ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

地域決勝大会・決勝Rの展望

2012年11月29日 | サッカー

J1最終節が明後日に迫ったが、その前にあす30日から長崎で大一番。

来季JFLの昇格クラブを決める地域決勝大会の決勝ラウンドが開幕する。

今季はノルブリッツ北海道(北海道1位)が勝ち残った。このクラブを軸に展望を語る。

  • 30日(10時45分開始)福島U(東北1位)戦

グルージャ盛岡との激戦を経て東北制覇。全社も準優勝と結果を残した。

主力は元栃木のMF鴨志田、元東京VのMF小野、元岡山のFW小林ら。

被災地・福島を背負ってのJFL挑戦で、モチベは相当に高いとみる。

元・電力会社のサッカー部と対戦となればなおさら

  • 1日(13時30分開始)SC相模原(関東1位)戦

神奈川県リーグ時代からこの大会の常連。関東1部を制して、機は熟した感。

ここもMF佐野やMF古賀、FW宮川と元Jリーガーが並ぶ。

この3人は福岡や北九州、長崎に在籍経験があり、九州では後押しされそうな。

  • 2日(13時30分開始)岡山ネクスト(中国2位・全社3位)

平加×松原の「元札幌U18GK対決」が実現するかが焦点の一つ。

ただ、平加は加古川戦で負傷して途中交代。回復具合が気にかかる。

岡山ネクストは他のクラブに比べて、JFLを目指す本気度にやや疑問を感じるが

<J2とJFLの両抱えは、ジェフ・リザーブスの例が示すように大変

総論。選手の顔ぶれや所属リーグのレベルを比べると、

率直に言って、ノルブリは格が一枚落ちると言わざるを得ない。

他の3クラブも「ここを落とすとキツイ」と必勝を期しているだろう。

ただ、この決勝ラウンドは3位までにJFL昇格のチャンスが与えられる。

「ドベさえ引かなければOK」と考えれば、力量差はあっても戦い方はある。

とにかく90分負けを避けることだ。特に初戦の30日の福島U戦が肝心

ノルブリがJFLに加わるのは、これが最初で最後の機会と考える。

それはノルブリの力は現在がピークという意味ではなく、

J準加盟・企業チーム・アマクラブが混在したJFLは来季が最後になりそうという意味で。

千載一遇の好機を逃すな。ガンバレ木島


  • 寒中見舞い

師走を目前に、猛吹雪に苦しむ道民の皆さんに、道産子の手による熱い2枚を贈る。

「刃牙」作者の板垣恵介さん画の「燃える闘魂」&「破壊王」

SCEのテレビCMに合わせた宣伝ポスターである

<26日から山手線9駅の構内で掲示中。写真は新橋駅の横須賀線改札内

「刃牙」は最終回はムニャムニャだったが、

本編や外伝に込められた「BI砲リスペクト」はかなり熱かった。

一方で、板垣さんが三銃士世代のプロレスラーを描くことは珍しいと思う。

来月3日から札幌駅でも掲示される予定なのでお楽しみに。

欲を言えば、板垣さんだけではなく、「浦安鉄筋家族」の浜岡賢次さん画のポスターも見たいな