J1最終節が明後日に迫ったが、その前にあす30日から長崎で大一番。
来季JFLの昇格クラブを決める地域決勝大会の決勝ラウンドが開幕する。
今季はノルブリッツ北海道(北海道1位)が勝ち残った。このクラブを軸に展望を語る。
- 30日(10時45分開始)福島U(東北1位)戦
グルージャ盛岡との激戦を経て東北制覇。全社も準優勝と結果を残した。
主力は元栃木のMF鴨志田、元東京VのMF小野、元岡山のFW小林ら。
被災地・福島を背負ってのJFL挑戦で、モチベは相当に高いとみる。
元・電力会社のサッカー部と対戦となればなおさら
- 1日(13時30分開始)SC相模原(関東1位)戦
神奈川県リーグ時代からこの大会の常連。関東1部を制して、機は熟した感。
ここもMF佐野やMF古賀、FW宮川と元Jリーガーが並ぶ。
この3人は福岡や北九州、長崎に在籍経験があり、九州では後押しされそうな。
- 2日(13時30分開始)岡山ネクスト(中国2位・全社3位)
平加×松原の「元札幌U18GK対決」が実現するかが焦点の一つ。
ただ、平加は加古川戦で負傷して途中交代。回復具合が気にかかる。
岡山ネクストは他のクラブに比べて、JFLを目指す本気度にやや疑問を感じるが
<J2とJFLの両抱えは、ジェフ・リザーブスの例が示すように大変
総論。選手の顔ぶれや所属リーグのレベルを比べると、
率直に言って、ノルブリは格が一枚落ちると言わざるを得ない。
他の3クラブも「ここを落とすとキツイ」と必勝を期しているだろう。
ただ、この決勝ラウンドは3位までにJFL昇格のチャンスが与えられる。
「ドベさえ引かなければOK」と考えれば、力量差はあっても戦い方はある。
とにかく90分負けを避けることだ。特に初戦の30日の福島U戦が肝心
ノルブリがJFLに加わるのは、これが最初で最後の機会と考える。
それはノルブリの力は現在がピークという意味ではなく、
J準加盟・企業チーム・アマクラブが混在したJFLは来季が最後になりそうという意味で。
千載一遇の好機を逃すな。ガンバレ木島
- 寒中見舞い
師走を目前に、猛吹雪に苦しむ道民の皆さんに、道産子の手による熱い2枚を贈る。
「刃牙」作者の板垣恵介さん画の「燃える闘魂」&「破壊王」
SCEのテレビCMに合わせた宣伝ポスターである
<26日から山手線9駅の構内で掲示中。写真は新橋駅の横須賀線改札内
「刃牙」は最終回はムニャムニャだったが、
本編や外伝に込められた「BI砲リスペクト」はかなり熱かった。
一方で、板垣さんが三銃士世代のプロレスラーを描くことは珍しいと思う。
来月3日から札幌駅でも掲示される予定なのでお楽しみに。
欲を言えば、板垣さんだけではなく、「浦安鉄筋家族」の浜岡賢次さん画のポスターも見たいな