ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

J2戦力分析/その15・徳島

2015年02月18日 | サッカー

札幌は本日から熊本で2次キャンプ。戦力紹介は三分の二を消化。

ともに開幕に向けた追い込みに入った。

なお、本日から紹介する3クラブは昨季J1の2クラブ&昨季J2の3位。

5、6月のこの3戦は前半戦の山場と考える。

【徳島/5月24日14時・ポカスタ】

監督:小林伸二(続投)

主なOUT

GK阿部(引退)松井(川崎)川浪(新潟)

DF千代反田(引退)村松(清水フ)那須川(松本)木下(FC大阪レ)

MF宮崎(引退)小暮(C大阪フ)小島(浦和フ)花井、イ(ともに長崎)

FW高崎(鹿島)アドリアーノ(甲府)ドウグラス(広島レ)

主なIN

GK相澤(清水)渡辺(新潟レ)DF石井(山形)冨田(水戸)内田(G大阪レ)

MF木村(大分)井澤(甲府)広瀬(水戸)FW佐藤(G大阪)長谷川(大宮)

主な新人:MF佐々木(東京学芸大)

千代タン&光平のかつての「博多の漢」がともに引退。さらに、高崎が鹿島に移籍。

一方で、佐藤が4季ぶりに阿波に帰り、小林チルドレンのモンゴル長谷川が加入。

津田&大崎を交えた顔ぶれを見ると、前線はさほど戦力ダウンしたとは思わない。

このチームの戦績は、「ホーム未勝利」という昨季J1で味わった屈辱を

早い段階で払拭し、「自信」を取り戻せるかどうかにかかっていると思う。

序盤にもたつくようだと、中位でもがき続けることもありそうな。


  • ACL

プレーオフ@日立台は、柏3(1延長0)2チョンブリ

吉田新監督の下、柏が苦しみながらも、ACL本戦出場を決めた。


デートコースはゴール裏・第4話/99年J2

2015年02月17日 | デートコースはG裏

12日から3泊4日の道央行脚。荒天に遭いながらも、2号は日程を全うしてきた。

積丹の海の幸やラムしゃぶ、スープカレー、ラーメンサラダ、山中牧場のソフトなど

故郷の味を久々に満喫した様子である。唯一の心残りは、

15日に那覇から帰札した黒の一行と、新千歳ですれ違いになったことらしい。

思えば、北海道が「遠きにありて」という地になったのは、下に記す99年が始まりだった。


99年と言えば、J2元年が10クラブで開幕(注1)。

あの岡田武史氏が札幌の監督に就いて、再昇格の機運が高まった年である。

しかし、現実は甘くなく、ノブリン大分と対戦した開幕戦では、俺王様の一発でウノゼロ負け。

後にノブリンも俺王様も札幌にやってくるのは、いま思うと不思議な縁である

歯がゆい序盤戦にやきもきして迎えた年度初めに、ワタシに道外行きの辞令が舞い降りた。

行き先は群馬県太田市・・・「どこだ??」というのが、夫婦の率直な第一印象だった。

そして、GW明けの離道を控えた厚別連戦。

5月2日の甲府戦(6対0で圧勝。リカルジーニョまで決めた一戦)と

5日の大宮戦(終了5分前に関が決勝点)の連勝は、良いはなむけをもらったと感謝している。

一方で、道外に出たということは、アウエー戦に行きやすくなったということでもある。

「新潟は雪国だが、夏はおそろしく暑い」と実感した8月の新潟戦@新潟市陸

ツウット&ティンガ抜きの純国産布陣に完敗を喫した9月の川崎戦@等々力などに足を運んだ。

中でも思い出に残っているのは、10月のFC東京戦@江戸川陸上

東京サポの古いチャントで「ラ・エドガワ」と歌われた地(注2)でウノゼロ勝ち。

そして、黒の吉原宏太のラストゴールをおがめた一戦だった。

ちなみに、上記の3戦には3号も帯同。

つまり、この年は3号がスタジアム・デビューを果たした年にもなった。

また、関東暮らしを始めたことで、JリーグとJFLしか知らなかった我が家が、

