不満と欲と矛盾でもって間違い狂っている事実を自覚できなければ欲張ることから卒業できずに己が困ったことになるだけです。

人間ならば本能からして自分さえ良ければの自己中心の個人意識を持って生まれています。

だから誰かさんが思うように…
誰かのお役に立つ。自然を大切にする。家族を大切にする。恩人を大切にする。地球を大切にする。
等と思うだけにして尚且つ実践行動する以前から…世のため人のために尽くす等と…前もって思い考え表現したり行動していれば…
それは自然体の愛ではないから…己の得手勝手なエゴや見せ掛けになり…
誰もが持っている本能の個人意識の自分さえ良ければの本音精神を奥に隠している…嘘偽りの＜偽善＞になります。

ところが前もって思い考えてもいなかったのに…成り行き任せにして生きている中で現れ出ている結果となれば…それは自然体の愛になります。

ちなみに宇宙・神・愛の仕組みの必然ご縁からしていつの間にやら私が思いもよらない単身過疎地暮らしになったのは自然体の愛の結果です。

だから自分さえ良ければの個人意識丸出しの正直にして巷の諸々の人間関係から離れて・欲張ることなく素朴謙虚にして・心穏やかな精神安定にして・２０年近く続いているとも言えるのです。

ところが先程の誰かさんのように自分さえ良ければと欲張っているのに…世のため人のために尽くすとなれば…当然ながら偽善者になります。

ちなみに私が世のため人のためにと偽善者ぶらないことからして・また自分さえ良ければと孤独の自由になったこともあって・それが薄情にも思われているかもしれません。

だから薄情にも思える私を逆手に取って…世のため人のために尽くしなさい…とばかりに己の思い偽善を押し付けてくる誰かさんがいるのです。

だからそんな者が…この世人間界が不満と欲と矛盾に満ちている＜事実＞を理解し納得確信となるはずもありません…
だから矛盾があると知らずにして…誰かのお役に立つ。自然を大切にする。家族を大切にする。恩人を大切にする。地球を大切にする。等と並べ立てて…
その偽善者の身勝手な思いが如何にも正しい善人が如くに見せ掛けることが出来るのです。

また善人ぶる偽善者だけに…数に限りがある有限の世界で＜欲張る＞ことが弱者を虐める結果となっていることさえ自覚できないで＜欲張り続ける＞ことでしょう…

然るにそんな人ほど…欲にまみれているのに…私は賢いの自惚れ慢心や私は正しいの思いが強くて何かと自慢したり、またそれを人様に押しつける性格難癖を持っているようです。

とにもかくにも…不満と欲と矛盾でもって間違い狂っている事実を自覚できなければ…何かと欲張ることから卒業できずにその喜怒哀楽のストレスでもって己の心身が困ったことになるだけでして心穏やかな精神安定とは絶対になりません。

ちなみに人間は欲からして何かと集まりたがりますから、
その欲から離れることになれば人が集まる必要も無くなり様々な欲絡みの人間関係からも解放されてその孤独の自由にして生きていく価値が味わえます。