あけましておめでとうございます。
今年もくだらなくもためになるこのサイトにお付き合いくださいませ。
新年第1号は、2014年5月7日に詰められた5年もの古酒の壺の開封から。
宮古島産泡盛「菊乃露」5年古酒を3升詰めたこの壺。
2014年5月に開催されたカギマナフラコンペで優勝した、「クプナ」部門と「カネ」部門。
前年にも2部門で優勝して副賞がこの壺入り古酒。
それまで航空機の手荷物で輸送できたのが、セキュリティーの強化で大量のアルコール類は船便となったため持ち帰るのが大変面倒になったとのこと。
なぜか女性部門の副賞がこの泡盛。男性部門のカネの優勝者には副賞なし。
それで自他ともに認める飲んべえの爺が預かることになったのだけど、その後出場なし。
これでは酒に申し訳ないとこの正月、涙を呑んで古酒も飲むことを決意。
蓋を開けてみると液面が低い。
その深さ、およそ10.5センチメートル。
これは深いのか浅いのか。
調べもの大好きな爺は、菊乃露酒造広報へ尋ねました。
通常は、「3升を壺に収めると上端から5~6センチメートルが液面の高さ」と優しい声のお姉さん(おばあ?)が教えてくれました。
ということは
この3年と7ケ月の間に天使に5センチ分寄付したということ。
しかししかし、これが泡盛かといううまさ。
バニラフレーバー、40度とは思えない軽さ、深みと幅と高さのある旨さ。
独り占めしたいおいしさが体全体にいきわたりまっせ。
ココで決断しました。
天使に挙げた分を補充して封印し、来年の正月またお会いすることを。
それまでにいらっしゃったお客さんにはおふるまいします。
もちろん、優勝したメンバーは無条件でオーケーです。
最大1年で天使がどのくらい消費するのかを知ってみるのも楽しみでございます。
ということでまた長生きするモチベーションが上がってしまった2017年正月の爺でした。