他クラブの補強を語ってから一夜。札幌も驚きの補強を発表した。
やはりウインドー最終日の18日まで油断は禁物と改めて思い知った。
89年5月22日生まれ。181センチ。76キロ。神奈川県藤沢市出身。
東京Vユースから明治大を経て、12年に川崎入団。
2年間の千葉レンタルを経験し、17年に川崎から大分に完全移籍。
18年は大分の正守護神として、J2のリーグ戦全42戦にフル出場し、
片野坂監督の下でJ1昇格に貢献した。
21年にはキャプテン就任。J2降格の憂き目を見たが、天皇杯は準優勝を遂げた。
今回の移籍の報に、まず「えっぐ・・・」のひと言が頭に浮かんだ。
ソンユン貸し出し&菅野負傷離脱を受けて、GKの緊急補強はあるかも
とは思っていたが、J1・J2の若手GKに声をかけると考えていた。
今季は出場試合数を減らしているとはいえ、ベテランの域に入った
J2の5位の精神的支柱にオファーを出したとは想定外だった。
何しろ大分は5位とはいえ下降線をたどっている
前半戦2位から、後半戦は9戦2勝3分け4敗の低調ぶり。
6位長崎・7位甲府・8位群馬が勝ち点2差で追い上げている。
後半ATに追いつかれた6日の山口戦の試合後には
高木自ら拡声機を手にして荒れるサポと話し合う事態にもなった。
結果として、続く12日の藤枝戦で16戦ぶりにスタメンを務めて
ウノゼロの後半戦2勝目をもたらしたことが、大分への置き土産になった。
この移籍に大分サポは阿鼻叫喚だろうなあ・・・と思ったら、
サポのみならず「みどり牛乳」「浅田飴」といったスポンサーも
相次いでSNSに悲痛な投稿。あまり見ない事態になった。
大分における高木の存在の大きさがうかがえた。
同時に、これだけのGKを獲得した以上、単なる穴埋めとも思えない。
ミシャの弟子である片野坂氏の「疑似カウンター」の中心選手
=足元の上手さに定評=ミシャのスタイルにも合いそう・・・だけではないかも。
「ポスト・ミシャ」として片野坂氏を招く伏線と考えるのは、邪推が過ぎるだろうか。
何はともあれ、J1の舞台で再び輝けることを願っている。
福森は同郷&川崎時代のチームメート。小柏には明治大の大先輩。
菅野と同じく東京Vのアカデミー育ち。札幌とは縁がないワケでもない。
ただ、スタメン出場した15年11月の札幌対千葉の一戦で、
トラウマになっていないかどうか、ちょっと気にかかる。
- 女子W杯
20日の決勝はスペイン対イングランドの欧州対決
うーむ、シドニーで「アルマダの海戦」か・・・
- 欧州CL
PO3回戦第1戦:ディナモ・ザグレブ1対2AEKアテネ
死傷者が出るサポ衝突を巻き起こした遺恨試合はディナモが逆転負け。
前半に先制しながら後半2失点。ホームで痛い黒星を喫した。
ネコタクは後半39分に交代出場したが、その5分後にCKから失点。
なお、アントワープ(ベルギー)が待つPO本選の進出をかけた第2戦は
20日(日本時間)に開催される。
- ホークス
オリックスに3対2で競り勝ち。先発・有原は今季4戦目の山本との投げ合いで、
対戦成績を3勝1敗とした。山本にシーズン3回投げ勝った投手は初めてとか。
打っては、1点を追う3回の満塁機にギーマが2点適時打。
母校・慶応の甲子園8強に刺激を受けたか。終盤の近藤の好守も光った。
- 夏の甲子園
大会10日目。3回戦4戦を消化し、まず4校が8強入り。
沖縄尚学は5対1で創成館を制した。
沖縄大会から無失点の東恩納は初失点を喫したものの1失点完投。
慶応対広陵は延長タイブレークにもつれ、
10回に3点を挙げた慶応が6対3で突き放した。
初回に1点を失った八戸学院光星は、その裏の満塁機に
相手の後逸にも乗じて一挙4点。文星芸大付を6対3で下した。
「常磐線対決」となった専大松戸対土浦日大は、
序盤の6失点をはね返し、10対6とした土浦日大に軍配。