ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

花の両国・上

2015年04月03日 | 日記・その他

札幌の黒星にふさぎ込んでいる方に、気分が華やぐ一枚。

両国・横網町公園の満開のサクラ 5日の新日本両国大会に先がけて、

去る3月30日に両国界隈で3号とデートしてきた。お目当てはコレ。

久しぶりの江戸東京博物館 3月末は以下のようにイベントが目白押しだった。

  1. 常設展示室がリニューアルOP。28日~31日は無料公開
  2. 記念企画展として、歌川広重「名所江戸百景」展を開催(5月10日まで)
  3. 徳川家康没後400年記念の特別展「大関ケ原展」も開催(5月17日まで)

つまり、ワタシと3号が赴いた30日は1・2が無料 この太っ腹ぶりを

3号は「江戸博は(良い意味で)アタマがおかしい」と称えていた。

1・2・3それぞれに大変見応えがあったので、きょうあす2回に分けて語る。

本日は全国的にも話題を呼んでいる3の見どころについて。

  • 展示品がスゴイ

ざっと見ただけでも、以下のような品々に目が釘付けになった。

秀吉の辞世の一首「つゆとおち~」

三成一派による家康弾劾状「内府ちがひの条々」

「表裏比興の者」真田昌幸の具足

「徳川四天王」酒井忠次・榊原康政の具足

同じく「徳川四天王」井伊直政所有の太刀「来国光」

同じく「徳川四天王」本多忠勝愛用の名槍「蜻蛉切」

秀吉や秀忠が所有した刀「骨喰藤四郎」

三成が結城秀康に贈った刀「石田正宗」

上杉謙信&景勝が所有した太刀「姫鶴一文字」

以上の品々の後半に心が動いた方は、3号とお友達になれるかも。

現在の3号は「刀剣乱舞」にドハマリ。いっぱしの「審神者」に成り果てた

ワタシも「へし切り長谷部」とか「長曽祢虎徹」とか「和泉守兼定」とか

戦国期・幕末期を飾る名刀には心ひかれる性質なので、ぬるく見守っている。

実は先の九州3日間の一人旅でも、ヤフオク!に近い福岡市博物館に赴いて、

名槍「日本号」や名刀「菊一文字」といった黒田家の名宝を見物したばかり。

「日本号のクリアファイル」「へし切り長谷部の絵はがき」をお土産に買ったら、3号がそれはそれは大喜び。

「大関ヶ原展は藤四郎君が目当てだったが、蜻蛉切に魂を奪われた。来派もヤバイ」

と、3号も大いに満足した様子だった。

  • 音声ガイドがスゴイ

一人550円で機器をレンタルできる。

案内役が杏さん。語り手が中田譲治氏・竹本英史氏の両声優

「戦国無双」でそれぞれ家康・三成を演じている両氏の掛け合いは、

その筋の人々にはたまらんモノがある<「ギロロ伍長×小野妹子」でもあるが

それにしても、杏さん・・・島津義弘を推し、島津の退き口を語る口調はガチ歴女。

さすがは独眼竜を父に、松下村塾四天王を夫に持つ女性である(大河脳)。

  • ハイテク&図録がスゴイ

「戦国無双」が出たので言及すると、この特別展にはコーエーテクモも協力。

展示室の一角で「ジオラマ・プロジェクション・マッピング」を活用し、

関ケ原の合戦の流れを分かりやすく紹介している。

島津の退き口の場面では、追撃に出た東軍の一部隊を迎え撃つ様子も再現。

ナレーションではスルーだったが、

「捨てがまり炸裂。直政ら深手」というフレーズが脳内に流れた。

なお、この特別展の図録は厚さ3センチ&オールカラーの豪華版で2800円。

展示品をひと通り見た後では、高額という感じが全くしない。

しかも、200円を足してキリよく3千円を払うと、武将たちの家紋をあしらった

トートバックも付いてくる。3号のせがむままに即買いしたことは言うまでもない。

・・・展示室を出た父娘は、展示品を入れ替えた4月下旬からの後期展への出陣も決めた。

ワタシはかの「直江状」が、3号は肖像画・具足・蜻蛉切の「忠勝トリオ」が目当てである。

【余談】この特別展に足を運んで以降、刀剣の神様のご利益があったのか、

3号はやたらと「刀剣乱舞」でラッキーが続いている

長曽祢虎徹をドロップするわ・・・とうらぶカフェ@秋葉原の予約抽選を当てるわ・・・


  • 1号

延長10回、Wに5対4の勝利。マッチの2戦連続弾が値千金のサヨナラ本塁打。

本日からは開幕5連勝のマッハ戦。勝って挑むことができてよかった。

Wには、昨年の10・2の悪夢がよみがえる負けだったと察する。

打たれたのが馬原というのは、タカキチにも何とも複雑だ。

一方で、武田&東浜の期待の2投手が、ともに白星目前で崩れたのは気がかり。

松坂リタイア中の現在は、彼らにはチャンスなのだが・・・