒頭の写真の一番上が十数年前にどっかのエスニックバザールで買ったやつ。いかにもバリっぽい彫刻が施されている(右写真)。
一番下が同期の男性が十年前にバリのお土産で買ってくれたもの。
真ん中が最近買ったやつである。
このように3本も持っていながら、私は今日まで音の出し方について誤解していたことに気づき、かなりのショックを味わっている。
☆ ☆ ☆
この笛の吹き口には竹の帯が巻いてあるのだが、私はそれをずっと吹き口カバーだと思っていて、吹く時ははずすんだと思ってた。
竹帯をはずした吹き口は右のようになっていて、私は笛の頭に上唇を当て、下唇を浮かせて穴にめがけて息を吹き込むのかと思ってた。そのようにして出る音は頼りないほどやわらかく、「彫刻に力が入っている割には音の出ない笛だなぁ」とずっと思っていた。
ところが今日、この記事を書くために本を調べていたら、この竹帯は「楽に音を出すために」つけているようなことが書かれているではないか。ひょっとして竹帯はカバーではなく、つけたまま吹くのでは?と気づき、やってみたら、リコーダーのようにクリアな音が出るではないか!
上から見ると右のような感じで、確かに写真左下の吹き口に向かって安定した息の通り道を確保するために、ほどよい隙間が空いているではないか。吹き口が指穴と反対側にあるが、原理的にはリコーダーと同じではないか!
私はなんと言う誤解をしていたのだろう。ただのカバーだと思っていたから、一番バリっぽいスリンの竹帯はもうどっかに行ってしまった。
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冒頭の写真の一番上が十数年前にどっかのエスニックバザールで買ったやつ。いかにもバリっぽい彫刻が施されている(右写真)。
一番下が同期の男性が十年前にバリのお土産で買ってくれたもの。
真ん中が最近買ったやつである。
このように3本も持っていながら、私は今日まで音の出し方について誤解していたことに気づき、かなりのショックを味わっている。
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この笛の吹き口には竹の帯が巻いてあるのだが、私はそれをずっと吹き口カバーだと思っていて、吹く時ははずすんだと思ってた。
竹帯をはずした吹き口は右のようになっていて、私は笛の頭に上唇を当て、下唇を浮かせて穴にめがけて息を吹き込むのかと思ってた。そのようにして出る音は頼りないほどやわらかく、「彫刻に力が入っている割には音の出ない笛だなぁ」とずっと思っていた。
ところが今日、この記事を書くために本を調べていたら、この竹帯は「楽に音を出すために」つけているようなことが書かれているではないか。ひょっとして竹帯はカバーではなく、つけたまま吹くのでは?と気づき、やってみたら、リコーダーのようにクリアな音が出るではないか!
上から見ると右のような感じで、確かに写真左下の吹き口に向かって安定した息の通り道を確保するために、ほどよい隙間が空いているではないか。吹き口が指穴と反対側にあるが、原理的にはリコーダーと同じではないか!
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