

温田「い、今でも、続いている
」


透明「はい
」

温田「でも、家も土地ももう無いし、その土地
とは関係なくなっていますけど
」


透明「う~ん、なんと説明すれば良いのか
迷うところなのですが
もともとその土地の
いわくや災いというのは、温田家という

いわくや災いというのは、温田家という
家名に憑いていたモノが、土地に憑依して
しまったものなんです

要するに、土地が無くなり関係がなくなったと
思っていても、連綿と連なっている連鎖は、
未だ断ち切られていないということになります

もちろん、土地から離れ、少しは影響を受けにくくは
なっていますが、今でもその災いは大なり小なり
憑いて回っているのが事実です・・・。」
温田「そ、そんな
じゃ、じゃあ、どうすれば
」


透明「一番簡単な方法としては、温田さんが家名を捨て
旦那様方の家名を継ぐ形に戻されれば、この問題は
無くなると思います
旦那様方の家名を継ぐ形に戻されれば、この問題は
無くなると思います

もともと、家名に憑く災いというのは、その家名を
断絶させ、子々孫々を根絶やすことを目的にかかる
恐ろしいものですからね
」
断絶させ、子々孫々を根絶やすことを目的にかかる
恐ろしいものですからね


温田「・・・・・・。」
透明「やはり、できませんか
」

温田「えっ
」

透明「少し、考えていたのですが、温田さんが旦那様と
結婚して名を変えた後、また温田の旧姓に戻して
生活をしていることが気になっていたんです
」

温田「・・・・・。」
透明「お子さんが取られる懸念があるんですね
」

温田「
ど、どうしてそれを
」



透明「まあ、それくらいは
」

温田「先生もお気づきのように、主人の実家・・・。
飯田家には、家督を継ぐ人間が主人しか
いなかったのです・・・。
私は、主人が亡くなった後、向こうの両親に
息子を養子にくれと言われました・・・。
もちろん、断りました 

でも、その後、色々とありまして・・・
」

透明「ええ、大体のことはわかっていますから
大丈夫ですよ

実際、それが出来ないとは思っていたのですが、
一応聞いただけなので、無理強いをしようと
いう訳ではないので安心してください
」

温田「す、すみません・・・
」

透明「そうなると、やることは1つです
」

温田「
」

透明「名を切ります
」

透明が切り出した決断
名を切る


一体、どういう方法なのか 

続く ・・・。







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