地域リーグ(注3)やユース年代(注4)に目を向ける年にもなった。

サッカー観が大きく広がる契機になった年とも言える。

残念ながら、札幌はJ2で5位に終わり、一年でのJ1再昇格はかなわず。

しかし、明くる年に「怪物」を迎え入れた札幌は、関東の地に歓喜をもたらすことになる。

(第5話に続く)


注1:この「オリジナル10」のうち、今季もJ2にいるのは大宮大分・・・そして

注2:その競技場を抱える区に、まさか十余年後に住むことになるとは・・・

注3:98年限りで札幌を契約満了になり、故郷の前橋に戻った鳥居塚伸人選手の影響が大きい。

99年には群馬の成年男子チームを熊本国体に、00年には所属する図南SCを関東リーグに導いた。

注4:全国高校選手権の準決勝「市立船橋×前橋育英」を国立で生観戦する幸運に恵まれた。

GK黒河(新潟)DF羽田(引退・元神戸)中澤(C大阪)MF本橋(引退・元栃木)

永井(引退・元柏)FW原(引退・元湘南)を擁し、無失点Vを遂げることになる市船に対して、

GK岩丸(引退・元群馬)DF青木(鹿島)MF松下(群馬)茂原(いろいろあって解雇・元柏)

FW佐藤(引退・元群馬)と、育英も豪華布陣で臨み、スコアレスながら見応えある熱戦になった。

ちなみに、育英のベンチには後に札幌に入る相川進也(当時1年生)もいた。


J2戦力分析/その14・群馬

2015年02月16日 | サッカー

この週末は鬼の2号の居ぬ間にギャンブル三昧。

ナンバーズ3&ロト7で3万円も稼いだうえ、

ネット購入したミニBIGも3等4060円が当たる幸運に恵まれた。

一方で、土日の競馬の3重賞は全敗という浮き沈みも。来週のGⅠフェブラリーSが心配

さて戦力紹介の第14弾は、かつて競馬・競輪・競艇・オートレースを

すべて抱えていた「ギャンブル王国」のクラブ。

【群馬/5月17日13時・正田スタ】

監督:服部浩紀(新任)

主なOUT

GK岩丸(引退)内藤(町田)DF金沢、ファン(ともに引退)

瀬川(山形)クォン(熊本)MF加藤(山形)永田(讃岐)

FWダニエル・ロビーニョ(京都)平繁(熊本)

主なIN

GK鈴木(湘南)DF小林(山形)MF松下(横F)吉濱(湘南)

アクレイソン(コメルシアル)オリベイラ(リオ・クラーロ)

FWタンケ(コリンチャンス)永井(和歌山)

主な新人

DF小林(草津CH)川岸(駒大)MF江坂(流経大)大岩(秀岳館高)FW小牟田(駒大)

「前橋商の伝説のFW」服部さんが新監督に<トリさんとのホットラインは上州では今も語り草

かつて志免町で4号がお世話になった縁があるので、成功してほしいが、

2トップ&CBをまとめて他クラブに引き抜かれ、正直、厳しい陣容でのスタートになった。

久しぶりに故郷に戻った松下も、育英同期の岩丸が引退し、少し寂しいのでは、と察する。

なお、シンジやイナとともに黄金世代を担った氏家がヘッドコーチに就任。

古巣の大宮にバンが入ったし、試合とは別に、ピッチ上での彼らの再会が楽しみだ。


  • DDTさいたま大会

メーンのKO-D無差別級戦は、飯伏が奥の手のフェニックス・プレックス・ホールドで

HARASHIMAを下してベルト奪取。ますます2団体掛け持ちがしんどくなりそうな。

なお、松崎しげるがディーノとディープキスをかましたらしい。コメントは控えるwww


J2戦力分析/その13・熊本

2015年02月15日 | サッカー

本題の前に「めんたいロックの女王」シーナさんに菊。バレンタイン・デーに早すぎる訃報。

この方のシャウトのおかげで、いまだに「レモンティー=エロい飲み物」という印象がある。

さて戦力分析の第13弾は、ダークホースの気配が漂う火の国のクラブ。

【熊本/5月9日14時・札幌ドーム】

監督:小野剛(続投)

