ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

12年ホークス回顧・下

2012年11月22日 | ホークス

我が家が年間購読している月刊ホークスの最新12月号は、選手の生写真2枚が付録。

ウチに届いた号は松田&柳田だった

左右の両大砲が当たって、2号は「マッチとギータだあ!」と大喜びだった。

【野手編】

今季の投の彗星が武田だったとしたら、打の彗星がこの柳田だったと思う。

プロ初本塁打&初サヨナラ本塁打&初満塁弾を記録する飛躍のシーズンになった。

また、今宮も126戦に出場し、内野の要として随所に光るプレーを見せた。

CS西武戦のスクイズは、持ち前の野球センスを発揮した場面だった。

川が移籍。小久保が2千本安打&引退。

大きな節目となった今季に、次世代の息吹を感じさせてもらった。

また、内川が5季連続の3割&リーグ最多安打(157本)のタイトルを獲得し、

開幕前に全く期待していなかったペーニャも21本塁打&76打点と結果を残した。

まあ、リーグ最多の130三振もマークしてしまったが

しかし、これらの選手の台頭・活躍があったことに加えて、

チーム全体でリーグ3位の打率0.252&リーグ1位の盗塁144を記録したにも

かかわらず、得点は昨季から100点余り減らし、リーグ5位の452点に終わった

盗塁数が多く、得点が少ないということは、

出塁・進塁はできても、適時打を欠いたことを意味する。

交流戦の時期の内川の不調と、夏場の松田の負傷欠場が響いたと言える。

【総論】

まとめて言えば「投高打低」のシーズンだった。

そして、来季に向けては、投手も野手も「後ろの方」の再構築が肝要とみる。

秋山監督が「4番がほしい」と要望し、球団がメジャー球団を物色しているのも、

ペーニャをかつてのズレータのような「恐怖の☆番打者」に配置転換して、

下位の打線に厚みを持たせる狙いがあるのではないか。今から来季が楽しみだ。


  • サスケ負傷

左肩の肩甲骨を骨折し、全日本の最強タッグ・リーグ戦の残り全戦を欠場することに。

タッグ・パートナーのKENSOが哀れ

しかし、最強タッグよりも心配なのは、来月13日のみちのく後楽園大会。

師走の風物詩「宇宙大戦争」の先行きがどうなるか、である。