きのうの「スーパーJカップ」のエントリーを記しながら、
有明の開会宣言は、この方にぜひやってもらいたいと望んでいた。
決め台詞の「お楽しみはこれからだー!!」を聞きたかった・・・でも、もうかなわない。
ハヤブサ(江崎英治)47歳で逝く
同世代のレスラーの急死はこたえる・・・
ハヤブサの思い出の試合を問われたら、札幌中島で生観戦した2戦を挙げる。
一つは、大仁田引退直後のFMWの95年9月のグラジエーター戦。
全身ボロボロになりながらも、ウルトラ・ウラカン・ラナで3カウントを奪った瞬間の
総毛立つような興奮を今も覚えている。
もう一つは、97年12月の全日本最強タッグ。新崎人生と組んでの三沢・秋山戦。
人生の念仏パワーボムから、ハヤブサの不死鳥スプラッシュが秋山に決まった時は
一瞬、大番狂わせを夢見た。
もはやグラジも三沢も札幌中島もなく、ハヤブサまで逝くとは、時の流れは無情だ。
思えば、これまでプロレスを見てきて、かっこいいマスクマンはたくさんいた。
しかし、ハヤブサほど「色気があるマスクマン」を他に知らない。
イラストが上手く、「変身忍者嵐」をモチーフに自らデザインしたマスクも個性的だったが、
試合後に乱れ髪でリング上にたたずみ、
客席を遠い目で見上げる立ち姿に、背筋がゾクゾクするような悲壮美があった。
写真は2012年8月のみちのく「ふく面ワールドリーグ戦」後楽園大会の開会式。
盟友・人生が見守る中で、介助なしで車椅子から立ち上がり、開会宣言を務めた。
01年のリング禍で、頸椎損傷&全身不随のダメージを負ったことを考えれば、
これだけでも「不死鳥」の異名に恥じない回復ぶりだった。
ドラゲー後楽園大会の後、水道橋界隈でバッタリ出くわし、握手を交わしたこともある。
こちらの手を握り返す力の強さに「鍛えているな。復帰を諦めていないな」と感じた。
ただ、熊本県八代市出身の「火の国の男」で、お酒が大好きだったことが災いしたのかも。
15年近くの厳しいリハビリから解放された今は、天国でゆっくり休んでほしい。
三沢と冬木に「おまえ早すぎるよ」と怒られたら、
「お二人よりは長生きしましたよ」と言い返してやれ。
ああ、それにしても、多くの現役レスラーもさぞショックを受けているだろう。
特に、現役ではないが北斗が心配。
「ハヤブサとレイナ・フブキのメヒコ時代」を考えると・・・がんが悪化しないことを願う。
- 新日本後楽園大会
ハヤブサ追悼のテンカウント・ゴングに続いて、NJC2回戦。
4強に勝ち残ったのは、内藤・エルガン・後藤・矢野。気が付けばバレット・クラブ全滅。
- NHKが「受信料長州力」を中止
何がやりたかったんだ、コラ 紙面飾って、コラ
- なでしこ
日本1対2中国 予選3戦未勝利で勝ち点1。リオ五輪出場はほぼ絶望にorz
- ホークス
またも阪神に3対3の引き分け。しかし、ギータが2打席連続アーチ。
- 日本アカデミー賞
大泉洋、最優秀主演男優賞ならず。残念。
まあ、ブルーリボンの主演男優賞を獲ったから、W受賞はないとは思っていたが。