

ふぁ~っ・・・。ねむい

今日は午前の鑑定が少なく、午後からの鑑定は夕方からなので、
少しゆっくり出来る日


「さて、ご飯でも食べようかな


久しぶりにゆっくり出来そうなのでちょっとうれしい透明です


しかし、こんな日に限って嫌な予感が・・・

「ばた、ばた、ばた、ばた


透明「や、やばい、やつが、奴が来る


??「テンちゃ~ん


「ガチャ



透明「・・・。よ、よう


っと、大人な対応をしつつ、
ドアノブが傷つけた壁を寂しそうに見つめる私・・・

一馬「テンちゃん、今、ひま~っ

は~っ、たしかに暇ですよ、暇なんですけど、久しぶりなんですよ・・・


透明「うん、丁度お客さん見終わった所だよ


一馬「そっか~、テンちゃん大変だね


・・・ど、どこでそんな言葉・・・もう好きにして・・・


透明「そうだね



一馬「え~っ、いやだよ~。」 ・・・こ、こいつ

一馬「だって、テンちゃん大人じゃん


失礼、少し取り乱してしまいました。
一応紹介します


私立の幼稚園に通ってる

私の仕事場のすぐ隣の家に住んでいます

最初は、お母さんの鑑定について来ていたのが、
幼稚園に行き始めてからは、
なぜか私の時間が空いてる時に限って顔を出すようになり・・・

うれしいかぎりです・・・

まあ、かわいいからいいんですけどね~っ・・・

最初に来た頃は言葉もままならなかったので先生と言えず、
先生が「テンテエ」になり

面倒くさかったのか「テンタン」
そして「テンちゃん」になりました


しかし、このくらいの小さい子供の感の良さには恐れ入ります

そんなわけで、彼は、私の一番小さな友人です


今回は、彼の素朴な疑問から出た問題を考えて行こうと思います
