ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

花の両国・下

2015年04月04日 | 日記・その他

きのう3日は生まれて初めての歌舞伎観劇。最初の演目は「石切梶原」だった。

最近、刀剣づいているな・・・演じたのは孫娘が生まれたばかりの松本幸四郎さん。

思えば、物心ついて初めて通して見たNHK大河が「黄金の日日」(78年)だった。

川谷拓三さんはすでに亡く、根津甚八さんは事実上の引退。幸四郎さんは末永くお元気で。

さて本日は、去る3月30日の江戸博参りを再び語る。まずは「名所江戸百景」展から。

広重の名画が無料で、しかも撮影OK(フラッシュ禁止)という大盤振る舞いだった。

ゴッホが模写した「大はし あたけの夕立」 江戸百景でも有名な一枚。

自分の現住地ゆかりの地を撮影している見学者が目立った。

というわけで、ワタシも「亀戸天神境内」をパチリ。今も昔も太鼓橋と藤の花。

大島の「五百羅漢さざえ堂」 回廊形式のさざえ堂は会津若松が有名。

ワタシも群馬在住時に、太田市の曹源寺のさざえ堂にお参りしたことがある。

このさざえ堂は現在の西大島駅近くにあったが、1855年の安政大地震で倒壊。

地震の2年後に描かれたこの絵は「失われた風景」をとどめた一枚と言える。

中川・小名木川・新川の合流地点を描いた「中川口」

江戸時代の物流の要所だった。この一帯は我が家のお散歩ゾーン。

自分の生活圏が浮世絵に描かれているのは何となくうれしい。

それにしても、広重の構図と色使いには、素人でもハッと目をひかれる。

中学時代に美術部だった3号は「この人、天才だわ」と驚嘆していた。

続いてリニューアルされた常設展。乱歩好きにおなじみの浅草十二階の模型は健在。

リニューアルで不安だったのが、この「スバル360」の行方。健在でひと安心。

この「てんとう虫」のかわいいフォルムは、永遠に戦後日本の象徴であってほしい。


  • 1号

マッハの開幕連勝を5でストップ。7対3で今季初の連勝。

攝津は被安打7&1回に3連続四球の出来ながら、QSに成功し、今季初白星。

8回のデホの打球を巡る判定が流れを変えた感が強いが、

殊勲の3点二塁打の高谷はよくやった<昨季無安打だったからね

工藤監督の「ざまあみろ!」は・・・品に欠けるが、今回は大目に見る。

ただし、お返しは覚悟しておいた方がよいだろう。

テレ朝「キリトルTV」には格好のネタ投下だね。ゴン中山のコメントが楽しみ。