ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

若タカの卵観察

2012年11月13日 | ホークス

11日に続いて12日もテレビ三昧。ケーブルテレビの「スカイA」で明治神宮大会を観戦した。

大学の部2回戦の2戦にそろって若タカの卵が出場したので。

  • 三重中京大0対1法政大

名前絡みでタカキチの話題になった宮崎駿外野手(育成4位)が二番・中堅で出場した。

打席では無安打ながら犠打2の渋い働き。ただ、8回2死二塁の同点機は二ゴロに終わる。

でも、守備では4回、中前に落ちそうな打球を俊足をとばして好捕し、スタンドを沸かせた。

  • 亜細亜大1対0福岡大

被安打2・四球1・七者連続を含む14三振を奪い、福岡大に三塁を踏ませず完封。

東浜巨投手(1位)が沖縄尚学の後輩の前で圧巻の投球を見せた

<尚学は高校の部2回戦に出場し、北照にサヨナラ敗退後にスタンド観戦

球審のジャッジも甘かったが、左右両打者への外角の制球が抜群だった。

これは完成品かも。逆に言えば、ハンカチの二の舞を演じないかが心配だ。

高田知季内野手(3位)は二番・遊撃で出場。こちらも犠打2の渋い働きだった。

守備では前評判どおりの身のこなしを見せてくれた。

加えて、その他の注目選手も語る。

  • 三重中京大・則本昴大投手(楽天2位)

7・8・9の終盤3回に登板して無失点。この日は最速152キロをマーク。

やんちゃな顔をしているねえ。帽子を飛ばし、マウンド上で吠えるその姿は

星野さん好みだろう。つーか、楽天の現在のエースにそっくりだわ

なお、三重中京大は今年度で閉校。4年生部員24人のみで今季を戦い抜いたそうな。

それで神宮に駒を進めて、ドラフトにも2人かかるとはすごいな。

  • 法政大・三嶋一輝投手(横浜2位)

こちらも被安打4・四球1・奪三振16の見事な内容で完封勝利。

「九州のドクターK」(注1)と呼ばれた福岡工時代を思い出して懐かしかった。

先発よりも「短いイニングを全力で」という抑え向きと考えるが、キヨシはどう起用する?

*注1・08年春の九州大会1回戦で東浜を擁するセンバツ優勝校・沖縄尚学を撃破。

この大会で4戦34イニングを投げて50三振を奪い、福岡工の優勝の原動力になった。


  • 長崎のJ2参入&町田のJFL降格が正式決定

平塚・町田と、来季の札幌の試合が見られる近場の会場が減るのは残念だ。

ただ、九州のサポには、鳥栖に置き去りにされ、大分の行方も不透明な時期に

長崎がJ2に加わったのは朗報だろう。