


またまた電車を乗り継いで1時間半・・・



透明「はぁはぁはぁはぁ
・・・去年から


この道を何往復したんだろう・・・
」

山の中の小さな工房

さすがにこれだけの山道だと慣れない・・・

透明「はぁ~~~~っ
着いた~~~っ



す~~~~っ
す~ば~る~く~ん
あ~そ~
」


あ~そ~

昴「バタン
小学生か 
」



透明「あっ
いた
」


昴「いたじゃない
今日は何も予定は無かった

はずだぞ
」


透明「うん
無いよ~
」


昴「はぁ
」


透明「今日は、挨拶まわり
」

昴「
・・・も、もうそんな時期か
」



透明「まあ、ちょっと早いけどね
」

昴「それじゃ、もう何ヶ所か
」

透明「いや、まだ産土様にだけ
」

昴「そうか
お前も大変だなぁ~
沢山の神や仏に
加護をもらっているから
」


加護をもらっているから

透明「でも、その御陰で今年も色々な事に対応できたんだから、
これくらいは当たり前にしないとね
」

昴「しかし、俺のところには来なくても良いんだが
」


透明「あははっ
昴はついで
」


昴「えっ
」

透明「今日の挨拶の相手は、妖精達だよ
」

昴「はぁ~
・・・お前も律儀なヤツだ・・・
」


透明「ということで、これ渡しておいて
」

昴「何だよコレ
」

透明「特製・ハチミツ酒
」

昴「お前、これ
」

透明「前に、聞いておいたんだ
もちろんアルコールは

飛ばしてあるから安心して
」

昴「そうか・・・ありがたくいただいておくよ

皆、喜ぶと思うよ
」

透明「昴には何もないけど、来年、黄昏の刻が終わったら
一応、ご飯でも食べに行こうよ
」

昴「ああ、そうだな
まあ、それまでは気が抜けないから、

頑張らないと
・・・そういえば、マニャさんのところにも
行かないとな
」

行かないとな


透明「もちろん、後日、アポとって行くつもり

マニャさんはマニャさんで、自分のところの仕事が
忙しい時期だろうから、こちらもちゃんとしないと
忙しい時期だろうから、こちらもちゃんとしないと

それに、昨年からお世話になりっぱなしだし、
行くときには、昴にも連絡するから、一緒にいこうね
」

昴「ああ、わかった
」

透明「それじゃ~後は、12月末に迎えに来るから
」

昴「はい
何のことだ
」


透明「決まっているじゃないか
今年もやるぞ
」


昴「やるって・・・まさか
」


透明「禊ぎ
」

昴「う、うそだろっ
」


透明「透明うそつかな~い
」

昴「くっ・・・。」
透明「逃げてもちゃんと捕まえるから用意しておいてね
」


昴「×○△@
」

顔面蒼白な昴くんを尻目に、次の目的地へレッツゴー 

続く ・・・。







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