ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

ザグレブの暗雲

2023年08月29日 | サッカー
27日夜のバスケ日本代表のフィンランド撃破。
「湘北対山王」が重なる白熱の逆転劇だったが、
今夜の豪州戦が「ウソのようにボロ負け」とならないことを祈る。

さて27日夜と言えば、厳密には28日未明だが、以下の試合もあった。

プルヴァHNL第4節:ディナモ・ザグレブ2対1リエカ

代表GKでもあるネデリコ・ラウロビッチから2得点を挙げて、
ディナモがリーグ戦2勝目。しかし、ネコタクがベンチ外の憂き目にorz

この試合でディナモを指揮したセルゲイ・ヤキロビッチ氏は
前節まで相手のリエカの監督だったが、ディナモが引き抜いた。
21日に解任したイゴール・ビシュチャン監督の後任である。
リーグ戦1勝1分け1敗のつまづき&欧州CL本選を逃したことに伴う
解任劇だった。ビシュチャン氏はJリーグ通の元広島ミキッチの親友で、
今回の移籍の当事者でもあっただけに、ネコタクの今後が気にかかる。
マザーウェル移籍直後に監督交代で冷遇された檀崎のケースが
札幌サポの記憶に新しいところだし・・・

さらに、ディナモは今月、以下の代表3選手を相次いで国外に売却した。
  • GKドミニク・リバコビッチ:フェネルバフチェ(トルコ)へ
  • DFヨシップ・シュタロ:アヤックス(オランダ)へ
  • FWルカ・イヴァヌシェツ:フェイエノールト(オランダ)へ
19年ユニバ金のメンバーのつながりを考えると、
イヴァヌシェツはネコタクから「綺世によろしく」と言われたかも。

このような監督交代や戦力放出があった一方で、
ディナモの右WGは現在、ダリオ・シュピキッチがファースト・チョイスだ。
かつてのU21代表の主力で、ユーロ2024予選の予備メンバーに
選ばれたこともある有望株である。年齢もネコタクより2歳若い。
先のELプレーオフのスパルタ・プラハ戦では、
かなりテクニカルな同点ゴール(こちらの4:00前後)も決めており、
このホープを外してまでも、ネコタクを起用する理由は当面はあるまい。
バックアップに甘んじるか。他のポジションに挑むか。
この9月はネコタクの正念場になるかも。
とりあえずは9月1日未明(日本時間)のプラハとのELプレーオフ第2戦と
4日未明(同)の第5節オシエク戦を注視していく。