調布の桜もだいぶ葉っぱが出てきた。
というわけで、好天に恵まれた12日の宮杯プレミア・札幌U18×市立船橋戦を語る。
ウノゼロの惜敗ながら、シュート数は5本対13本&前半シュート0本
記録だけ見ると、今季のU18を悲観したくなるが、そんなことはない。
少なくとも、昨年4月の柏戦@日立台よりは十分に戦えていた。
確かに序盤は、9番と10番永藤の2トップ(*)に手を焼いたが、
市船の攻めに慣れた中盤以降は互角の攻防をしていたと考える。
失点は右からのクロスが自軍DFに当たり、ふんわりループに変化した
不運なモノなので、とっとと忘れた方が良い。
*10日放映のBS朝日「スポーツクロス」の市船特集でも、この2人をかなりクローズアップしていた
あえて苦言を呈するとしたら2点。
一つは、トップと同じく「球際で負けている」
1対1の競り合いでフィジカル負けしてしまう場面が多かった。
ただ、これは試合数をこなせば、徐々に克服できる課題だとも思う。
もう一つは、得点のパターンがいまひとつ見えず、
菅大輝という前線のタレントを生かし切れていない。
オシム流に言えば、「水を運ぶ人」が誰なのか、ぼんやりしている。
昨季の宮杯プレミアで得点王に輝いた平川元樹(現・日体大)のような
分かりやすいポスト兼ストライカーが不在なので、
どうやってPA内に球を運び、決定機を作るかを形作ってほしい。
そして、なるべく早く白星を挙げて、自信を付けてほしいと願っている。
なお、この日は好天に加えて、市船&流経柏の「千葉2強」がそろい踏みとあって、
味スタ西のスタンド席がほぼ埋まる盛況ぶり。指導者講習会も行われていた。
「和以征技」のタオマフと「百打一音」のフラッグも束の間の呉越同舟。
そんなスタンド席の右翼に陣取ったワタシを含む札幌サポの集団は、
左翼の市船の応援席から響いた「がまんでーきないー♪」のチャントに対し、
がまんできずに思い切り被せる蛮行 実に大人気なかったと深く反省している(棒読み)