しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

グソーの正月2012

2012-02-07 16:51:48 | 旅先

本日は旧暦1月16日。後生(グソー)の正月。ジュウルク二ツともいいます。

この日は、あの世の正月とされており、亡くなって神になったご先祖の正月。一族が墓前にそろって先祖を供養する日ですね。

住まいの近くの松原墓地。あいにくの小雨の中、何が何でもやりぬく姿勢には頭が下がります。ここのお墓は珍しく普通の墓石を地面に据えるタイプですね。

この日は、学校も職場も午後から休み。

先祖の墓をもたない移住民は、何もすることがなく、御留守番。去年までは好奇心いっぱいで墓参りに押しかけていたけど、一族の中で異質なものはやはり気まずいものです。

先週末に市内2会場で開かれていた、沖縄県立博物館・美術館の移動展。今年で4回目だそうで、海上は親子連れで結構なにぎわい。

一番目立つのでサウロロフスの全身骨格(首がはみ出て写っていない)を撮ってみましたが、展示物もさることながら、一番の興味は歴史。

でも今回も「宮古には何故ハブがいないか」「宮古にしか生息しない、近縁種が琉球や八重山にはいない動物が生息しているのはなぜか」という疑問は解決しないままでした。

宮古島水没説では、上の二つの疑問の両方に解を得られず、ハブは島の中で絶滅したと考えるのが主流となっているようですが、ではなぜ絶滅したのか?

アルカリ土壌説もありますが、これで説明できると明言する研究者もいない。すっきりしないところです。

スッキリしなくても良いですけどね。

 


ナマコをさばいてみた

2012-02-02 17:51:47 | グルメ

ある日突然、知人を介して知人から届いた生なまこ。

その知人も知人から届いたそうで、高知県産らしい。

ところで、ナマコの数え方を知っていましたか。「粒」だそうですよ。

届いたのは15センチものの青ナマコ3粒。さっそく塩を振って時間待ち。

宮古島に生息するナマコは写真にも撮りたくないような巨大なクロナマコやニセクロナマコが主流。

ダイビング中にはいやというほど遭遇します。

食べられるナマコもいるらしいけどとても堅く、手も口もでない。

   左がクロで右がニセ。30センチはある。

という事で、「こりゃ日本酒でしょう」とひとりごちて、いつもは口にしない日本酒を買いに走ったのですが.......

日本酒の種類が少ない!日本酒は戴きモノと決めているので売り場はいつもスル―してきたツケが回ってきた。

何のツケかはわからんけど。

あまり好きではないけど山田錦の純米吟醸を手にして、準備オッケー。ああ八海山があれば.......

ゴーヤの切り方の要領で頭としっぽを切り落とし、半分に開いてワタは絞って塩漬けに。

本体はスライスして三杯酢へ。これは一粒分。

家人マダムは食しないので、ひとりで3日間日本酒とともに楽しみましたとさ。

旨かった。