ワタシが清水戦@日本平に赴いたのは15年ぶり3回目になる。
1回目は昨日も記した98年3月のJ開幕戦。2回目は01年5月のJ1リーグ戦。
1対4、2対5と、ともに3点差の完敗を喫した<アレックス(後の三都主)が怖くて怖くて・・・
なお、3号がおなかにいたり、3号が熱を出したり、という理由で、過去2回は2号が参戦できず。
夫婦そろって味わった今回の日本平の初白星は格別だった。行き帰りの渋滞も苦にならず。
一方で、過去2回の参戦と変わらないのが、アウエー席を埋める札幌サポの多さ。
「J1に昇格しないと行けない地」のはずだった日本平に足を運ぶ機会を
思わぬ格好で、それも春の3連休の中日に得たのは、今にして思えば幸運だった。
さて試合は「セットプレーの怖さ」を良い意味で痛感した一戦になった。
「不思議の勝ち」ではあったが、どれだけ押された内容でも、
優れたキッカーがいれば、一発でゴールを、勝ち点を奪えるのがサッカーと改めて思い知った。
愛媛戦の大ポカを帳消しにした福森に拍手。
そして、1点目は清水のビョン・ジュンボンを雪をかき分けるラッセル車の如く押し込んだ増川を、
2点目は獲物を狙う飢えた狼の如くゴール前に詰めた深井・都倉・宮澤を評価したい。
一方で、無失点の守りは「2点差で後半開始」という余裕がプラスに働いたと考える。
これが1対0や2対1だったら、後半45分の試合運びに迷いが生じたかもしれないが、
2点リードゆえに、追加点への未練をある程度捨てて、守りを固められたと思う。
守備に難があるブラジル人2人を外しつつ、最後は経験値が高いイナを投入し、
5バック気味に清水を封じた四方田采配は、勝ち点3を至上と考えれば正解だった。
90分間の応援を振り返って、忘れられない光景がある。
後半は雲が厚くなり、強い向かい風も吹く不穏な天候になったが、
終了間際に突然、雲の割れ間から日差しが入り、アウエー席を照らし始めた。
「なんか明るい雰囲気になったね。このまま行けそうだね」
これまで終了間際に散々痛い目に遭ってきたワタシたちをかなり勇気づけてくれた。
思えば、日本平とは、日本武尊の草薙剣伝説に地名の由来を持つ「神話の里」である。
人知を越えた力が働いたとしても不思議ではない。
一方で、神々に見放されたのか、清水は昨年5月からホームのこの地で勝ち星がなく、
試合後には容赦ないブーイングがゴール裏から降り注いだ。
ボールを収められ、遠くからでも枠内にシュートを打てる屈強なFWがいれば・・・と思った。
実際、テセが万全だったら、ウタカを残していたら、という声が多かったようだし。
同じ日の大宮×広島戦でウタカが無双状態だったから、なおさらだろう
ただ、この試合の札幌が清水戦の勝ち方の一例を示したことも事実。
次節は、相手の長所封じには定評がある元・清水監督のノブリン率いる山形が待ち受ける。
その後は、今季いまだ無敗の熊本とC大阪が控える。
この春の連戦でつまづいた場合、清水の「一年でJ1復帰」はかなり怪しくなるかもしれない。
- ホークス
場所をマツダに変えての広島戦は2対0の競り勝ち。先発・和田ら4投手が零封リレー。
オープン戦最終戦を白星で飾り、今季の戦績を15戦8勝3分け4敗とした。
- センバツ
注目の「21世紀枠対決」は釜石に軍配。八戸学院光星も勝って「南部デー」に。
龍谷大平安は2者連続弾を含む15安打で明徳義塾を圧倒。「怪しいボレロ」恐るべし。
- DDT両国大会
メーンのKO-D戦は、HARASHIMAがイサミからベルト奪回。
セミのKO-Dタッグ戦は、竹下・遠藤の若き王者組が佐々木・石川組に陥落。
ドリームマッチ2戦、坂口×みのるは、みのるが荒鷲2世をスリーパー葬。
ディーノ×曙は曙が勝利。「あけホモ」が覚醒し、掟破りの男色ドライバーが出たらしい・・・
なお、来年3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会の開催も発表。
- ドラゲー和歌山大会
メーンのドリーム戦は、鷹木がパンピング・ボンバーで斎了を沈めて初防衛。
トライアングル戦は、MEトリオが土井YAMA&kotokaを下して防衛。
ブレイブ戦は、マリアが谷やんを狙い撃ちで仕留めて防衛。
このところ、kotokaはパウダー攻撃やボックス攻撃がことごとく自爆しており、
土井YAMA&谷やんとの間に、不穏な空気が流れているようだ。