3月の開幕前に以下のように記した。
>V3は至難の業。よくてCS出場権=Aクラス入り。投打ともに「彗星」の出現を期待
終わってみたら、良くも悪くも「ワタシの思い通りにコトが運んだシーズン」だったと言える。
球団がV3の目標を掲げていた以上、満足はしていないが、納得はしている。
そんな2012年のホークスを上・下2回で振り返る。
【投手編】
88勝46敗10分けの昨季から、67勝65敗12分けの今季は大きく白星を減らした。
ただ、完全優勝を遂げた昨季と比べては、今季の投手陣が気の毒だろう。
和田・杉内・ホールトンの移籍&馬原の故障で44勝・貯金24・19セーブを失ったことを
考えると、よく踏ん張ったと言える。リーグ1位のチーム防御率2.56、CS達成6割超え、
エース攝津が最多勝&最優秀勝率の投手二冠と、数字も残した。
若手は岩嵜・山田の伸び悩みが誤算だったが、スマイリー武田がその穴を埋めた。
「七夕の夜に現れた救世主」が8勝1敗と台頭。来季のさらなる飛躍を期待している。
また、武田の陰に隠れた感があるが、ウエスタンで二保が11勝0敗で最多勝を、
千賀が1.33で最優秀防御率をマーク。一軍のマウンドも経験し、今後が楽しみだ。
中継ぎ・抑えは馬原&ファルキーの故障もあって、森福には過酷なシーズンになった。
それでも、CS西武戦で「無死満塁の伝説」を再現したのはさすがである。
来季に向けては、ドラ1の東浜、新たに獲得した五十嵐、
そして、放流したサケのように帰ってくる気配の「あの男」が
期待通りに活躍してくれたら、大崩れはないと考える。
秋山監督が外国人補強について、「4番がほしい」とのみ孫オーナーにリクエストしたのも
「投手陣は日本人で十分」という手応えの裏返しとみるのは穿ち過ぎだろうか。
まあ、ペニーでこりごりというだけかもしれんが
- 新人王
パリーグはロッテの益田。タカキチから見ても妥当な選考と考える。
72戦登板・41ホールドの益田が新人王を逃したら、
70戦登板・34ホールドで受賞した09年の攝津はなぜ受賞? ということになる。
武田は今季は100球制限の登板が多く、中継ぎ・抑えに助けられた印象が否めないし。
- NOAH後楽園大会
グローバル・リーグ戦は23日の最終戦を残すのみとなった。優勝争いは以下の通り。
Aブロック:永田さん8点、KENTA7点、森嶋&潮崎6点
Bブロック:丸藤・杉浦・秋山・マイバッハ6点
23日のカードは永田さん×森嶋、KENTA×潮崎、丸藤×杉浦、秋山×マイバッハ
Aブロックは森嶋が永田さんを止めて、潮崎を下したKENTAが優勝決定戦進出という
新日オタが発狂するパターンだろう。
Bブロックの2戦は読めないが、どちらかは時間切れとか両リンとかの引き分け決着とみる。
いずれにせよ、23日は後楽園の昼大会なので、優勝決定戦をかけた同点決戦はあるまい
<大会の開催時間が限られているから