結果を見る者は地獄を見るが、原因を見る者は天国を見ることになる。

欲を出すことは結果を出すことになりますが、その分だけ苦労や苦悩が伴い地獄を見ることにもなります。

ところが欲の正体を知る者は、原因と結果が同体だと自覚認識していますから、欲張って結果を出すことに拘り執着しないで・成り行き任せの自然体ですから（事の始まりが無いから）（元からして苦労も苦悩もないから）当然ながら心穏やかな天国となります。

何はともあれ…欲張った結果からして何某の自己満足が味わえても、事の始まりから苦労し苦悩していますから、
当然ながら喜怒哀楽のどっちもどっちの中途半端な結果になり・満足しきれないで・欲求不満みたいになり、
またそれが原因からして何某の自己満足を欲しがることにもなり、その不満と満足の喜怒哀楽がキリもなく繰り返されます。

また何某の結果を出して相手に喜ばれて欲しかったことの・裏目が出て・此れまでの努力が水の泡になり・その自損した結果のみならず・相手から叱責されたり責任まで追及される場合があります。

然るに見栄や世間体やプライドなどの欲目からして事を成した結果が報われないばかりか負い目までかぶることにもなる場合があるのが矛盾に満ちた・間違い狂った人間関係や仕事関係なのです。

だから人間の無情さ非情さ理不尽さを味わうことになるのです。

…自己満足が欲しくて苦労し苦悩することになっている…
…だから自己満足を欲しがらなければ何の問題も無くなるのです…

ちなみに私が精神世界に目覚める以前からして・この世人間界が何だか変だと思ったり、身近な人間関係や夫婦関係に言い知れぬ違和感や不信感を持っていましたが、その原因が不満と欲と矛盾と・その矛盾が原因のその差別があると理解納得確信したのが現在です。

然るに欲張って何か事を成すことよりも・自然体の成り行き任せにして・その必然ご縁に限った・生きていくための雑多や人間関係だけにとどめて…

然るに人様に余計なことや無駄なことや迷惑になるようなことをしないで…
人それぞれの性格個性や感性や理性やらの個人の自由にして（相手の思い意識精神のままにして）（良い悪いで判断しないで）ただ静かに見守る形にして・ほっとく・放任することにもなったのです。

となれば…先ほどに書いたように…人間関係が少ないほど面倒なことにならずにして（被害者にも加害者にもならずに）（巻き込まれ巻き込むことなく）事無く普通に生きていけるのです。

然るに私の中に先祖やら親戚兄弟やら夫婦関係や親子関係などを特に意識することも無くなって・必然ご縁の成り行き任せにしているから・御身一人の孤独の自由を大いに味わっています。

然るに自分さえ良ければの個人意識丸出し（本能丸出し）でもって自分のために生きています。