主なOUT

DF矢野(引退)篠原(岡山フ)森川(鳥取レ)

MF藤本、吉井、原田(いずれも引退)橋本(F東京フ)仲間(讃岐レ)

五領(鹿児島)大迫(V大分)FW澤田(清水)高橋(長崎)

主なIN

GK原(広島)DFクォン(群馬)上原(札幌)大谷(広島レ)藤本(山口フ)

FW平繁(群馬)常盤(東京V)

主な新人:DF鈴木(流経大)MF小牧(駒大)坂元(大津高)FW田中(九産大)

矢野や藤本らの古株がごっそりと引退。一方で、群馬の攻守の軸2人に加えて、

実力派FWの常盤を獲得。前線の陣容は確実に昨季よりもパワーアップしたとみる。

Jニューイヤー杯で1勝1分け1敗の3位ながら、J1相手に無敗は自信になっただろう。

また、ヤスに高柳、そして上原拓と、札幌サポにも気になる選手が並んでいる。

彼らに活躍してほしい半面、絶対に負けたくない相手という思いも強い。


  • TM名古屋戦

0対5の完敗(45分×3)。控え組中心の3本目に3失点は許すが、

135分を通じて無得点という結果はちょっと気がかり。

  • Jニューイヤー杯

鹿児島Rの最終日は、磐田1対0熊本 浦和5対3清水

熊本、3戦無敗ならず。浦和、忠成の4得点で鹿児島Rを制す。

  • 新日本仙台大会

メーンのインタコンチ戦は、中邑が永田さんをボマイェで沈めてV3。

NEVER戦は、真壁がやはりインフルエンザで欠場&王座返上

新王者決定戦では、石井が本間を下してベルト奪冠。されど、本間株ストップ高。

また、天山もNWA王座奪取。ライガーもNWAジュニア防衛。


J2戦力分析/その12・愛媛

2015年02月14日 | サッカー

昨年は転校2週間でバレンタインのチョコをGETした4号だが、

今年も同じ女の子から手作りチョコをもらった。砂糖漬けの甘~いオレンジ添えだと。

ワタシも出発前の2号からゴディバを贈られたが、何この敗北感・・・orz

気を取り直し、戦力紹介の第12弾。こちらのオレンジはかなり苦い状況にある。

【愛媛/5月6日18時・ニンスタ】

監督:木山隆之(新任)

主なOUT

GK村井(横Fフ)DF関根(引退)ハン(栃木)キム(E-LAND)

MF渡辺(岡山)原川(京都フ)堀米(甲府フ)

主なIN

GKパク(河南)DF玉林(松本)カン(神戸レ)

MF岡崎(G大阪レ)藤田、FW瀬沼(ともに清水レ)

主な新人:DFパク(大邱大)MF近藤(早大)

ベテラン関根がついに引退。10番原川や堀米といった昨季の主力も

所属元に戻ってしまい、マイナスからのチーム作りを迫られている。

J2を良く知る木山さんは、新監督には申し分ない人材だが、

例の不正会計のペナルティがどーなるかが、現時点の最大の心配事だろう。

その内容次第では、最下位候補=J3降格の一番手となる恐れもある・・・


  • Jマスコット総選挙

きのう13日に中間発表。我らがドーレくんさんは2位の好位につけた。

1位のクマは、23日までにイヲマンテの捧げ物にして魂を神に返すべし