

透明「それじゃ~記憶の改ざんを消化しようか

田淵「改ざんを消化

透明「さっきも言ったように、この記憶は今までの
経験や生き方が反映されているのだけど、
よ~く考えれば、この記憶って
自分自身が記憶に刷り込んだ
ふんわりとした曖昧なものだと
いうことがわかるよね

嫌いなものや嫌なものは誰にでもあるけど
それをそのまま苦手としているだけじゃなく、
臭いとか近いものまで苦手となるのであれば、
その記憶は曖昧なものというのがわかる

つまり、裏を返せば、この記憶は、
それらを思い出す為に、近いものを
わざわざ探しているということにも
繋がるんだ

田淵「


透明「つまり、HSPの人のこういった人に
理解されにくいこだわりや繊細さは
脳の曖昧さからくる過去探しというのも
要因の一つとなってるんだよ

田淵「そ、それじゃぁ~

その記憶を消化

HSPは、治るんですか

透明「いやいや

HSPは治す必要は無い

田淵「えっ


透明「HSPは病気ではなく、その人の特性だから
治るというものではないし、もし、これが
治るというものであれば、人格が
変わってしまうからね

それに、このHSPは元来、素晴らしい能力だから
受け入れて正しく付き合って行くのが良いと思う

つまりここで治すというよりは、正しておきたいのは
HSPであることでの苦しさや息苦しさを無くすこと

HSPとの正しい付き合い方を学ぶことだと
私は思っているから、自分を追い込むような
考え方はしなくていいからね

田淵「は、はい


受け入れて、上手く付き合うか

透明「ということで、ここでは記憶の改ざんを
消化する方法を少し話してゆくけど、
これは普通ならば簡単な方法だけど
HSPの人には、少し難しく感じる
かもしれないから、毎日練習してみてね

田淵「

透明「田淵くん


田淵「は、はい

私は、田淵くんを空の見える窓際まで誘導する

透明「これは、どんな天候下でも良いのだけど、
まず、大空を見上げて

青い空・大きな雲・しとしと降る雨など
見える物に対して、簡単な感想を心の中で
持ってもらって、それを凝視しておいて

田淵「は、はい

・・・何か、あの雲面白い形してます

透明「うん


次に、その凝視したものを中心に、顔は動かさず、
大きく目だけを左右交互に動かしてみて



この時の動きは、中心から右、右から中心に戻って左、
左から中心に戻るを、往復3回繰り返して、
周りの状況を認識してみて

ゆっくりでいいからね

田淵「は、はい

・・・・・・・あっ


透明「周りの認識がある程度終わったら、
また中央に視点を戻して、少しぼんやりしておいて

田淵「はい・・・。」
透明「少しリラックスできたら、その状態のまま
心の中で、今空を見て思考を張り巡らせている
自分という人間を


何にも代えがたい存在と認識してみて

田淵「えっ


透明「いやいや

今君は偉大なことをしているんだよ

モノを目で捉え、それを考察し、それと同時に
周囲に意識を飛ばし、思考を張り巡らせている

そんな難しい作業をいとも簡単にできる自分に

高い能力をもつ自分にしっかりと気づいて欲しいんだ

田淵「い、いや


透明「くすっ

今キミが考えている思考は、他の誰のものでもない、
君自身にしか感じることができない絶対的なもの

それを認識して、自分という人間を感じてごらん

今までの人生も、こういった君自身の感じ方を
作り上げてくれた大きな糧であること

小さな頃の自分も、今まで努力してきた自分も、
悲しいこと、苦しいことを体験してきたことも、
今の自分を作り上げてくれた、素晴らしい糧で
あったこと

今、自分は、自分にしかない、
自分にしか感じることができない思考の中にいる

それは素晴らしい力で、その能力を自分のために
使えている自分をもっと、感じて、君を育ててくれた
この世界を感じて欲しいんだ

田淵「・・・・・・・あっ


・・・あ、あれ

僕、何で泣いて・・・・
」
少し取り乱してしまったけど、田淵くん、イイ顔になった


僕、何で泣いて・・・・

少し取り乱してしまったけど、田淵くん、イイ顔になった

HSPの人は、どうしても視野が中央に寄ってしまい、
自分を傷つけてしまう
・・・人はどんな人でも

この大空の下に生きている

そこには、自分と世界を隔てるものなど存在しない

田淵くんには、もう一度それを思い出して欲しい
田淵「す、すみません
こんなつもりじゃなかったのに
」
透明「それで良いんだよ
元々、君の思考を司る脳も、苦しんでいたんだ
」
田淵「えっ
」
透明「人によっては細かい拘りかもしれないけど、
HSPの人がこだわってしまうのは、
自分自身を楽にしてあげたいという
脳の司令からなのかもしれないんだ
君が自分を認識し、今までの経験から
学んだ全ての物を消化することが出来た時
きっと、君を苦しめていた感情や
感覚は薄くなってゆくと思うから
これに懲りずに、今のことを毎日
少しでいいから繰り返してみてね
」
田淵「分かりました
でも、何でしょう・・・。
最初は抵抗ありましたけど、先生の言葉を
聞いているうちにドンドン楽になってきたというか、
終わった後、凄くスッキリしました
でもこれ、先生がいない所でも出来ますかねぇ
」
透明「大丈夫

田淵「す、すみません


透明「それで良いんだよ

元々、君の思考を司る脳も、苦しんでいたんだ

田淵「えっ

透明「人によっては細かい拘りかもしれないけど、
HSPの人がこだわってしまうのは、
自分自身を楽にしてあげたいという
脳の司令からなのかもしれないんだ

君が自分を認識し、今までの経験から
学んだ全ての物を消化することが出来た時
きっと、君を苦しめていた感情や
感覚は薄くなってゆくと思うから
これに懲りずに、今のことを毎日
少しでいいから繰り返してみてね

田淵「分かりました

最初は抵抗ありましたけど、先生の言葉を
聞いているうちにドンドン楽になってきたというか、
終わった後、凄くスッキリしました

でもこれ、先生がいない所でも出来ますかねぇ


透明「大丈夫

まずは、自分を否定しないことから始めて
徐々に慣れてゆけるものだから安心して
さて、記憶に関しては、これで良いとして
まだ残された大きな問題を何とかしないとね
」
田淵「
」
続く・・・。
徐々に慣れてゆけるものだから安心して

さて、記憶に関しては、これで良いとして
まだ残された大きな問題を何とかしないとね

田淵「

続く・・・。







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